高崎をはじめ全国各地が雪に見舞われた18日から20日にかけて、都市集客施設建設調査特別員会で視察に行ってきました。訪問先は、福岡アクロス・熊本市役所・兵庫県立芸術文化センターの3ヵ所です。
初日の月曜朝から雪が降り、鉄道ダイヤも多少乱れましたが何とか時間までに羽田空港には到着。ただ飛行機の離陸が遅れ、福岡空港には1時間半ぐらい遅れての到着となりました。
初日は飛行機の移動ですが、2日目と3日目は新幹線の移動でしたので、熊本~高崎間の新幹線乗車を結果的に制覇しました。
【アクロス福岡】
施設は福岡県と民間企業が連携して建てた「官民複合施設」。
地下4階、地上14階の建物で、ホールや会議室などの公共部分が約4割、オフィスや商業施設の民間部分が約6割という状況です。建設から20年が経過していますが、とても20年経過したとは思えないほど良く手入れがされていると感じました。
公共部分は、定員1,867人のシューボックス型の本格的音楽ホールである福岡シンフォニーホールの他、国際会議場、多目的イベントホール、各種会議室等を備えています。各施設は、いずれも70%~80%と高い稼働率を誇っていますが、最近は福岡市内に中小規模の施設や会議室が増えてきたので、競争が激しくなってきたと説明がありました。
お邪魔した時は丁度、ホール内の照明点検を行っておりました(写真)。
また大規模な学会やコンサートの誘致については、営業担当は特においておらず、年に一回東京で開催されている国際ミーティングエキスポに出展しPR、誘致をしているとの事でした。
【熊本市】
熊本市では、同市が現在進めている「熊本市コンベンションシティ基本構想」について説明をうけました。
これは民間が行う再開発施設の一部を熊本市が購入し、その中にメインホール(固定2,300+仮設700席)、国際会議室や大小会議室、イベント展示ホールを整備するもので、平成30年度の完成を予定しています。
平成30年度といえば、高崎市が今年着工する予定の文化芸術ホールの完成と奇しくも同じ年です。
再開発の事業規模は約700億、そのうち市はホール等の整備で約320億、再開発会社への補助金が約60億、合計約380億円の費用が発生するという事で市長選の大きな争点の一つになったそうです。結果は推進派の勝利でしたが、その影響もあり選挙後に見直しをしたとの説明でした。
【兵庫県立芸術文化センター】
西宮市にあるこのホールは建設から10年。4面舞台を持つ客席2,000席の大ホール、800席の中ホール、417席の小ホールを有し、稼働率は平均95%という大変素晴らしいホールです。
ここは平成22年4月に会派で一度訪問しております。今回は2度目でしたが、施設の説明後に、兵庫県内の中学一年生を対象に大ホールで行っている「わくわくオーケストラ教室」という催しを実際に聴くことができ大変良かったです。ただその為に、写真撮影NGでしたので、参考までに6年前に訪問した時、撮影した大ホールの画像をアップしておきます。
今まで幾つかのホールを視察してきましたが、中を見学するときは大抵何も行われていない時なので、残響音が2秒あるので素晴らしい、と説明を受けても、なかなか実感がわきませんでした。今回は実際にオーケストラの生音を聴く事ができ、その素晴らしさを実感し感動した次第です。
また、ここではチケット販売は、「電話」か「HP」で予約という方式をとっており、実際のチケット入手は全国のセブンイレブンのレジで予約番号を伝えれば発券できるようになっています。従って全国どこからでも催し物のチケットが入手できます。なので原則、外部のチケット販売業者には頼らないスタイルだそうです。なお電話予約が6割、HPからの予約が4割程度という説明でした。



