國定市長に予算要望書を提出しました!
28日午後、市長室で平成24年度予算要望書を公明党三条市議員団(野崎・笹川市議)で國定三条市長に提出しました。今回は、9分野51項目の重点要望としてまとめました。
國定市長に提出の予算要望書の内容です。
平成23年11月28日
三条市長
國定 勇人 様
公明党三条市議員団
野崎正志
笹川信子
平成24年度予算要望書
私ども公明党三条市議員団では、毎年、次年度の予算編成にあたり、日々の市民相談等を踏まえ、予算要望書を取りまとめて、提出して参りました。
本年は、3月11日に発災した東日本大震災や長引く景気低迷などが、日本の経済に高い失業率や円高など様々な影響を及ぼし、今後の見通しについても予断を許さない状況にあります。
また、7月29日には、新潟・福島豪雨災害が起こりました。下田地域の農業基盤の復興は急務であります。平成16年7・13豪雨水害から再度の三条地域、特に嵐南地域での浸水は根本的な内水対策はそれなくして、安心安全なまちづくりは語れません。
今年度におきましても、以下の通り、平成24年度の予算編成にあたり、予算要望書を提出します。財政事情の大変厳しい中ですが、市民の暮らしを守り、福祉充実を図り、三条市の更なる発展につなげるため、宜しくご検討の程、お願い致します。
重点要望
「防災対策の推進」
・高齢者・障がい者などの災害要支援への対策強化。
・災害に強いまちづくりの推進。
・災害時の避難拠点の体制充実(防災倉庫設置等)。
・防災計画を女性の視点での作成や防災会議への女性団体の代表参加推進。
・放射能について、市民の安全と安心を確保するために努力すること。
「健康対策の推進」
・がん対策の充実(がん検診率の向上。がん登録の実施。相談体制の充実)
・胃がん撲滅・予防強化のため、ピロリ菌抗体検査の推進。
・うつ病対策としての早期発見・治療のためのこころの体温計の導入。
・救急医療における周辺病院との地域連携強化。
・子宮頸がんワクチン接種の助成継続。
・高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種の助成。
・生活習慣病予防対策の強化。
「子どもの幸せのための教育を推進」
・通学路の安全確保のための対策(歩道整備、防犯灯)の推進。
・小中学校でのキャリア教育の充実。
・学校図書の蔵書充実、専任司書の配置。
・平和教育の推進。
・スクールニューディール構想の推進。(校庭の芝生化等)
・障害のある子どものためのデジタル教科書の普及推進。
・食農教育を始めとする自然体験活動の推進。
・中学生全員へのAED講習の実施。(防災リーダーの育成)
・特別支援教育の充実。
「減災対策の拡充」
・ゲリラ豪雨などによる洪水予測の強化、情報伝達の迅速化。
・本市のBCP(事業継続計画)の早期策定の推進。
・災害時協定の拡大。(ホームページの代理掲載等)
・安否確認システムの整備。
・自助、共助、公助の災害時のネットワークの構築。
・総合的な熱中症対策の推進。(ミストシャワーの導入)
「安心して生活できる環境の推進」
・ユニバーサルデザインのまちづくりを推進。
・公共施設に思いやり駐車スペースを設置。(屋根等の設置)
・子どもの事故防止対策、交通安全教育の推進。
・公共施設・小中学校のバリアフリー化とトイレの洋式化を推進。
・トイレマップの作成。HPへの掲載。
・自主防災組織の新規結成・活性化の推進。
・空き家対策の推進。
・大雪の際において地域格差のない除雪体制を整え、除排雪のレベルアップを図ること。
「高齢者支援の推進」
・単身高齢者や高齢者家庭の地域見守りネットワークの拡充。
・認知症高齢者対策の推進。
・健康増進、介護予防の施策の推進。
・24時間365日の介護サービスの充実。
・高齢化が著しい地域における連携の仕組み構築の推進。
・透析患者の通院費の助成。
「チャイルドファースト社会の構築を推進」
・小児医療費の助成拡充並びに小児救急医療電話相談の早期開設。
・発達障害などの早期発見、早期対応のため5歳児健診を実施。
・青少年健全育成の推進。
「歴史と文化の輝くまちづくりの推進」
・ 漢学の里を中心とした漢字文化の発信。
・ 市民に開かれた文化活動の機会の提供推進。
・ 故郷に光をあてるまちづくりの推進。(歴史探索や昔ばなしの紹介等)
「輝く地場産業の推進」
・中小・零細企業への研究技術開発の支援拡充。
・若者の就業を支援するとともに、高齢者・障がい者雇用を推進。
・観光による地域活性化の推進
・担い手支援を含め、持続可能な農業を目指した支援策の推進。