今日午前中は、全員協議会と議会運営委員会が開かれました。全員協議会では、来年度からの佐賀市政の基盤となる第2次佐賀市総合計画の審議会結果についての説明がありました。総合計画審議会は、全体会議が2回、5つの分科会が各3回の会議を行い、62の項目が修正されました。
 また、総合計画のおける将来像については、審議会で2案併記の答申となりましたが、市長判断により『豊かな自然とこどもの笑顔が輝くまち』に決定となりました。総合計画については、11月議会で議案提出される予定となっています。

 午後は、「自衛隊等の佐賀空港利用に関する調査特別委員会」の現地視察として陸上自衛隊目達原駐屯地への訪問がありましたが、私は委員外議員として参加させていただきました。
 オスプレイ17機のほか、目達原駐屯地のヘリコプター50機も佐賀空港へ移転される計画ということもあり、実際にヘリコプターの離着陸の際の騒音や風圧などを体感してきました。約30mほど離れての離着陸でしたが、騒音はかなりのもので電車が通過するそばにいるような状態でした。
 また、かぶっていた帽子が吹き飛ばされそうな風圧で、一瞬よろめく様な感じがしました。離陸後、450mの上空を飛行するときはさほどの騒音は感じませんでしたが、すぐ近くには民家が密集しており、地域の住民にとっては迷惑なことかもしれません。もちろん、騒音対策はしっかりしており、助成金も出ているということです。
 先の報道では、年間12000回の離着陸があるということで、これがそっくり佐賀空港にやってきて、更にオスプレイ17機と合わせるとなると相当の離着陸となり、騒音やその他の環境にも大きく影響が出てくるのではないかと思います。実際、目達原駐屯地でも1機だけでなく5機、6機、或は10機程度が同時に離着陸する場合もあるとのことでした。騒音問題については、市民の関心が高いだけに更なる情報取集が必要だと感じました。

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佐賀市 池田正弘
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