文教厚生常任委員会県外視察(兵庫県明石市)
兵庫県明石市
〇「子ども子育て支援事業~こどもを核としたまちづくり~」について
5月18日は明石市を訪問しました。
明石市は、近畿地方の中部、兵庫県南部の明石海峡に面する都市で、中核市に指定されています。日本標準時の子午線(東経135度)が通るまち、明石鯛、明石焼きで有名です。世界最大級の明石海峡大橋も有名ですが、橋がかかっているのは神戸市垂水区です。
明石市は9年連続人口増、中核市人口増加率No.1、全国戻りたい街ランキング2021では全国No.1にもなり、全国的にも知名度の高い自治体です。
人口増の要因ともなっているのが、「こどもを核としたまちづくり」明石市独自の5つの無料化です。①医療費は高校生(18歳)まで無料、②給食費は中学生まで無料、③保育料、第2子以降は無料、④遊び場は親子とも無料、⑤おむつ満1歳まで無料を行っています。
こういった無料化により市民満足度が大きく上昇し、91.2%の市民が住みやすいと回答しています。また、25歳から39歳、0歳から9歳の子育て層が大幅に増加し、2016年にリニューアルオープンした図書館、子育て施設の効果もあり、明石駅南側の人通りが急増、にぎわいに結びついています。
また転入者が増えたことにより、主要税収入が8年で32億増、基金残高が10年で42億円増、実質公債費率(自由に使えるお金のうち借金返済に使うお金)が3.4%と兵庫県内トップクラスとなりました。
こうした好循環の拡大がさらなる施策の充実につながっています。
さらに書き切れないほどの支援策を行っていますが、なぜここまでの財源の捻出が可能になったかと疑問に思いましたが、ハード面、土木費を主に削減し、その他を合わせて10年間で10億円の削減を行ったそうです。また平成30年に中核市に指定されたことにより、事業税が入り、人口が約1万人増えたことで10億円増加しました。明石市だからできた施策ともいえます。
本市は栃木県内15歳未満人口比率がトップでありますが、コロナの影響が出生率低下に拍車をかけているように思えます。花塚市長においては明石市のように思い切った子育て関連予算増、人員増など思い切った政策を期待したいです。
