4月25日(月)美術館コンサートを鑑賞
東日本大震災チャリテイー美術館コンサートが角館の平福記念美術館で開かれた。
角館高校出身のテノール歌手本田武久さんと秋田市出身の聖徳大学音楽学部准教授鳥井俊之さんのピアノによる”テノールとピアノのジョイントコンサート”をたっぷりと2時間、満員の会場で妻と共に至福の時間をすごすことが出来た。
1954年(昭和29年)神代村の小松小学校に納められたピアノが多くの人の尽力と樺細工で生まれ変わった「奇跡のピアノ」の音色もすばらしく、特にベートーベンのピアノソナタ「月光」には会場がシーンと静まりピアノの旋律に聞きほれていました。
テノールの本田さんも、大変な難病を抱え、今年の1月に右足切断しているにもかかわらず、すばらしい歌声を披露してくださり感激です。本田さんの昨年歌っている姿を院展入選者である細川良治さんの描いた油絵「若葉」がピアノの横にあり、細川良治展も開催中でありました。最高のシチュエーションで絵画も鑑賞でき、2度の感動を味わわせていただきました。
プログラムに「奇跡のピアノ」がいつまでも愛され、皆様の心に奇跡の種を蒔いてくれますように。とあり、すばらしいコンサートの心が伝わってきたひと時に感謝です。