大津市議会議員 佐藤弘

一人のひとを どこまでも大切に 心豊かな まちづくりを目指します

大津市ごみカレンダー 2026年10月~2027年3月 アップしました

情報 環境 生活 / 2026年9月6日

◆Excelファイル:ゴミカレンダーR0810-R0903

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◆PDFファイル :ゴミカレンダーR0810-R0903

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ごみの収集が土曜日、日曜日が休みになりました。

またごみは収集日当日の朝、午前5時から午前8時30分までに出してください。

エクセルのファイルを添付していますので、編集してお好きに加工できます。

(印刷の際に、1枚に収まらないことがありますが、その時はプリンターの設定で余白を調整して下さい)

A4用紙で、3ヶ月分×2枚で作成しています。

びんの分別方法が変わっています! 

リチウムイオン電池等は、月1回の「びん」の日に、びんとは別の袋(指定袋)に入れて出してください。
 (販売店で回収されないものに限ります)

「燃えないゴミ」で収集していた「緑色、青色等」のびん(飲食用)は「びんの日」に出せます。

また、びんの色ごとに袋を分けずに、すべて一緒の袋で出していただけます。

2028年蛍光灯製造禁止問題知ってましたか? 家計負担と高齢者・低所得者へのしわ寄せ

政治 環境 生活 高齢者 / 2026年9月4日

私たちの生活に深く根ざしてきた「蛍光灯」。実は、2028年までにすべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が禁止されることをご存じでしょうか。

この決定は、水銀による環境汚染や健康被害を防ぐための国際条約「水俣条約」の締約国会議(COP5)での合意を受けたものです。しかし、この規制が日本の家庭、特に高齢者の単身世帯や低所得者層に対して、極めて重い家計負担を強いる可能性があることは、まだ広く知られていません。

今回は、キヤノングローバル戦略研究所の杉山大志研究主幹による『蛍光灯2028年規制を撤回すべき理由』をもとに、この問題がもたらす現実と、求められる対策について考えます。


 


1. なぜ「蛍光灯の禁止」が10万円もの出費になるのか?

「蛍光灯がなくなっても、LED電球に差し替えればいいだけでしょ?」

そう思われている方も多いかもしれません。しかし、ここには大きな落とし穴があります。

業界が推奨する「器具ごとの交換」

照明業界(日本照明工業会など)は、古い蛍光灯器具に適合しないLEDランプをそのまま装着すると、発煙・発火・ランプの落下といった重大な事故につながる恐れがあるとして、蛍光管だけの交換ではなく、器具ごとの交換を強く推奨しています。

つまり、蛍光管が切れた場合、まだ十分に使えるはずの照明器具そのものを、丸ごと新しいLED専用器具へ買い替えなければならないのです。

一軒まるごと交換すると、総額は「10万3,430円」に

戸建てに一人で暮らす高齢単身世帯を想定し、家全体(居間、台所、寝室、玄関・廊下、浴室・洗面、仏間、客間・納戸の7か所)の照明をLED器具に一括交換した場合の費用を計算すると、以下のような衝撃的な数字になります。

  • LED器具の購入代金: 約69,990円
  • 取り外し・取り付け工事費、出張費、旧器具・蛍光管の処分費: 約33,440円
  • 合計初期費用: 10万3,430円

電気店での「器具の表示価格」だけでなく、工事や処分を伴う実質的な支出は、想定以上に跳ね上がるのです。


2. 「LEDはお得」の裏にある罠:投資回収に38年!?

