大津市議会議員 佐藤弘

一人のひとを どこまでも大切に 心豊かな まちづくりを目指します

「最低保障年金」撤回示唆

未分類 社会保障 / 2012年2月11日

岡田副総理は10日、最低保障年金の創設を柱とした年金抜本改革案について、与野党協議開始後に撤回する可能性を示唆したという。
いくら試算したところで、民主党のいう新年金制度には無理がある。
過去に自公が年金の被用者年金一元化について協議を持ちかけたが、当時の民社党は国民年金を含めた一元化を前提としなければ協議に応じないとしたのだ。
そのとき民主党が協議に応じていれば、すべての年金の一元化の難しさを理解しただろうに。(それよりも政局か、今は国民のためにとかいっているが)
民主党の最低保障年金と所得比例の試算を公表したようだが、結局条件次第で変わるなどとはっきりとしたものになっていない。
100年安心の長期的な制度について、その条件が少しでも変われば目くじらを立てて避難するが、いっときの数値変動に右往左往する必要はない。
今の民主党は数値設定を決める勇気もない、なんと情けないことだろう。
国立社会保障・人口問題研究所 山本克也氏の論文「最低保障年金の導入の効果とその課題」※によれば、
「試算の結果,現行の国民年金の対象者の9割が満額の最低保障年金を受給することになり,定額部分の給付が拡大する」
という。また、所得の捕捉についても、
「多くの被保険者が所得なしとなっているが,これは国民年金被保険者である個人事業主の所得の概念が被用者と異なることが1つの原因と考えられる。また,生計を一にする配偶者その他の親族に支払う給料などは原則として必要経費に算入できなかったのが,従来の青色事業専従者給与以外の方法で必要経費に算入することができることになりそうなのも,この問題を大きくする可能性がある。いわば,“純然たる”必要経費と青色事業専従者給与によって事業所得はコントロ-ルがなされているので,いわば“見かけ上の”所得なし,あるいは“見かけ上の”低所得者といって良いような者が存在することになる。」
と課題を指摘している。

介護に疲れる高齢者

社会保障 / 2012年2月7日

先日、1日3件の市民相談があり訪問した。

そのうち2件は、いづれも高齢者夫婦の世帯で介護の相談であった。

・昼間デイサービスに行っている間はよいが、帰ってきた後の世話に困っている。

夜、起こされるので眠ることができない。

・妻が入院するという。食事は朝、ヘルパーさんが来て食事の用意はしてくれれば何とかなるだろう。

しかし、自分は半身不随の障害があるので、夜に一人で着替えことや布団に入ってを掛けることができない。

といった内容だ。

介護サービスを利用できる昼間の時間帯はよいが、夜の時間帯の対応に困っている。

二四時間訪問介護サービスもヘルパーのなり手がないことや、効率も悪いので実施している事業所も少ないだろう。

名ばかりの介護サービスがあっても、実施されなければなんのことはない。

介護される方も大変だが、高齢になっても夫や妻を一人で介護することに本当に疲れているひとがいる。

「ケアするひとのケア」これからの大きな課題だ。

新年金制度の消費税は60年後でよし?

社会保障 / 2012年1月31日

今朝の街頭演説のうったえたこと

新年金制度に必要な消費税は7.1%。

民主党は、この試算結果については公表しない方針という。

あれほど現行の年金制度を批判していたのに、いつまでもその年金一元化、最低保障年金といった新年金制度の具体案を示そうとしない、試算を公表しないというのは本当に姑息な党だ。

新年金制度の試算は官僚から漏れてしまったようだが、良識ある役人からすればこの制度の問題点を早急に示したかったのだろう。

樽床幹事長代行はこの消費税が必要となるのは60年後だと言っているようだ。

これまでも新制度の移行期間は40年とも60年とも言ってきたのは覚えがあるが当然だろう。

ただ多くの国民は(特に年金の給付額が少なくて困っている方)、民主党のいう年金制度になれば、すぐにでも最低保障年金がもらえると思っている人も多いのではないだろうか。

いま年金が少なくて困っている方には全く関係のない年金改革案であるのは間違いのないことは明らかだ。

60年後に新年金制度のための消費税が必要であるのならば、時間軸で移行について消費税率を含めて、はっきりと提示すべきである。

でなければ年金制度の議論なんて始まらない。

これからの社会保障の重要課題

未分類 社会保障 / 2012年1月14日

これから高齢化社会というよりも超高齢化社会がやってくる。

少子高齢化社会の対策として少子化対策、高齢化対策を進めてきたがもうひとつ大切なのは

支えている現役世代の対策だ。現役になぜか?それはいま支えてとされている現役世代が数の上で挙げられているだけで、実質支えられる力がついていないことである。

現役世代のうち支えられるの力のあるのは正社員ぐらいだろう。非正社員の割合は32%との調査結果だ、この方たちの年収は大体240万円から265万円ぐらい。収入が少ないと結婚も難しい、将来は単独世帯になる可能性が高い。ほかにもいろいろあるが、働き盛りのひとの対策を考えなくてはならない。

