子どもの生活習慣づくりに向けたリーフレットの作成
子どもの生活習慣づくりに向けたリーフレットの作成
小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査が行われています。
この結果から、相模原市の小中学生の平日3時間以上ゲームをしている割合は、全国平均と比べ、かなり高い結果で、テレビ、ゲーム、スマートフォンの使用時間が長い実態が明らかになりました。
成長期の子どもには、学習意欲や体力、そしてコミュニケーション能力の低下など、さまざまな問題の要因として懸念されます。
そこで、平成29年9月の一般質問などで、子ども自らが見直す取組や、個別の生活習慣づくりの支援など、学校、家庭、地域が連携した取組を求めました。
相模原市では、平成30年3月に、こども・若者未来局が教育委員会とともに、スマートフォンやネットの使用についてなど、家庭での生活習慣を考えるための保護者向け啓発リーフレットを作成しました。
手元にないと不安というインターネット依存は、2013年の厚生労働省の調査で、全国の中高生の約8%に上りました。依存が進み、睡眠障害や鬱になる場合もあり、長時間の使用による生活習慣の乱れ、集中力やコミュニケーション能力の低下、ながら操作による事故も心配されます。また、ネットの使用による事件や犯罪に巻き込まれるケースも多発していることから、今後も、子どもの将来に影響する問題として対策を進めて参ります。