政府や業界の広報では、「LEDに交換すれば電気代が安くなってお得です」と省エネ効果が強調されます。確かに、毎日長時間点灯する「居間」であれば、LED化による電気代削減効果で約7.5年で元が取れます。

しかし、一軒の家には、ほとんど電気をつけない部屋も多く存在します。 たとえば、週に1時間しか使わない「仏間」や、月に数時間しか立ち入らない「納戸や客間」。こうした場所の照明まで一括してLED器具に交換した場合、どうなるでしょうか。

家全体(7か所)を一括交換した場合のシミュレーション結果は以下の通りです。

  • 年間の電気代節約額: わずか2,727円
  • 初期費用回収にかかる期間: 37.9年

照明器具の適正な寿命・交換時期の目安とされる10年を大幅に上回ります。つまり、器具の寿命を迎えるまでに投資を回収することは到底不可能であり、家計にとってはただ「多額の純損失」を押し付けられる形になってしまうのです。


3. 高齢者や低所得者への容赦ないしわ寄せ

この問題は、特に高齢単身世帯や低所得者層にとって深刻な脅威となります。

現在、日本には約761万世帯の高齢単身世帯があり、そのうち約6割(471万世帯)が4室以上の広さの持ち家戸建てに一人で暮らしています。また、これらの世帯における居間の蛍光灯使用率は43.5%と依然として高い状態にあります。

もし、蛍光管の寿命が来ただけで「10万円」もの一括交換費用を迫られた場合、低所得の高齢者などは対応が極めて困難になります。その結果、以下のような「異常な選択」を強いられることになります。

  1. 割れやすく処分も難しい蛍光管を事前に「買いだめ」する
  2. 電気が切れるに任せ、暗く不便な生活を我慢する(転倒リスクの大幅な上昇)
  3. まだ使える正常な器具を泣く泣く前倒しで廃棄する

暗い廊下や階段、あるいは仏間などを懐中電灯で照らしながら暮らす高齢者の姿は、本当に「環境対策」の名の下に正当化されるべきものなのでしょうか。


4. 低所得者への公的支援は解決策になるか?

「低所得者向けに、LED交換費用の補助金や支援を国が実施すれば良いのではないか」という意見もあるでしょう。

確かに、激変緩和措置としての支援金は一時的な苦痛を和らげるかもしれません。しかし、著者の杉山大志氏は、そもそも**「家計にとって合理性のない一括交換を一律の規制で急がせること自体が過剰な政策である」**と指摘しています。

支援金や補助金を出すにしても、その原資はすべて国民の税金や電気料金に上乗せされる再生可能エネルギー発電促進賦課金などから賄われることになります。費用便益が極めて悪い、つまり「10万円かけて年間2,000円程度しか得をしない」投資に対して公的資金を投入することは、国家全体で見ても非常に非効率な資源の無駄遣いになりかねません。


5. 求められる現実的な解決策:規制の撤回と条約の再交渉

水銀による汚染防止という条約本来の目的は、一律の製造禁止という乱暴な手段をとらずとも、**「使用済み蛍光管の確実な回収と適正処分」「技術改良による蛍光管の低水銀化」「年数をかけた自然な設備更新」**によって十分に達成可能です。

欧米のように間接照明(ランプ単体のみを交換する方式)が主流の国とは異なり、日本では「天井に設置する環形・直管形蛍光灯」が住宅のデファクトスタンダードとして普及しています。そのため、この規制による痛みを最も強く受けるのは日本なのです。

日本政府は、水俣条約の合意形成を主導した責任を認め、以下の行動を起こすべきです。

  1. 水俣条約の附属書Aについて、日本の住環境・生活実態に即した「適用除外」や「廃止期限の見直し」を求めて再交渉を提起すること。
  2. 国内における一般照明用蛍光ランプの一律な製造・輸出入禁止措置を撤回すること。

長年、安全に問題なく使ってきた器具を、その寿命が尽きるまで使い続ける自由。それこそが、家計を守り、高齢者や低所得者への福祉を守るために最も現実的で、かつ最もエコロジーな選択ではないでしょうか。


データ出典: 杉山 大志『蛍光灯2028年規制を撤回すべき理由』(キヤノングローバル戦略研究所 ワーキングペーパー、2026年8月)

