4月は伯母の相談で静岡県の清水町に二度行った。
伯父(夫)を介護施設に入れたいことなど、いろいろあったからだ。
5月7日に「ようやく老健施設に入所した」というので、その後はしばらく連絡をとっていなかった。
今日、久しぶりに電話をしてみると「6月8日に老健施設を退所した」という。
わけを聞くと、入所して1、2週間ほどで、これまでの認知症の症状が悪化して、目も開かない、何も話さない、なにも食べない状態でまったく別人の様になってしまった。
3日ほど自宅に帰らせ、落ち着いたようなので、再度入所させたが、また悪くなった。
施設に見舞いに行った子どもと孫から、「今までのおじいちゃんではなくなってしまった」「このままだとおじいさんが可哀想だ」と言われ、
ようやく帰らせる決断をしたと言う。
帰って来た日は何も食べない、11,12日は点滴をして、13日からようやく食べられるようになったという。
悪くなったのは施設で飲まされていた薬が原因ではないか。
というのは、心配した隣の薬剤師の方が施設に行き、薬を確認したところ、その薬は高齢者や認知症には良くない薬だといっていたからだ。
なぜそんな薬を飲まされるようになったのか経緯を聞いてみると、入所のときに、これまで通院していた医師から処方されていた認知症の薬を見せると、その薬の処方を断られたという。
ここでは、ここの病院での薬を処方すると言われたという。
飲まされているその薬は、「リスペリドン」という抗精神病薬であった。
この薬について調べてみると、「注意する人」として「認知症関連の精神症状に対する適応外使用例において、死亡率が1.6~1.7倍高かったという研究報告があります。認知症における安易な使用は控えるべきでしょう」とあった。
これまで医者から処方されていた薬をやめさせ、また家族の了解も得ず、無理矢理にこのような薬が処方されてよいものなのか。