

県土都市整備委員会にて、愛知県名古屋市に整備された「IGアリーナ(愛知国際アリーナ)」を訪問し、施設概要や整備手法について視察しました。
IGアリーナは、老朽化した旧愛知県体育館の建替えとして整備された施設です。旧施設は、設備の老朽化に加え、スポーツ国際大会の開催に必要な規模や機能が国際基準を満たさなくなっていたことから、2026年に開催されるアジア競技大会での活用も見据え、新たな体育館整備が進められました。
施設の中心となるメインアリーナは、高さ31メートルと世界トップレベルの空間を有し、約4,600平方メートルの広さと最大17,000人の収容能力を備えています。スポーツ大会はもちろん、コンサートや各種イベントなど多目的な利用が可能な施設となっています。
また、IGアリーナの大きな特徴は、日本で初めて「BT+コンセッション方式」を採用した点です。設計・建設については、民間事業者が提案・整備を行い、完成後に県へ所有権を移転するBT方式を採用。さらに、維持管理・運営については、県が30年間の公共施設等運営権を事業者に設定するコンセッション方式を導入しています。
設計・建設期間は2021年6月から2025年3月(3年10カ月)までで費用は約464億円。事業者には30年間の運営権が設定されており、県と民間がそれぞれの役割を担いながら、質の高いサービスの提供、収益性の確保、県負担の軽減を図る仕組みとなっています。
利用料金についても、一般利用と興行利用を区分し、これまで旧愛知県体育館を利用していた県民が引き続き利用できるよう、サブアリーナの利用条件や料金設定に配慮がなされていました。
今回の視察では、大規模スポーツ施設の整備・運営において、民間活力を最大限に活用しながら公共性と収益性を両立させる取組について学ぶことができました。今後の埼玉県における公共施設整備やまちづくりを考える上でも、大変参考となる視察となりました。












2月21日、新井真一郎氏の「農林水産大臣賞受賞記念祝賀会」に出席いたしました。
