最近多くの方から「市立図書館相武台分館」は廃止になってしまうの?
とのお問い合わせを頂いています。
今回、相模原市では「行財政構造改革プラン」を策定することになり、これから迎える少子超高齢社会、公共建築物の老朽化、社会のニーズの変化などを考慮して提案されてきています。
市内の、大規模事業の見直し、多くの施設の統合や民営化、廃止などの検討をしたいというものです。(まだ決定ではありません)
全市にわたる多数の事案があり、党としても、一つ一つ丁寧な対応を要望しています。
市立図書館相武台分館につきましては、添付の書類のように市から提案されましたので、ご覧ください。
老朽化等の理由での廃止提案と共に、代替案も出されています。
先日も、分館に伺い、館長さんにも状況をお聞きしました。また、多くの地域の方のご意見も伺っています。
その上で、「大崎さんはどう考えているの」とのおたずねに対し、私としては、次の様にお答えしています。
1.建物の耐用年数近くまでは、現状のまま維持してもらいたい。
2.それ以降については、建て替え(億円単位の費用と数年の休館期間を要すことも)になるのか、相武台地区内で図書館(室)機能を持った施設を、出来れば駐車場を備えた所で代替するのか、地域の方のご意見を伺いながら市に要望して参りたい。
いずれにしても、相武台地区内から図書室機能を持った施設がなくなることがあってはなりません!
私も所属しています、麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理(A&A)事業に関する特別委員会は、令和2年2月25日に、「①事業の推進等に関する調査研究、②問題の再発防止に向けての調査研究」を目的として設置されて以来、これまで20回にわたり開催され、議論を重ねてきました。
A&A 事業の問題に関し、令和元年 6 月に市から「一時立ち止り」が発表され、令和2年2月、庁内検証組織から「麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業検証結果報告書」が提出され、この後、弁護士により構成された相模原市麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業第三者委員会からの「調査報告書」が提出されました。
また、同年5月には、不適切な事務執行に関する職員等の処分等が行われました。この間、同年3月には清水建設株式会社から包括委託契約の解除があり、それぞれの事案について、本特別委員会で議題として取り上げ、審議を行いました。
各委員の意見については、12月1日に行われた本特別委員会意見表明の場で主張が行われました。その全文は、報告書の「2 各論 (1)会派又は委員による意見表明内容」に記載されていますので御参照いただければと思います。
私の意見も、この報告書の29ページから37ページにわたって掲載されていますので、ご覧ください。
詳しくは、報告書のとおりですが、要約すれば下記のとおりです。
「麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業については、市街化調整区域を市街化すると共に、人口の流入や企業の誘致による利便性の向上、経済効果や税収増が期待されています。また、治安や防災の点からも、周辺の教育機関や医療機関からの期待も高く、大変意義のある事業で有ると考えます。
また、現在の立ち止まりの期間中においても多大な費用がかかっていることに加え、様々な影響を受けている地権者の方々の思いに寄り添うことも必要であります。
万が一、市の責任により中止することになれば、今まで投じた費用や原状回復費を考えると、莫大な額の損失を市民に負わせることとなりかねません。
是非、市の英知を結集し、本地域における地権者、事業者、立地事業候補者、周辺住民、そして市民全体にとって魅力と価値ある事業の早期かつ、費用の圧縮を含んだ事業再開をされん事を要望し、意見表明とさせて頂きます。」
当特別委員会は、当初の調査研究等を行い本年 2 月 15 日に終了いたしました。
https://www.sagamihara-shigikai.jp/doc/2020041600012/files/5030129-02.pdf
1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。
私も、毎年(昨年はコロナで中止)市内の原爆被害者の会(相友会)の総会に出席させて頂いていますが、被爆者の皆様が、あのような悲惨な目に誰も二度と遭わせたくない、との思いを強く持っていらっしゃることに感銘を受けます。そして、核兵器を絶対に使用してはならないとの思いと共に、ご挨拶の中で常に次の文を引用しています。
ユネスコ憲章の前文
「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。」
法的規範と同時に、核兵器を使用しない、保持しない、作らない、威嚇しない等の規範を心からそう考えられるよう、相互の対話の重要性を強く感じます。