県立高校のインクルーシブ教育実践推進校の設置決定
県立高校のインクルーシブ教育実践推進校の設置決定
神奈川県では、公立の高等学校として、クリエイティブスクールに加え、軽度の知的障害のある生徒が通えるように、インクルーシブ教育実践推進校が3校(厚木西高、茅ケ崎高、足柄高)設置されています。
1月19日付公明新聞に、浮島智子文部科学副大臣と、佐々木さやか参院議員、佐々木正行県議会議員が、県立茅ケ崎高校を訪れ、インクルーシブ教育の取り組みを視察した記事が掲載されました。https://www.komei.or.jp/komeinews/p20197/
こうした県立高校が相模原市には、設置されていないことから、平成29年9月の一般質問などを通して、軽度の知的障害のある生徒が通えるように、インクルーシブ教育実践推進校の本市における指定を求めてきました。
国立特別支援教育総合研究所を訪問
また、公明党神奈川県議団として、県に対して充実を求め、平成30年9月の県議会本会議で、亀井貴嗣議員の代表質問に対して、平成31年度から、新たに10数校を実践推進校に指定する方針が示され、本年4月から県内で14校となります。
今回、相模原市では、橋本高等学校と上鶴間高等学校が指定され、実現となりました。
(本年1月27日には、本市内でも学校説明会が開催されました)
平成31年度から特別募集に向けた中高連携事業が開始され、入学者選抜を経て、平成32年度4月入学生から入学となります
これにより、義務教育段階から高校までの連続したインクルーシブ教育が実施され、本市の状況に合った取組が期待されます。
また、今後は、インクルーシブ教育実践推進校との連携や地域とのつながり等も期待されるところです。
現在、特別支援学級の児童生徒は増加しており、障害の多様化、教育課程も複雑化し、個々の児童生徒の実態に合わせた対応が求められることから、引き続き、そのニーズに応じた授業づくりに向けて推進して参ります。