滋賀の未来を拓く10団体の切実な声に耳を傾けて――公明党滋賀県本部が現場の課題を国・県・市町へ繋ぐ

党活動 情報 政治 文化 環境 産業 福祉 経済 行革 / 2026年8月24日

公明党滋賀県本部では、2026年8月18日・20日の2日間にわたり、滋賀県内の経済・農業・観光・士業など地域社会を支える10団体をお招きし、「政策要望懇談会」を開催いたしました。
物価高騰や深刻な人手不足、琵琶湖の環境変化など、現場が今まさに直面している43項目の切実な課題を徹底聴取。
国・県・市町のネットワークの力を活かし、政策の具現化に向けて迅速に動き出すため、要望を整理しました。


【政策要望懇談会・2日目】 8団体から受け取った切実な要望

まちづくり 党活動 建設 政治 文化 環境 生活 産業 経済 / 2026年8月21日

2026年8月20日、公明党滋賀県本部にて、一昨日に引き続き2日目となる「政策要望懇談会」を開催いたしました。

この日は、滋賀県の観光、経済、福祉、インフラ、環境、そして地域の安心・安全を支える「8団体」の皆さまと、要望書をもとに極めて重要で熱い意見交換(懇談)を行いました。 アユの不漁に直面する琵琶湖の再生、深刻化する中小企業や建築業界の人手不足、最低賃金引き上げに伴う労務費の適正な価格転嫁、そして災害時に避難所を守る衛生対策まで――現場が直面する課題は、どれも滋賀県の未来に直結する切実なものばかりです。

本記事では、この政策要望懇談会で提示された各団体の「生の声」と「主要な要望要旨」を簡潔にまとめました。要望の詳細は添付資料をご覧下さい。

1. 公益社団法人びわこビジターズビューロー

JRデスティネーションキャンペーン(DC)や、彦根城の世界遺産登録推進など、滋賀観光が大きな好機を迎える一方、コロナ前(約5,400万人)を上回る観光客6,000万人を目指す上でのインフラ不足や、MICE・インバウンド誘致のコスト高騰が課題となっています。

  • 滋賀DCキャンペーンのさらなる展開: 令和9年の全国本番に向けて、商品造成、東海・北陸エリア等も含めた誘致営業活動の拡大に対する継続的な支援。
  • 教育旅行(修学旅行等)の誘致促進: 新幹線米原駅を起点とした広域観光への助成金増額や、安全性の高い貸切バス(グリーンナンバー)利用に対する助成の導入。
  • MICE誘致の推進: 国内会議の助成基準を現行の「300人以上」から、実態に即した「100名程度」に緩和することによる誘致促進。
  • インバウンド欧米豪マーケット開拓: 文化観光を中心とした商品造成支援。歴史と文化を守りつつ、円安や物価高・移動費高騰を考慮した財政支援。
  • 社会基盤の整備: 観光・防災双方の観点から、大津・草津・京都を結ぶ「国道1号線バイパス化」の早期推進や、災害時に逃げ道となる2次交通ルートの確保。

2. 滋賀県中小企業団体中央会

県内約12,000社の中小企業・小規模事業者を網羅する経済団体として、深刻な人手不足、最低賃金引き上げ(賃上げ圧力)、エネルギー・原材料価格の高止まりに直面する事業者の切実な状況を訴えました。

  • 連携組織への支援・伴走型支援: 組合などの連携組織化支援補助金(約1億円規模)や、今年度から開始された課題解決型の「伴走型支援制度」の来年度以降の継続・拡充。
  • 自馬(地場)産業の支援: 伝統工芸(彦根仏壇、長浜縮緬など)の需要激減に合わせた振興条例指針の改定、およびエネルギー(電気・ガス等)価格高騰への助成措置。
  • 適正な価格転嫁と賃上げ環境の整備: 物価や労務費の高騰を速やかに契約価格へ転嫁できるよう、大企業や行政自らが「適正価格」を明示し、模範を示すこと。
  • 人材確保と定着支援: ハローワークのデジタルマッチング機能の強化や、「育成就労制度」への円滑な移行に伴う外国人材支援(日本語教育の充実など)。
  • 税制・金融措置: ゼロゼロ融資の返済負担軽減、中小企業税制の延長、インボイス「3割特例」の柔軟な運用、および外形標準課税の中小企業適用拡大に対する断固反対。