こうした雇用の問題、社会保障について参考に→ 現役世代「壊れた雇用」と「頼れぬ社会保障」

高額療養費制度の見直し案提出

医療 社会保障 / 2011年10月14日

12日、厚生労働省は現行の高額療養費制度の見直し案を社会保障審議会医療保険部会に提示した。

これまでも公明党が主張してきたものだ。

現行の制度では年収約200万円~約800万円でも月の上限額が同じ約8万円なのだ。

これではあまりにも幅があり過ぎる。

今回この年収約200万円~約800万円を三段階に分ける案だ。

所得格差は確実に広がっているいま、生活するのに苦しんでいる方にとって、高額の医療費には耐えられない方は多い。

制度の細かなところはともあれ、低所得者の医療費負担の改善を早くしてほしいものです。

10月13日_京都新聞

雇用創出と人材育成のマッチング

社会保障 / 2011年8月16日

東日本大震災、円高の影響でさらに低迷する経済状況のなかで就労は一段と厳しいと思われる。

雇用保険が受給できない方のため、職業訓練と生活保障の制度もあるが効果はどうなのだろうか?

制度について、これまでの成果を知りたいところだ。

訓練内容は雇用の見込める分野となっており、狙いはよいのだが現場ではこんな声を聞いた。

労働需要が高いと言われている介護施設の求人に応募したが、「女性ならよいのだが、男性はちょっと難しい」と。

理由を聞いてみると、介護サービス利用者が「男性より女性」の介護を受けたいとの希望が多いからだと。なるほど、納得 (-_-;)

では送迎のバスの運転手はどうだろうと思うが、そこは間に合っているという。

それでは、せっかくの職業訓練が無駄になってしまうことになる。

そんなことを考えていると、こんなコラムがあった。

「人材育成を行っても、育成した人材が仕事につけなければ、その人的投資は結果的に無駄になってしまう。しかし、雇用の受け皿があるところで人材が育成されれば、高い確率で良質な雇用が生み出され、地域の経済成長にプラスに働くであろう。そして、経済がプラスに成長すれば、追加的に新たな雇用が生み出され、さらに経済が成長するという好循環の発生が期待できる。」

これは、アメリカ・ジョージア州での、雇用創出と直接連携させた、人材育成プログラムについて紹介されているところだ。

その内容は、「雇用創出と人材育成-アメリカ・ジョージア州のヒアリング調査から-」 独立行政法人 労働政策研究・研修機構

http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2011/documents/091_honmon.pdf

にあるので紹介します。

就労のミスマッチをなくす、効率のよいシステムを考えねば。

共通番号制度、利点と課題

社会保障 / 2011年7月26日

「共通番号制度」が実現に向けて動き出した。

国民一人ひとりに番号を割り当て、年金や医療、介護、福祉、労働、税務などの情報を管理できるものとする方針である。すでに世界でも多くの国が導入をしている。

番号制度の扱いについては、一般行政サービスや民間利用など分野をまたいで広げれば広げるほど便利ではあるが、一方ではプライバシー権侵害のおそれ、犯罪の誘発など弊害が大きいと言われている。

ここでいくつかの資料を紹介します。


1,公明新聞より

7/26 公明新聞より

7/26 公明新聞より


2,スウェーデンに学ぶ番号制度の活用 (株式会社 日本総合研究所 調査部 理事 湯元 建治)


3,『災害時における共通番号の活用』について (代表:北川正恭・早稲田大学大学院教授、事務局:公益財団法人日本生産性本部)


