菜種を有機農業に活用。
稲津久衆院議員は昨日、北海道滝川市を訪れ、全国最大級の生産量を誇る菜種の有機農業への活用について関係者と意見を交換した。地元市議が同行した。
国はこのほど、環境に配慮した持続可能な農林水産業をめざす「みどりの食料システム戦略」を策定。2050年までに化学農薬の使用量半減、有機農業の面積を全耕地の25%(100万ヘクタール)に拡大などをめざす。
菜種油の搾りかすを有機肥料として活用する取り組みについて「たきかわナタネ生産組合」の江崎正典組合長は「採算面では、今後の生産増とコスト削減が課題」と指摘。「たきかわ農業協同組合」の山岸穣代表理事組合長は「“菜の花のまち・滝川”のイメージ向上につなげたい」と話した。
稲津氏は、「現在は世界的に有機農業への転換期。生産地への支援を検討したい」と語った。(公明新聞5/30より)