移動作業
副議長室にて荷物の移動作業。途中、他会派の議員さんと議員定数、報酬、コロナ感染途中対策について意見交換。午後から市民相談対応。
TBS時代劇『水戸黄門』。最近の調査では、黄門役の一番人気は初代・東野英治郎だそうだ。3年がかりで「かっ、かっ、かっ」の笑いを完成させ、14年間大役を務めた。道端で土下座されたこともあるという◆人生楽ありゃ~、苦もあるさ~の歌が、昭和の茶の間をどれほど元気づけてくれたことか。印籠の登場は、だいたい20時45分。わかってはいても、悪代官や悪徳商人がひれ伏す瞬間が、気持ち良かったのはなぜだろう◆脳科学者・中野信子さんによると、他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質のドーパミンが放出されるという。そこから抜け出せないと「正義中毒」に陥る。黄門様が毎週、わが快楽中枢を適度に刺激してくれていたのだ◆コロナ禍で、心がささくれているのではないか。タレントや有名人、時に政治家が、目に余る攻撃にさらされている。匿名を隠れ蓑にしたSNSは、特に質が悪い。中野さんは新著『生贄探し』(講談社+α新書)で、「『正義中毒』のパンデミック」と表現した◆悪人は、退治すべきだ。だが、彼らを生んだ社会の病巣に迫ることこそ、政治の役目だろう。黄門様の旅の目的も、きっとそこにある。印籠代わりに週刊誌や新聞記事を国会で振りかざし、気持ち良くなっている場合ではない。