3. 司法書士滋賀会 / 日本司法書士政治連盟滋賀県支部

相続登記の申請義務化、および令和10年までに施行される「成年後見制度の大改正」を見据え、専門職後見人の就任率1位(34.7%)を誇る強みを活かした超高齢社会への備えを提案されました。

  • 家事事件(別表第一)における代理権の付与: 争訟性の少ない家事審判手続き(相続放棄の申述、遺言書の検認、成年後見開始など)において、司法書士に手続代理権を付与することによる、高齢者・おひとり様世帯への迅速な法的サポート体制の構築。
  • 職務上請求システム等の手数料オンライン化: 戸籍謄本等の交付請求時におけるクレジットカード等による電子納付を導入(高額な定額小為替の購入負担や手間を削減し、国民・事業者の負担を大幅軽減)。
  • 空き家・所有者不明土地対策の推進: 各市町と司法書士会との間で、相続人調査や所有者確定に関する「連携協定」の締結を推進(兵庫県尼崎市の先行・熱心な事例を参考に展開)。
  • 成年後見制度改正に伴う支援体制: 利用終了後(必要性がなくなった際)の生活支援や受け皿の整備、地域連携ネットワークを担う「中核機関」の予算・人材確保、および市町による報酬助成制度の格差解消。

4. 滋賀県土地家屋調査士会 / 滋賀県土地家屋調査士政治連盟

土地の境界や物理的状況を示す表示の登記の専門家として、災害時の「狭あい道路」「未登記建物(所有者特定不能)」「境界未確定(境界標の亡失)」が復旧の遅れに直結するとして、平時からの対策を強く呼びかけました。

  • 公共用地における過年度未登記土地の早期処理: 過去の道路買収などで登記が未完了(私有地名義のまま)になっている事案の解消。令和8年度に計上された予算550万円の実効性ある検証と、相談窓口の活用。
  • 官民境界確定マニュアル及び取扱要領の見直し: 明らかな県道等の境界確定において、わざわざ地元の「自治会長」の立ち会い・署名捺印を求める滋賀県特有の不合理な慣例(特に若手サラリーマン自治会長への大きな負担)の撤廃。
  • 消失した公共基準点の保存・管理徹底: 道路工事やアスファルト再施工等に際し、基準点が安易に撤去・埋没(アスファルトで巻き込み消失)されるケースを防ぐため、工事検査での確認や、再設置・復元義務の徹底。

5. 公益社団法人滋賀県建築士会

資材高騰や人材不足が続く中、一級建築士をはじめとする資格者の超高齢化(50歳以下が全体のわずか35%)という構造的危機を背景に、若手の育成と、地域の歴史的価値を活かした持続可能な街づくりを要望されました。

  • 若手建築士の支援・「びわ湖建築賞」の継続支援: 若手建築士の登竜門であり、景観に調和した優れた建築を表彰する「びわ湖建築賞」への継続的な支援(現地審査等への協力、名義後援、移動手段の協力など)。
  • 歴史的建造物の利活用・保存条例の制定: 文化財指定に至らない町家や大商人屋敷等の建築基準法上の制限を解除し、リユース・再生を促すための各市町における「保存条例」制定の働きかけ(近江八幡市の先行例をモデルに、他地域へ展開)。
  • 「防災委員会」設置への支援: 災害に備えた「被災住宅対応マニュアル」の普及、平時からの被災者支援活動に関する県や社協との各種協定締結への協力、および「応急危険度判定士(現在1,340名登録)」の育成委託予算の継続。
  • 空き家無料相談窓口の強化: 建築士や司法書士など専門家が連携した秋屋相談体制の強化および補助制度の構築。

6. 滋賀県漁業協同組合連合会

琵琶湖で最も重要な主要漁獲物である「アユ」が、地球温暖化(秋の高水温)や貧栄養化等の原因により深刻な不漁(特に昨年は過去最低)に陥っており、地域の漁業・食文化の存続が危機的な状況にあります。

