10月31日(火)第15回全国農業担い手サミットinあきた・仙北地域情報交換会がゆぽぽで開催され出席。タイトルは「ユタカな国へニッポンを耕そう!」である。全国から農業の担い手の方やJA関係者、自治体の方々が集い、能代市で行われている秋田県種苗交換会に合わせて、15回目となる全国大会が秋田で行われた。その後の交流会である。人間として生きていくための「食」を作っているのが農業である。それに携わる方々の尊い労苦と汗の上に成り立っていることは言うまでもありません。日本の農業生産者の平均年齢は、65歳を超えました。その農業を担う、担い手が一堂に会しての交流会で、熊本県や八丈島など全国各地の農業者との交流を深める事ができました。地元料理のきりたんぽや”漬物”を使用した料理にも心配りがなされ、大変に盛り上がりました。
10月30日(火)県南4市の第1回議員研修会が、大仙市の大曲エンパイヤホテルで開催され参加。福島県会津若松市議会目黒章三郎議長が講師として講演。タイトルは、「当たり前のことをしたら『改革』のトップランナーになっていた」サブタイトルに~市民の負託に応えうる合議つくり~。市民に信頼され市民に役立つ真の議会を目指してとのテーマで実際の議会運営を通じて関わった『議会改革』への思いを語ってくれた。約100名あまりの市議と議会事務局職員は、熱心に大変興味深く聞き入りました。特に議会とは、議員の仕事とはといった問いかけから、議員間討議、附帯決議へと持っていく手法?に関しては、信念と決意がなければなし得なかった「議会改革」への意気込みを感じさせられました。それぞれの市議会で取り組んでいる課題でもあり、大変有意義な研修会となりました。交流懇談会も盛り上がり、お互いの課題と取り組む姿勢も意見交換させていただき貴重な時間ありがとうございました。
10月26日(金)田沢湖クニマス会議の第1回勉強会が開かれ出席。吉田裕幸会長の挨拶のあと、1時間目の講師は、元仙北市建設部長の田口陽一氏。田沢疏水開墾の歴史や玉川の除毒と毒水流入の歴史を語ってくれた。その中で「昭和9年の東北大冷害によるコメの不作が原因で、人身売買が東北地方で行われた。毒水流入は、東北を救う為、農業と産業振興の観点から玉川温泉の水を希釈する目的があった。それにより田沢湖の水がpH6.7から下流域でpH4.0まで下がった。田沢疏水により戦後1万5千haの開墾がなされたのである」と語った。2時間目の講師は”田沢湖を育む会”の三浦久氏。スライドを見せながら”田沢湖の今”と題して、絶滅前のクニマス漁の貴重な写真や文献、西湖や本栖湖へクニマスの卵を送った”送り状”等を示し、いかに田沢湖が玉川毒水流入前には漁師にとって”豊饒の湖”であったかを裏付けた。そして、西湖での「クニマスの発見」、”天皇陛下のお言葉”「クニマスの稚魚の展示」へと進んでいった。田沢湖岸の崩壊(侵食)のスライドを見せながら、昔と今を対比させ、現状と早急な対策の必要性を訴えた。最後に質問や提案もあり、田沢湖の歴史から「自然保護」と「クニマスと田沢湖の再生」を考えさせられ、参加者の関心の高さと意義深い勉強会でした。
10月24日(水)第6回市立角館総合病院建設に関する特別委員会が開かれ出席。医療局からは、病床規模の設定についてと基本設計策定委員会の進捗状況の資料が提出され、いくらか具体的になってきた。委員からは、ベット数と経営指数に関する資料を示して欲しい。病院経営に関して黒字になるのか。医師確保の状況は。冬季間の駐車場の除雪について。十分な敷地面積は確保できているか。周辺道路の整備は考えているか。地下水を使用した融雪等の考慮も成し得ているか等々・・・いろいろな意見が出た。「今後のプロポーザル委員会の進捗状況も含めて、次回には、経営指数の資料や業者選定に伴う資料等も提示できると思う」との医療局長の発言であった。最後に、口頭で、プロポーザル委員の8名のメンバーを紹介した。
10月23日(火)第40回角館町樺細工伝統工芸展表彰式・第1回SAKURAクラフトコンペ授賞式があり出席。秋田県知事賞はじめ16作品が表彰が有り(表彰作品は28日まで樺細工伝承館に展示されている)今回、40周年を記念して、第1回の樺細工のデザインコンペを行った。審査員講評の中で、鈴木實審査員は秋田県知事賞の作品を評して「流形のあるデザインで、模倣の中に新しいデザインを開発しているいい作品である」そして来年のテーマは「草木」とすると述べた。又、主催者である樺細工育成協会の田口宗平会長は、世界ブランドのポールスミスとクリスチャンディオールからオファーが来ていることを紹介。「角館の樺細工が世界へ進出するチャンスである」更に今回、残念ながら優秀コンペは出なかったが、これが第1回であるので今後の樺細工の新たなデザインを切り開く最初という事で奨励賞を贈らせていただいた。と挨拶。江戸時代から続く角館町の伝統工芸である樺細工の工芸展も40周年の節目を迎えた。先人の素晴らしい技術作品に触れるに付け、いかに伝統と技を磨いたかに感心させられた。特に、表面だけでなく、内側部分まできめ細かい手を抜かない技術は素晴らしいものでした。
10月18日(木)「火山を知り、火山と共に生きる」をテーマに2012 火山砂防フォーラムが仙北市民会館で行われた。開会式のあと、生保内小学校5年生秋田駒ケ岳研究チームによる研究発表「ふるさとの山 私たちの秋田駒ケ岳」の発表が行われた。前回の秋田駒ケ岳の噴火から42年を経過し、当時の噴火の記憶のアンケート調査を行った結果や噴火学習の成果を元気に発表してくれた。その後、「これからの秋田駒ケ岳の火山噴火対策」と題してパネルデイスカッションが行われた。雲仙・普賢岳が噴火した時に被災し、犠牲者を出した、長崎県島原市の杉光副市長は、火砕流の恐ろしさを住民に十分伝えることの難しさと必要性を強調した。門脇市長は「噴火災害が起きるとの危機意識を高めて噴火対策に備えなければならない」と述べた。全国101の自治体で作る火山砂防フォーラム委員会の主催でおこなわれた。