リニューアルオープンする札幌市青少年科学館について議会質問
この度の予算特別委員会での最後の質疑は、この4月1日に待望のリニューアルオープンを迎える札幌市青少年科学館と企業・大学等との連携について取り上げました。施設の長寿命化を図る改修工事と展示物の大規模なリニューアルを終え、先月は文教委員会として現地を視察。オープン前の準備状況や最先端の体験型展示施設等の概要について説明を受けてきたことも踏まえ、文教地区とも言われるこの地区に所在する青少年科学館のこれからの取り組みについて提言を含めて質問をさせていただきました。
これまで、青少年科学館が所在する新さっぽろ周辺地区のまちづくりについては、「老朽化した市営住宅を高層化させることで余剰地を生み出し、この地区にはぜひ教育機関の誘致を」と、会派として地元の丸山ひでき議員を先頭に議会で繰り返し主張し、後押しをしてまいりました。
2021年には私立大学と看護の専門学校が整備、開校され、新札幌周辺地区の新たな魅力が生まれました。昨年末には、ホテルやマンション、商業施設や医療機関が集積され〝マールク新札幌〟としてグランドオープン、そしてこの度いよいよ待望の青少年科学館のリニューアルオープンと続くことになります。
新さっぽろ周辺地区の再開発により集積した大学や専門学校、企業や医療施設をはじめ、最先端の技術や研究を推進する近隣のテクノパーク等との連携を強化することで、互いの相乗効果が生まれ、科学館の魅力アップとより一層のまちの賑わいと活性化が図られるのではないか、と主張させていただきました。
教育委員会からは、「今回のリニューアルでは企業連携エリアを新たに設けた。企業連携については、新たな企業との連携も視野に入れながら、企業が持つ最新の科学技術を発信できるよう努めてまいりたい。」旨の力強い答弁がありました。
さらには、青少年科学館の大規模なリニューアルに合わせて、最新の科学技術や研究成果の展示、講演会や体験教室などで、学生の参画を絡めていくことで、青少年科学館はより知の拠点にふさわしい新たな価値を獲得できるだけでなく、参画する学生自身にとっても自分の将来に大きな示唆を与えられる機会を得られる、との考えを主張させていただきました。
教育委員会からは、「現時点では、学生に科学館の展示案内ボランティアとして参画してもらうことを具体的に進めている。今後も多様な主体との積極的な連携を通じた、科学館ならではの様々な取組を進めてまいりたい。」との考えを示していただきました。
最後に、青少年科学館は札幌市内をはじめ全道各地から見学旅行の小学生をはじめ、多くの方が視察に訪れる場所であることから、大学や専門学校、テクノパークを含めた周辺企業との連携を強固にしてさらに魅力ある施設として磨きあげていくとともに、今後は学割の導入をと、要望させていただきました。
明日開かれる札幌市青少年科学館オープニングセレモニーの出席が文教委員長として最後のお務めになります。写真は先月、文教委員会として現地視察した時のものです。素晴らしい施設です。
4月1日からオープンする青少年科学館。ぜひ沢山の方々にご来場いただきたい施設です。
詳しくはこちらから→
https://www.ssc.slp.or.jp/
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