  • アユ資源の確保と不漁原因の究明: 琵琶湖の生産力低下・アユの不漁原因の早期解明と、単に綺麗な水ではなく、アユや魚介類が育つ「豊かな水(栄養塩管理基準等)」への水質管理基準の転換。
  • アユ人工河川運用の強化: 放流親アユを確保し、急な不漁時にも臨機応変に対策を実施できる機動的な予算措置。
  • 組織再編・合併組合への支援: 合併して誕生した「滋賀びわ湖漁業協同組合」の円滑な運営や、県一漁協への組織再編に向けた継続的な人的・財政的支援(県OBの派遣継続等含む)。
  • 鳥獣害・外来植物対策: 再び増加に転じたカワウ(約18,000羽超)による食害(アユ、ホンモロコ等)の徹底的な駆除、外来魚・オオバナミズキンバイ等の駆除予算の維持。
  • 流水占用料の見直し: 漁獲低迷が続く小型定置網(エリ)漁業者等を守るため、県条例に基づく土地(流水)占用料の低減・減免。
  • 炭水漁網の確保支援: 琵琶湖独特の「極細の糸」を使用した炭水用漁網を作る国内メーカーが廃業。新規調達先(東南アジア等の情報を含む)の調査や製造への財政支援。
  • 醒井(さめがい)養鱒場解説150周年に向けた支援: 令和10年度に迎える150周年に合わせた、観光・教育の充実、魚病対策等の施設リニューアルおよび記念イベントへの支援。

7. 滋賀県環境整備事業協同組合

し尿の収集運搬や一般廃棄物の適切な処理など、生活インフラと公衆衛生の根幹を支えるエッセンシャルワーカーとして、適正な労務単価・委託料の確保と、災害時の緊急避難体制について訴えられました。

  • 一般廃棄物処理業務における労務費の適正な価格転嫁: 国が発出した「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針(930通知)」に基づく、市町への周知・指導。特に「最低賃金改定(10月)」に合わせた委託金額の年度途中改定や、複数年契約での価格改定を認める仕組みづくり、事業者との協議の場の設置。
  • 官公需・委託料における格差是正: 行政の臨時職員や一般職員の給与引き上げ(補正予算対応等)はされるものの、委託業者の委託料が据え置かれる実態の是正。
  • 防災トイレ備蓄協定の実効性確保: 滋賀県と本日調印した「防災トイレ等無償支援協定(県内60万個、うち3日間の初動を守る携帯トイレ26万個を各組合員事務所に配備)」の実効性を高めるため、災害時における仮設トイレし尿の回収、通常のゴミ処理施設での短期間焼却等のし尿処理・廃棄マニュアルの整備。
  • 広域災害対応: 関西広域連合での広域相互支援ネットワークを視野に入れた、近畿二府四県などの協定体制の構築。

8. 滋賀県行政書士会 / 日本行政書士政治連盟滋賀県支部

なりすまし申請の防止、資格者代理権の明確化、そして違反者を雇用する使用者にも罰則を科す「両罰規定」が新設された改正行政書士法(令和6年1月施行)が、行政の現場に十分に周知されていない課題を提起しました。

  • 非行政書士排除の徹底と本人確認の強化: 県庁や市町の窓口における不真正な代理申請を防ぐため、申請人・代理人双方の厳格な本人確認、行政書士証票や補助者証の提示、職印・代理権等の確認の徹底。
  • 窓口チェックシートの早期完成・周知: 県の総務課等と協議中の「窓口確認チェックシート」の早期完成、およびチェックシートを用いた現場窓口職員への指導の徹底。
  • 特定行政書士の行政不服審査会への登用: 処分の不服申立て手続きの「実務の専門家」である「特定行政書士」の知見を活かすため、県や各市町に設置される「行政不服審査会」の第三者有識者委員への登用機会の大幅な拡大(全国で登用されている島根県などの先例を踏まえた働きかけ)。

