悪者探しではなく、行動することを・・・
昨日の市議会での質問で、「いじめ問題」について教育長と議論をさせていただいた。この内容をテレビ放映などでご覧になった方がおられるとすれば、中には教育委員会や学校に対して批判をしていると思った方もおられるかもしれないが、質問の真意は批判ではなく・・・
子供たち、とりわけ、いじめに悩み苦しんでいる子供たちに、「あなたたちを忘れてはいないよ、真剣に救おうと考えているよ」という、メッセージを送ること、教育長にその決意を表明してもらいたかったのである。
確かに、今の教育行政については論議すべき根本的な問題もあるには違いないだろう。しかし、例え臨床的、対処療法的と言われようが、今、いじめにあっている子供は、今、救ってやらなければならないのだ!
だからこそ、正確な実態把握は必要であるし、教育現場ですぐに出来ることは取り組むべきだと主張させていただいた。もちろん、それをやった上で(あるいは、同時進行で)、根本的・抜本的な取り組みも必要かもしれない。先生も忙しい。学校も大変。親も・・・・。でも、それでも、待ったなしの子供がそこにいるとしたら・・・・。
今回、自分以外にもたくさんの議員がこの問題について、質問を行った。確かに、教育委員会や、学校に対して厳しい意見もあったが、皆、その底辺にあったのは「子供のために」という、思いではなかったか。
もしそれを、「同じような内容で、うんざりした」などと、言う人がいるとすれば(まさか、いないと思うが・・・)、それこそまさに、“今、そこにあるいじめ”を「見てみぬふり」するのと、同じことになるのではないだろうか。