党女性局長 竹谷とし子参院議員
9月から、全ての東京都立学校(都立高校、特別支援学校等)の女子トイレに、生理用品が配備されることになりました。小さなことのように見えるかもしれませんが、都議会公明党がこれまでの常識を覆したと感じています。
3月4日、若い女性の任意団体「#みんなの生理」のインターネット調査の結果が報道されました。コロナ禍で生理用品を買うのに苦労したと答えた女性が5人に1人、他のもので代用した、交換の回数を減らしたなど、衝撃的な結果でした。
同日の参院予算委員会で、公明党の佐々木さやか議員が生理の貧困問題を取り上げました。さらに同9日、都議会予算特別委員会でまつば多美子都議(都議選予定候補=杉並区)が取り上げ、都知事から「関係する部局で何ができるか検討する」との答弁を引き出しました。また、若い女性の「学校のトイレに生理用品を置いてほしい」との声から、都議会公明党は同12日、都教育長に都立高校の女子トイレに生理用品を置くなど無償提供を検討するよう要望。教育長は「工夫して何らかの対応を検討したい」と回答しました。
これらの経緯を踏まえ、6月議会で高倉良生都議(同=中野区)は都の検討状況と今後の取り組みについて質問し、都教育長から「都立学校においても、児童生徒がいつでも入手できる環境を整える必要があります。そのため、5月から都立学校7校の女性用トイレに先行して生理用品を配備し、配置場所や補給方法など管理上の課題の整理等を進めております。今後は、児童生徒が安心して学校生活を過ごせるよう、9月から全校で実施してまいります」との画期的な答弁を引き出しました。
先日、先行実施中の都立高校を視察。校長先生からモデル実施に当たって教職員から異論もなく担当教員の配慮でスムーズに実施できていること。生徒から「学校にあるのはありがたい」「学校に置かれるようになってうれしかった」などの声があったとの報告がありました。
公明党の推進により豊島区をはじめ、いくつかの自治体でも公立中学や小学校の女子トイレへの生理用品の配備が進んでいます。この取り組みを拡大するため、全国の議員の協力をいただきながら進めてまいります。
#公明新聞電子版
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予約はコールセンターかインターネットで。
▼予約について
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▼金岡公園体育館への臨時バスについて
https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/corona/wakuchin/oshirase/rinjibasu.html