大津市議会公明党議員団で「美輪湖マノーナファーム」を視察しました!
22日、大津市議会公明党議員団で、社会福祉法人美輪湖の家大津が運営する「美輪湖マノーナファーム」を視察してまいりました。
農業と福祉を掛け合わせた「農福連携」の素晴らしい取り組みについてお話を伺いましたので、その内容をご報告します。
■ マノーナファームの事業内容
マノーナファームでは、就労継続支援B型、就労移行支援、就労定着支援、そして大津市北部では唯一となる就労選択支援の4つのサービスを展開しています。
①水耕栽培を中心とした農業を通じた就労支援 ほうれん草や水菜、空心菜などの水耕栽培を行っており、種まきから約4週間で出荷しています。生産された野菜は、生協や市場をはじめ、平和堂やバロー、道の駅など、広く一般流通に乗せて出荷されています。
②地域の農家さんと繋がる「施設外就労」 施設内での水耕栽培だけでなく、人手不足や高齢化に悩む地域の農家さんに出向いて作業をお手伝いする「施設外就労」にも積極的に取り組まれています。現在では農家さん同士の繋がりから「うちの収穫も手伝ってほしい」と口コミで広がり、先方からお声をかけていただけるようになっているそうです。
③一人ひとりに寄り添う支援と高い就労定着率 過去に生きづらさを抱えていた方にも、「自信が持てるよう褒める」「安心できる居場所を確保する」といった丁寧な支援を行っています。作業工程でも、一人ひとりに合った工夫(計量器の小数点を隠して分かりやすくするなど)を取り入れており、その結果、多くの利用者を一般企業への就労へ導き、就職1年後の定着率は97.6%(ほぼ100%)という驚異的な実績を誇っています。
■ 質疑応答・意見交換
事業概要の説明を受けた後、私たち議員団と施設代表者の方とで活発な意見交換を行いました。
Q. 他市では、企業内での就労で高い工賃を得ている事例もありますが、そういった展望はありますか? A. マノーナファームでも現在、一部の企業様に通わせていただいています。一般企業での経験は、利用者の皆さんの特性の見極めや自信に繋がり、工賃向上という点でも非常にありがたいです。今後そういった機会がさらに増えればと願っています。
Q. 大変素晴らしい取り組みですが、入所を希望する方の受け入れ枠に余裕はありますか? A. 大変ありがたいことに人気があり、就労継続支援B型は定員20名に対して23名が在籍するなど、常に満杯に近い状態です。一般就労へ移行して空きが出ることもありますが、緊急時の受け入れ枠の確保や、職員の配置などの運営面とのバランスを考えながら対応しています。
■ 視察を終えて
今回の視察を通して、土や自然に触れる「農業」が持つ不思議な力と、利用者の皆さんの可能性を信じて寄り添う職員の方々の情熱に深く感銘を受けました。
公明党議員団として、現場で伺った切実な声や先進的な事例を、今後の大津市における障害者就労支援の充実や、農福連携のさらなる推進にしっかりと活かしてまいります!













