〜 社会を明るくする運動 講演会 〜
7月26日、尾張旭市文化会館にて、認定NPO法人CAPNA理事長でもある岩城正光弁護士の講演会が行われました。
なぜ、子どもが尊い命を落とさなければならなかったのか。なぜ児童虐待は繰り返されるのか。どこかで子どもを助けることが出来たはず。こんな悲しく憤りを感じる事件は、絶対あってはならないこと。色々な想いを巡らせながら、お話を伺いました。
児童虐待をした大人は、子どもの時に虐待を受けていることがほとんどとのこと。自己肯定感を受けて育っていないため、暴力で子どもを抑えることしか出来ない。
では、どのように子どもを守っていくのか、、。地域を活性化させ、学校開放によって地域の方が学校へ集まることが大切とのこと。また、虐待を行ってしまった大人への治療、教育、再統合が日本では遅れているといった課題も挙げられました。
子どもを守る要保護児童対策地域協議会をさらに強めていくこと、また、相談員の養成講座など、市で取り組んでいけることを提案して参りたいと思います。
講演会の冒頭、尾張旭市出身のピアニスト岡里歌子さんのピアノ演奏がありました。