数日前から、集団登校で集合する児童の近くでスズメバチを見かけるので駆除出来ないかと相談があった。
私に相談があったのは「NPO法人日本ミツバチ保護の会」のメンバーだからである。
さっそく代表に連絡し、現地を見てもらったが、近くにスズメバチの巣があるとは思えないとのことで様子を見ることにした。
その後、学校の職員が範囲を広げて調査したところスズメバチの巣が家屋の軒先にあるのを発見した。

はじめにスズメバチの情報があった場所から200m程離れたところだ。
今朝、スズメバチの巣があることを知った住民から撤去の依頼があり撤去した。
撤去した代表から、撤去中に教職員らも来ていたようだが、撤去後再度現場に来たとき、数十人の児童から「ありがとう」と声をかけられたという。
実は私たちに駆除の依頼をする前に、他の業者に見てもらったところ駆除費は8万円と言われ
断ろうとすると、3万円まで下げてきたそうだが、それでも怪しいので断ったようだ。
通常スズメバチの駆除は4~5万円ぐらいが相場だと思うが、ぼったくり業者には注意して欲しい。
撤去には殺虫剤や粘着版などの材料費はかかるが、依頼者から、前の業者よりさらに安かったので喜んでいたと聞いた。


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これで一件落着と思いきや、さらに大きな問題があった。
今回駆除したのはコガタスズメバチ(コガタと行ってもオオスズメバチの7割ぐらいで大きい)であるが
このコガタスズメバチの巣の隣の空き家にはオオスズメバチが来ている。
巣があるわけではないが、巣作りの材料と、このコガタスズメバチを餌にしているようだ。
当初、コガタスズメバチの巣から出入りする蜂が少ないようなので、蜂はほとんどいないのではないかと思っていたが
駆除した巣からは、大量の蜂と子がいたという。
つまり、オオスズメバチを恐れて巣ごもりをしていたようなのである。
撤去した巣の跡には、オオスズメバチが数十匹寄ってきたので駆除した。
このあとも、このオオスズメバチをどうするかが問題である。
10月になるとオオスズメバチは益々凶暴になり、人が刺されたら死ぬことも十分にある。
そうなると、通学路の児童はもちろん近所の住民への被害も予想される。
空き家にスズメバチがいても、誰に責任があるのか、駆除費はだれが出すのか
地域の方に相談をしているが、難しい問題である。