令和３年７月２日、福田浩太郎議員、前川隆史議員、熊谷誠一議員とともに札幌市中央卸売市場へ、市場内の小売団体である道央水産物商業協同組合の多田健三理事長、札幌青果物商業協同組合の岸田茂宏理事長と懇談いたしました。
　水産・青果の小売団体は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止重点措置などに伴い、外出自粛や飲食店の時短営業などの影響を受け、水産・青果の小売業者への商売への打撃が深刻化しているとの話を伺っていたことから、具体的に「市内青果・水産小売団体による新型コロナウイルス対策に関する要望書」として取りまとめ、佐藤衆議院議員に繋げるとともに、札幌市としての対策を要望してきました。今回は一定の方向性も見えて来ましたので、その報告もかね市場に伺いました。
　国に対しては、地方創生臨時交付金の増額や、固定資産税・都市計画税の特例措置の延長、市に対しては市場の小売団体を１つの単位とした具体的な支援策の検討を業界と一丸となって進めて頂くよう求めているところです。
　さらに、多くの事業者の納品さきとなっている飲食店に対する第三者認証制度とインセンティブの仕組み作りを札幌市が主導的な立場を担って進めていただくよう市に求めていることなども報告させていただきました。