犬と暮らすシニアは認知症リスクが48%低い?大規模研究が明かす驚きの「健康効果」と「節約効果」

環境 生活 福祉 高齢者 / 2026年8月19日

「ペットを飼うと元気をもらえる」とよく言われますが、実はそれが科学的にも非常に強力な認知症予防になることが報告されました。
2026年、日本の研究チーム(国立環境研究所や東京都健康長寿医療センターなど)が、約11,200名の高齢者を7.5年間にわたって追跡した、極めて大規模な疫学研究の結果を発表しました

この研究から見えてきた、「犬との暮らしがもたらす驚きの効果」をまとめました。


💡 驚きの事実:認知症発症リスクが「48%」も低下!

研究チームが「操作変数解析」という高度な統計手法を用いて因果関係を分析したところ、現在犬を飼育している高齢者は、飼育経験がない人に比べて、要介護認知症の発症リスクが48%低い(オッズ比0.52)ことが判明しました

これは、単に「健康だから犬を飼えている」というわけではなく、「犬と暮らすことそのものが、認知症の予防に寄与している可能性が高い」ことを示しています


🐕 なぜ犬を飼うと認知症が予防できるの?

犬との暮らしが脳の健康を守る理由として、主に以下の4つのメカニズムが考えられています。
  1. お散歩による日常的な運動の習慣化 犬の散歩は中強度の有酸素運動(ウォーキングなど)になります。日々の散歩によって運動不足が解消され、脳の活性化につながります
  2. 地域社会とのつながり(孤独の解消) 散歩に出かけることで、ご近所さんや他の飼い主さんとの挨拶や立ち話といった「社会的交流」が自然と増えます。社会的な孤立を防ぐことは、認知症予防において非常に重要です
  3. 「幸せホルモン」オキシトシンの分泌 愛犬と見つめ合ったり触れ合ったりすることで、脳内で「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。これにより、ストレスが軽減され、精神的な安定をもたらします
  4. 腸内細菌の多様化(免疫系へのアプローチ) 犬と暮らすことで土や植物、多様な微生物に触れる機会が増え、飼い主の腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の多様性が高まります。これが自律神経や免疫系の働きを良くし、認知症リスクを下げる可能性があると指摘されています(「旧友」仮説)

💰 日本の未来を救う?4年間で「約5,920億円」の医療・介護費削減も

さらにこの研究では、健康効果だけでなく、「経済的な効果」についても分析が行われました
もし、日本全国で犬と暮らす高齢者が増えた(飼育率13.4%を想定)と仮定した場合、健康寿命が延びることで、4年間で約5,920億円もの公的医療・介護費が削減できるという驚きの試算が出ています

一方で、フード代や獣医代など、家計からの追加費用は社会全体で4年間で約4.63兆円になると推計されていますが、公的支払者の視点からは、寝たきりや要介護状態を防ぎつつ生活の質(QALY:質調整生存年)を高めるため、極めて「費用対効果が高い」と評価されています


📌 まとめ:これからのシニアライフの新しい選択肢に

犬を飼うことは、日々の暮らしに笑顔をもたらしてくれるだけでなく、私たちの脳と体の健康を守る最強のパートナーになってくれます
「これからの健康的な毎日のために、犬との暮らしを考えてみる」 それは自分自身のためだけでなく、社会を元気にする一歩になるかもしれません。


🔗 報告書の紹介先リンク

ブログの最後に掲載する紹介先(出典)リンクです。

自主防犯防災会の会合と電線に掛かる樹木の選定作業

地域活動 環境 防災 / 2026年6月21日

午前中は9時から東部7学区のブロック防災圏の意見交換会、引き続き学区自主防災会長会議が行われ、出席しました。
意見交換会では三学区が代表して防災士の取り組みについて報告がありました。
三学区とも防災無線機を導入済み、または導入準備をしているところです。
この無線機の扱いについて様々意見交換を行い、我が学区としても導入について学ぶことができました。

