今年で23回目を迎える佐賀市平和展が市立図書館において、本日、開幕しました。今回、メインのパネル展示されるのは、二十歳前後の若者が特攻隊として散っていった「特攻作戦」で、遺書や遺影などが展示されています。1036名という若い命の叫びが聞こえてくるようでした。8月は平和を考えるに相応しい時期ですが、世界唯一の被爆国として戦争の悲惨さと平和の尊さを発信していかねばなりません。
平和展ではそのほかに、灯火管制下の疑似体験ができます。夜間の空襲に備えて照明の明かりが外に漏れないように布を被せていたそうです。暗闇の中でのサイレンに、どんな気持ちで家族が身を寄せ合っていたのか、考えさせられました。また、アニメーション映画の上映や体験談など様々な企画が予定されています。
8月10日(日)まで開催されます。是非、この機会に涼しい市立図書館に足を運んでは如何でしょうか。