4,経済ウォッチ 2011年5月第4週号~2011-2012年度経済見通し特集号、共通番号制度の問題点から、以下参照

共通番号制度の問題点

効率的な徴税
政府は、社会保障と税の一体改革案を6月中にまとめ、本年度中に全体像を法整備する予定である。見直しの対象は、年金、介護、医療の3分野の他に、現役世代に関わる子育て支援や雇用問題など、幅広い分野に及んでいる。
今回の改革案にあわせて導入が検討されているのが「社会保障・税に関する番号制度」(以下、番号制度)で、昨年11月以降、政府の主催する「社会保障・税に関わる番号制度に関する実務検討会」において議論されている。
番号制度とは、国民に番号を付与し、納税に関する情報を効率的に把握する仕組みをいう。納税者は各種取引に際して相手方に番号を知らせ、相手方はその番号を記載した支払調書等を当局に提出する。一方、納税者は、当局に提出する確定申告等に番号を記載する。当局は納税者と取引の相手方の双方から提供される情報について、番号による名寄せ・突合(マッチング)が可能となる。
これにより、納税者の所得状況をより正確に把握できるようになり、職業による所得捕捉率の差の是正が可能になる。また、番号は納税だけでなく、年金や医療などの社会保障給付にも活用することが考えられている。
所得・金融資産を把握番号制度導入の根拠は、個人や世帯ごとの所得や金融資産を把握でき、徴税が効率的になるほか、所得に応じた社会保障給付や、消費税の逆進性対策として注目される給付つき税額控除の導入金融所得課税の一体化などが行いやすくなるという点にある。
給付つき税額控除とは、所得が課税最低限以下で、税額控除の恩恵を受けられない低所得者層に対して税額控除相当分を給付金として支給する仕組みのことで、負の所得税とも呼ばれる。給付つき税額控除のメリットは、生活保護制度と比べ、勤労意欲を損なわないことであるといわれる。つまり、生活保護では、収入があれば、それだけ給付が減らされ所得が一定になるように調整されるため、勤労意欲を損なう。
これに対して、給付つき税額控除の場合、収入が増えても段階的に給付を続けることで手取の減少を少なくするため、勤労意欲を損なうことはない。給付つき税額控除では、世帯ごとの所得を正確に把握しなければならないため、番号が必要とされる。
金融所得課税の一体化とは、利子・配当・株式譲渡益等の金融所得の課税の仕方が異なっている現行の課税方式を統一し、金融所得間の損益通算や損失の繰り越しを認める仕組みをいう。金融所得課税一体化のメリットとしては、税制の簡素化、金融商品間の中立性の確保が挙げられる。また、損益通算の範囲の拡大につながることから、「貯蓄から投資へ」を促す効果も期待されている。金融所得課税を一体化すると、確定申告を通じて異なる金融商品間で損益通算をするため、当局の事務処理上、番号が必要とされる。
全国民に付番・ICカードを交付「社会保障・税に関わる番号制度に関する実務検討会」は、個人に対して付番する番号については、住民基本台帳ネットワークを活用した新たな番号とし、法人等に対して付番する番号については、商業・法人登記の申請にかかる会社法人等番号を活用した番号とするとしている。また、番号を利用する分野は、年金、医療、福祉、介護、労働保険の各社会保障分野、国税及び地方税の各税務分野と広汎に設定されるようだ。各機関が有するデータに含まれる個人・法人の属性は、住民基本台帳ネットワークが保有する個人の属性(住所、氏名、生年月日、性別)・法人登記の内容と紐付けられることで、定期的に更新される。加えて、各機関間でデータのアクセス・やり取りを可能とする。これらをスムースに進めるため、情報連携基盤を整備する予定である。本人確認については、番号を利用する際、本人であることを証明するために全国民へのICカードの交付が検討されている。
先行国では成りすまし犯罪が多発番号制度は、既に導入済みの国の実例を踏まえ、分野別に異なる番号を限定利用するセパレートモデル、秘匿の汎用番号から第三者を介在させて分野別限定番号を生成・付番し、各分野で利用するセクトラルモデル、一般に公開された共通番号を幅広い分野に利用するフラットモデル、の3分類が可能である。
このうち、フラットモデルにおいては、個人情報が横断的にリンケージされ、しかも、公開されていることから、様々な弊害が生じている。米国では、可視化し公開したフラットモデルの番号制度(SSN社会保障番号)を採用しているが、社会保障番号を悪用した成りすまし犯罪が多発している。手口としは、自分名義で他人にクレジットカードが発行された、自分名義で他人に銀行口座を開設された、自分名義で他人が融資を利用した、などがあり、毎年100万人程度が被害者となっているといわれる。なかでも、発生件数が増加しているのが、内部の人間が情報を外部に売るというケースで、2005年には、10万人を超える銀行顧客の財務記録が、行員によって外部の業者に販売されていた。高福祉高負担国家として知られるスウェーデンでも、社会保障の不正受給や課税逃れを防止する見地から、フラットモデルの番号制度が導入されているが、米国同様なりすまし犯罪の多発に悩まされている。そのうえ、番号制度の対象が社会保障・税の他、預金、医療給付、運転免許、定期券購入など、日常生活全般に広く及んでいるため、「データ監視社会」ともいわれている。
このように、単一番号を税、年金、医療、など様々な分野で横断的に用いるフラットモデルは、プライバシー権侵害のおそれ、犯罪の誘発など弊害が大きい。分野横断的管理は回避すべきドイツ、フランスなどで採用されているのが、セパレートモデルである。
ドイツでは、行政分野ごとに異なる番号が用いられる。行政事務の効率化を図るために、分野横断的な番号の導入が試みられたことがあるが、連邦憲法裁判所が「行政機関は国民の生活を管理・監視するようなデータの利用をしてはならない」との判断を示し、導入は頓挫した。
フランスでは、全国民に社会保障分野で利用される国民登録番号が付与されるが、税・教育・預金・警察といった他の分野では利用されることはない。個人情報保護を担う独立行政機関は、「国民登録番号が分野をまたいで利用されると、これをキーとして国民の全情報が閲覧されるリスクがある」としている。平成26年6月にも全国民に番号が配布されるとのことだが、単一の番号で幅広い個人情報が一元的に管理されるフラットモデルは、米国やスウェーデンの実情を見ればわかるように、あまりにも問題が多い。
分野別に異なる番号を限定利用し、分野をまたいだ利用を認めないセパレートモデルが、番号制度の導入にともなう弊害を少なくするうえで望ましいと考えられる。
また、セクトラルモデルは、一部の国で採用されているが、第三者による分野別限定番号の生成・付番が公正になされれば、セパレートモデルと同様の効果があろう。

