26日(日)27日(月)と会派5名で、高松と徳島に視察に行ってきました。以下、概要を報告します。
1)高松丸亀町商店街振興組合
高松市は人口約42万人、香川県の県都であり、四国の玄関口として発展してきた都市です。しかしながら瀬戸大橋開通後、郊外に大型店の立地が進み、加えて人口減・高齢化が進む中、既存の商店街は非常に厳しい流通戦争にさらされるようになった、とのことです。
通行量・売上げともに厳しい状況になるなか、中心市街地に8つある商店街のなかでも中心をなす「丸亀町商店街」は、その再生をかけ平成10年度に第3セクターの「まちづくり会社」を立ち上げ再開発事業を進めてきました。
最大の特徴は、定期借地契約によって「所有権」と「使用権」を分離しゾーニングを行ったことだそうです。
しかし個人的には、『時間消費型のまち』に作り変えるため、広場(1点目の写真参照)・休憩用のベンチ・駐輪場や駐車場・公衆トイレを整備したという点、また再開発ビルは3階までが商業施設、4階は集会所、5階より上層階は分譲マンションとし、居住人口増=人通り増加に結びつけたという点に感銘しました。
本市も中心市街地の活性化が議論されて久しいですが、丸亀町商店街振興組合の専務理事が、「行政は、駐車場の整備とかイニシャル部分での関わりは歓迎するが、家賃補助などのランニング部分での関わりは、いかがなものか?あまり関わらないほうが良いと思う。財政的にも無理があるでしょ!」と話されていたのが印象的でした。
2)徳島市立高等学校
徳島市は人口23万人、阿波踊りで全国的に有名な街です。
老朽化した市立高校の校舎改築に、民間資金を活用したPFI方式(施設の維持管理まで含んでいるのが最大の特徴)を採用して昨年整備したので、運営等について視察して来ました。
契約の相手方は、四国電力の関連会社を中心とする(株)徳島市高PFIサービスで、平成36年3月までの14年3ヶ月間を徳島市との契約期間としていて、施設の維持管理に加え、校内情報システム・食堂の運営までを業務としています。
総事業費は、約59億円(14年3ヶ月の維持費込)ですが、PFI方式により6億7千万程節減できたとの説明でした。
この高校は年間1000万円の予算で、『市高生「夢」実現応援事業』という文武両面からの支援を行っており、そういう意味からも大変恵まれていると感じた次第です。事業の概要は下記の通りです。
・難関大学に進学したOBが夏休みにセミナーや相談会を開催
・予備校講師による入試対策講座
・予備校に教員を派遣(←高経大付属校も今年夏から実施)
・PTA主催で、サタデースクールを年12回開催
・部活動では、サッカーなどで専任トレーナーの招へい
・スポーツ栄養指導の実施
・強豪校への指導者派遣研修
・高大連携による芸術の技術指導 等々です。





