有害物質に対応した公共工事
有害物質に対応した公共工事
現在、相模原市では、橋梁の長寿命化計画に基づき、橋の塗装の塗り替えをはじめとする補修工事を行っています。
かつての古い塗料には、塗膜の耐久性、防食性を高めるために、PCB、鉛、クロムなどの有害物質が、使用され含まれていました。
最近、塗り替え時期を迎える橋が増え、社会問題となっています。
(この問題は、最近のニュースでも取り上げられました https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/12/1203.html)
こうしたことから、塗りかえ時の塗膜剥離作業の際に、有害物質を含んだ古い塗膜の影響で、作業者や周辺住民への健康被害がないように、調査と対策をするように、2016年9月の一般質問で取り上げました。
昨年には、緑区橋本6丁目(旭小学校前)の歩道橋の補修工事において、市内初の有害物質に対応した工事が実施されました。
平成31年度に実施される橋梁の塗装の塗替え工事においては、5ヶ所の内3ヶ所で有害物質が含まれていたことが確認され、対応した工事が行われることとなっています。
今後も、こうした有害物質への対策を推進させて参ります。
2018.11.20付 公明新聞