本日、 2月の定例会が無事開会できたことにつき、議長、議員の皆さまにお礼申し
上げます。
本日は、私にとって初めての定例会、市議会でございます。
ここでまず最初に議員の皆さま、大津市民の皆さまに私の決意を申し上げたいと
思います。
私は、昨年以降、この南北に細長い大津市45キロを回って参りました。
その中で、今の大津に元気がない、活気がない。そのような声を聞いて参りました。
私はこの大津をもう一度活気あるまちにしたい、笑顔あふれる大津にしたい、この4
年で大津を変えたい。その思いで、これから4年間大津市長として、全力で大津市民
のためにがんばって参ります。
そのために、私はマニフェストにおいても「5つのスマイルプロジェクト」を掲げ
ております。
今日は、その5つのスマイルプロジェクト、特に私がなぜこの5つを重要な政策と
考えるか、その動機を中心にお話をさせていただきます。
まず、第1に「子育てと教育」
この大津市は、日本でも珍しくまだ人口が増えています。
日本全体では、 2 005年から人口が減少していますが、大津市ではまだ人口が増
えています。しかし、この大津市でもあと5年で人口が減少すると言われています。
私は、この大津の人口を減らしません。
この日本の人口減少を大津から食い止める。そのために、何をすればいいか。
まずひとつの原因。今は、女性が二者択一を迫られています。
仕事を続けて子どもを持たない。仕事を辞めて子どもを持つ。
私は、東京で弁護士として働いていました。その中で、仕事を続けて子どもを持つ
ことが大変なことに思えて、なかなか踏み切れませんでした。
一方で、大津の友人にも、結婚して子育てのために仕事を辞めることが多くいます.
しかし、なかなか今の経済状態の中で夫婦のうちの一人の給料で生活していくのは
大変です。子どもが幼稚園に入り、小学校に入り、もう一度働こうと思っても、一度
仕事を辞めると、働き先を見つけるのはむずかしいことです。また、たとえ、仕事が
見つかっても子どもを預けるところがありません。
この大津市にも待機児童が多くいます。
私はこの大津市で、女性も働きながら子育てができる環境、それが人口を増やすた
めに重要だと思います。
大津に住んでいる人が働きながら子どもが持てる。
市外に住んでいる人も大津は子育てしやすいから、大津に住みたいと引っ越してくる。
そんな大津市をめざします。
そのための、待機児童の解消。
中学校での中学校の配食サービス.スクール.ランチを早期に開始したいと思って
います。
2つ目のプロジェクトは「安心して住み続けられる大津」をつくること。
特に、高齢者の介護の問題ですo
私が政治を志したきっかけは祖母の介護でした。
介護便険がない時代、自宅で1 0年間、母を中心となって介護を行っていました。
階段の昇降、入浴など、家族だけでは大変でした。
滋賀県の調査では、約半数の方が自宅で最期を迎えたいと思っていますが、現実に
は8割の方が自宅以外の場所、病院、施設で最期を迎える。
私は、この大津で、自宅で最期を迎えられる、高齢者の医療と福祉を地域でつなぐ、
家族の負担なく、自宅で最期を迎えられるしくみをつくって参ります
3つ目のプロジェクトは「観光」です。
この大津には、すぼらしい文化と自然があります。
石山寺、三井寺、比叡山。
大津市の国宝.重要文化財の数は、京都市、奈良市に次いで3番目に多い。
しかしながら、県内の観光地としては、大津よりも長浜、近江八幡、彦根の方が知名
度があるように思われます。
私は、この大津の観光をもり立てていくために、 2点提言したいと思います。
ひとつは、京都の観光客を大津に呼び込むこと。隣の京都には、日本全国、世界中
から観光客が来ています。大津は京都から1 0分です。
京都の観光客に大津に来てもらう。この観光客に大津を知ってもらうことです。
2つめは、京都と同じでは観光客は来ません。
大津で大津にしかないもの、琵琶湖、瀬田川、比良山といったすぼらしい自然を生
かした観光、湖上交通の復活発展。さらにエコツーリズム、アグリツーリズム
大津の豊かな自然を生かした観光を行って参ります。
4つ目のプロジェクトは「経済の活性化」です。
まず、働く世代が元気でないと、親の介護や子育てができません。
働く世代に仕事がある。この基本的なことを行っていきます。
そのために、企業誘致や今ある中小企業の振興を行って参ります。
5つめのプロジェクトは「防災に強く、県都として誇れる大津へ」です。
一つ目は、大津は滋賀県の県庁所在地です。大津市が滋賀県と連携していけば、も
っともっと相乗効果があります。
子育ての問題、観光の問題、防災の問題、滋賀県と連携できるところは連携して、
この大津を滋賀県の県庁所在地としてふさわしいまちにして参ります
二つ目には、防災の問題です。
昨年の東日本大震災のあと、大津でも防災対策を考えないとなりません。
地震対策、原子力対策。
大津は、福井に近いことから、大津市民も原発に対し、不安に思っていらっしゃい
ます。
原発に対する備え、防護体制、非難体制、モニタリング体制を整え、もう一度防災
計画を見直して参ります。
以上が私の5つのスマイルプロジェクトです。
これに加え、 2点申し上げます。
まず一つは財源が必要であること。
あと5年で約1 5 0億円の収支不足が見込まれます。
私は、この大津の行財政改革を徹底して行ってまいります。
そして、子育て、福祉に財源をまわしていきます。
次に2点目。
私が市民の皆さまにお話を聞いた中で南北に長い大津市。
市民の皆さまの声が大津市政に反映されていないといった声をたくさんいただき
ました。
大津市は合併を繰り返して参りました。その中で、北から南まで様々な文化があり
ます。
私は、地域の声を反映した大津市政。市民の皆さまの地域の特性を生かし、それを
市政に反映して参ります。
以上が、私がこの4年間で目指す大津の姿です。
そして、私はこの大津で、クリーンでしがらみのない政治を行って参ります。
次に、私が市長に就任いたしましてからの活動のご報告をいたします。
まず、びわこサイエンスパークに、第1号の誘致企業が来てくださいました。その
開業式典に出席いたしました。
本市が長らく誘致して参りました成果が実を結び、大変うれしく思っています。
これからも、トップセールスで今後も大津市に企業誘致を行って参りたいと考えて
います。
次に、 JR湖西線の防風柵の延長工事が完成し、その記念式典に出席させていただき
ました。
湖西線の利便性の向上のために、これからもJ Rに要望して参ります。
コンプライアンスについてです。
私は、弁護士として企業のコンプライアンスに関わって参りました0
市民の皆さまの税金をお預かりしている大津市は、企業以上のコンプライアンスが
求められます。
私はこの大津市役所で、公私を峻別し、法律を遵守する。このことを今後、徹底し
て参りたいと思っております。
後は議案の説明