第2部決算特別委員会の経済観光局関係の質疑から
本日、第2部決算特別委員会の経済観光局関係の質疑がありました。(今日も少し、長くなります。)
「UIJターン就職移住支援事業について」は札幌市と就職促進協定を締結した大学が25校になりました。私からは建設業界が道外での企業説明会を積極的に行っていることに触れるとともに、ICTや新技術の導入を図り多様な人材確保に努めていることを取り上げました。今後、札幌UIターン就職センターがこれまで以上に建設人材の確保と転入者の増加につなげて頂くよう求めました。
「シニアワーキングさっぽろについて」は説明会への来場者が今年2千人を超え130の出店企業が参加しました。昨今、スポット就労や高齢の女性が年金支給年齢の延長や物価高の将来不安から働き続けなくてはならないとの声も届いていることから職住近接のニーズに適った就労支援を要望しました。
「スマイルリンクさっぽろ」は来年の雪まつりからテレビ塔をバックに大通西3丁目での開催が決定。要望として毎年11月末から始まるホワイトイルミネーションと連携し、ロングランでの開催を求めました。
「札幌市中央卸売市場の活性化につながる取り組みについて」は青果卸売業者に対し「産地連携集荷補助事業」を実施。産地からのトラック運送に補助を行うことで青果物の安定集荷につながる取り組みがスタート。一過性の事業ではなく、継続的な市場の活性化に繋げて頂くよう要望しました。
10月17日、第2部決算特別委員会保健福祉局関係の質疑から
10月17日、 第2部決算特別委員会保健福祉局関係の質疑がありました。
(今回は少し長くなりますが、私が行った質疑の概要です。)
「敬老パスと(仮称)健康アプリについて」は、 敬老パスの存続を判断した理由として、秋元市長は「 超高齢社会を迎え、人口構造が変化するなか、ウェルネス( 身体的・精神的により良く健康的に生きようとする生活習慣)や、 とりわけ高齢者の健康寿命の延伸は先送りできない課題。一方、 昨年提示した素案には市民から様々な意見があったことを踏まえ、 若い世代にも、そして、 選択制を取り入れたうえで高齢者にも協力を求め、当面、 敬老パスについては存続し、 健康寿命の延伸に向けしっかり取り組む」と述べました。
市は今後、実施案のパブリックコメントを行い整理するとともに、 (仮称)健康アプリについては高齢者にやさしい仕組みを目指し、 アプリを長く使ってもらうための様々な工夫をしていくことが示さ れました。
「高齢者施設の冷房設備設置に係る支援について」は、 まずは指定管理施設の供用部への冷房設備設置に向け準備を進めて いることが示されました。そして、 この考え方は民間施設に対しても同様で、 支援の範囲や方法も含め、検討を開始します。また、 居室の冷房設備整備については、国の対応状況を踏まえながら、 民間の居室についての検討を進めると答弁がありました。
「動物愛護管理センターの取組みについて」 はオープンから約1年が経過。この間4, 000人以上の来場者があり各種セミナーも充実。 その一方で市内で多頭飼育崩壊の問題も顕在化していることから、 とくに福祉部門との連携を強化し、 早期対応につなげていくとの答弁がありました。
「小林製薬の紅麹サプリメントをめぐる問題について」は10/ 16現在、市内での健康被害は74件、 お亡くなりになられた方が2名おられます。 国は再発防止策や機能性表示食品の信頼性を高める対応方針を示し 、 市は食品衛生監視指導計画にサプリメントなどの製造施設を重点監 視施設に加え、 衛生管理について継続的に監視指導を行うとともに、 時代とともに変化する食の多様性にあっても安全・ 安心の確保に取り組んでいきます。