今後の高齢者雇用のあり方について

社会保障 / 2011年7月21日

7月19日、(社)日本経済団体連合会から「今後の高齢者雇用のあり方について」(http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/080.html)の提言がされた。

年配の方との話のなかで意見として言われるのが、定年を過ぎてももっと働きたい、少ない年金では食べていけないといったことだ。

働くことは、生活費を稼ぐこともあるが、そのことが生き甲斐や社会(さまざまあるが)と交わることとなり、肉体的にも精神的にも健康に繋がることのメリットは様々な意味において大きい。

今後の高齢者雇用のあり方について」の提言にもあるが、高齢者の雇用は若年者雇用にも影響を与えるので、労働市場全体を考慮する必要がある。

参考:厚生労働省の「今後の高年齢者雇用に関する研究会」(座長:清家篤 慶応義塾長)報告書 平成23年6月20日公表

(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001fz36.html) もどうぞ

国民年金の保険料納付率60%割れに思う

社会保障 / 2011年7月18日

13日、厚生労働省が「平成22年度 国民年金の加入・納付状況 」を公表。

「2010年度分の納付率は59.3%で、前年度より0.7ポイント低下し、過去最低を更新した」(図3参照)とあった。

報道記事には「年金制度への不信感や、収入が少ない非正規労働者が増えたことが背景にある」とかかれている。

若い世代の納付率が低いこと(図4参照)から、そうしたことが想定されるのだろうが、保険料を納めたらこれだけのメリットがあるともっと広報しなくてはならない。

納付することが困難な場合には、申請により保険料の納付が免除・猶予となる「保険料免除制度」や「若年者納付猶予制度」がある。本当にお金が無くて払えなければ申請したら良いのだ、保険料さえ納めておけば仮に障害の状態になっても障害年金が支給されるのだ。

年金に対する不信感を煽ったのは民主党である。しかも、いまだに『所得比例年金』と『最低保障年金』の二階建て具体的な内容は示されていない。ほんとに腹が立つ!

納付率、納付対象月数及び納付月数の推移(現年度分)

年齢階級別納付率(現年度分)

市町村議会議員特別セミナーに参加しました

市民相談 政治 研修 社会保障 議会 防災防犯 / 2011年7月10日

大津市公明党議員団5名は7日8日の2日間、市町村議会議員特別セミナーに参加しました。



セミナーの内容は、以下のとおりです

1日目は

講演「地方選挙と日本政治の展望」

ー講師は政治評論家の 岩見隆夫 氏

講演「災害対応力の強化ー市町村の役割」

ー講師は関西大学 社会安全学部長・教授 河田恵昭 氏

2日目は

講演「地方議員の役割と改革の行方」

ー講師は山梨学院大学法学部教授 江藤俊昭 氏

パネルディスカッション「地域で取り組む協働のまちづくり」


河田恵昭氏の災害対応力の強化についての講演では、

・「逃げる」ことを基本にすること

>避難路の整備が必要

・市役所、町役場は被災してはいけない、職員と家族が犠牲にならない

>被災者に夢と希望を与え、前向きに災害対応する役割がある

・事業継続計画は役所は企業と違って倍以上の仕事量になる

>災害対応の応急業務が激増するから

などなど大変に勉強になりました。