令和3年6月10日午前、札幌市議会公明党議員会として8回目となる緊急要望を秋元市長に提出しました。
今回の緊急要望は新型コロナウイルスワクチンに関する要望であり、秋元市長からはいずれも重要な事柄であり7月末までの高齢者接種、さらに今後の64歳以下の一般接種に向け全力をあげていく。そのためにも集団接種を増やすとともに移動困難な方への巡回型接種を検討していくと述べました。
今回の緊急要望した内容はつぎのとおりです。
1.ワクチン接種を迅速に進めるために、札幌コンベンションセンターに加えてえて新たな大規模集団接種会場(つどーむの活用等)を設置し、円滑な高齢者接種の推進と一般接種に向けた体制の強化にあたること。
また、すすきの地区内に若者や飲食店職員を対象にした会場の設置を検討すること。
2. 企業・学校等における「職域接種」体制を積極的に支援すること。
3. ワクチン接種体制の強化を図るため、夜間や土日休日に対応できる体制を構築すること。
4.接種会場までの交通手段については送迎バス等を用意するなどアクセス向上と丁寧な周知に努めること。また、タクシークーポンの発行も検討すること。
5. 学級閉鎖等の増加を踏まえ、学校や幼稚園・保育園に勤務する職員、福祉施設の職員(利用者も含む)等、エッセンシャルワーカーへの優先接種を早期に行うこと。また、就学や就労などの諸事情で渡航する方への優先接種を柔軟に対応すること。
6. ワクチン接種と感染者の治療の遅れ等を防ぐため、予約受付コールセンターや入院待機センター職員など、ワクチン接種事業、患者対応にあたる人への優先接種を行うこと。
7. 集団接種会場の予約体制の強化を図るため、既存の体制に加えLINE等のSNSを活用 すること。また、予約キャンセルが発生した場合のスムーズな対応体制を整えること。
8. 高齢や障がい等により、接種会場への移動が困難な方には、医師等が自宅や施設、各区、地域にある公共施設等を訪問する移動型の接種体制を構築し早期に実施すること。
9. 医師や看護師等の確保対策を強化するとともに、薬剤師や歯科医師等の医療人材の協力等を得られるよう努めること。
10. ワクチン接種への不安や懸念に対し、理解と安心に繋がる情報の発信や相談体制の充実をはかること。加えて、基礎疾患のある市民への接種については情報が不足していることから、速やかに情報提供すること。
11. 円滑な接種には、市民の理解と協力が欠かせないことから、必要な情報の周知をTV・CM、ラジオや折込みチラシ等を活用し確実に行うこと。