主な意見をまとめてみました。

① 防災圏意見交換会の意見

  • 防災士の配置基準の見直し:人口が多い学区(約2万人など)では現在の配置基準(各自治会1名など)では人数が不足しているため、人口に比例した配置を検討してほしいという要望が出されました。
  • 浄水器(トレスキュー)の維持管理の負担:プールの水を浄水する機材は、フィルター交換費用が高額(約7万円)で維持管理が大変であり、訓練で動かすための人員確保も課題であるという指摘がありました。
  • ドローン活用のための規制緩和の難しさ:防災訓練に小中学生や保護者の参加を促すためにドローンを活用したいが、屋外飛行の規制が厳しく、小学校のグラウンド等で許可を得るのに苦労している現状が報告されました。
  • 特設公衆電話の活用と訓練の必要性:今の子供たちは公衆電話の使い方を知らないため、災害時の通信手段として避難所(体育館)に配備されている特設公衆電話線の確認と、実際の使用訓練が必要であるとの意見が出ました。
  • 避難所運営に対する「お客様意識」の払拭と在宅避難の啓発:避難所に行けば全てしてもらえるという意識を変えるため、まずは自宅での「在宅避難」を推奨し、避難所に来た場合は避難者自身も運営の仕事に携わるという意識づけの重要性が共有されました。
  • 消防署の資機材や人員派遣の柔軟な対応:安全管理上の理由で煙体験テントの幼稚園・保育園への派遣が断られていることの見直しや、消火栓ボックス内の機材が重いためアルミ製など軽いものに変更してほしいといった要望が寄せられました。
  • 他学区の訓練見学の仕組みづくり:次年度の総合防災訓練の担当になる学区が、事前に他の学区の訓練を見学して参考にできるような体制をとってほしいという要望がありました。

② 防災会長会議での意見

  • 避難所の早期開設と鍵の管理:災害発生時に市職員や学校管理者がすぐに駆けつけられない場合、避難所の鍵が開けられないという課題があります。そのため、近隣の住民が駆けつけて早期に鍵を開けられる仕組み(ファーストミッションボックスの導入など)を検討してほしいという意見が出されました。
  • 被害状況チェックリストの運用課題:改定された避難所施設の被害状況チェックリストについて、施設管理者や市職員が到着するまでのタイムラグや、専門知識のない一般の人が安全確認を行うことの難しさが指摘されました。
  • 防災倉庫の環境改善:グラウンドに設置された防災倉庫は砂埃の影響で鍵が開きにくくなったり扉が歪んだりするため、基礎をコンクリートで一段上げるなどの改善策を講じてほしいとの要望が出ました。
  • 学区自主防災組織活動補助金の制度改善:現在の補助金は上限10万円で一律ですが、世帯数や人口規模が全く異なる学区間では不公平感があるため、規模に応じた段階的な補助にしてほしいという意見がありました。また、10万円以上使わないと補助対象にならない仕組みを見直してほしいという不満も出されました。
  • 各家庭の備蓄に関する具体的な情報提供:食料品だけでなく、簡易トイレなどの備蓄の必要性について、市から各家庭や自治会に向けて参考となる備蓄品の具体例や推奨情報をもっと発信してほしいとの要望がありました。
  • 市職員の待機環境改善:警報発表時に長時間待機する市職員が疲弊しているため、簡易ベッド等の配備を早急に進めて環境を改善してほしいという意見が寄せられました。

午後は、防犯カメラを設置していますが、そこに至る電線が神社の樹木の枝に掛かっているので、剪定して欲しいとの要望があり、
今日はその作業を連合会長と 2 人でおこないました。
高さがあるので、軽トラックの上に三脚を乗せ、そこから剪定を行いました。
足場が、かなり高くなるので充分気をつけて行いましたが、無事に済んでほっとしています。

 

ゴミ入れBOXの修理をしました

ボランティア 地域活動 環境 生活 / 2026年6月10日

長年使ったゴミ入れBOXの不具合がしばしば起こります。

今回の不具合は、バンパーを付けて(これも修理してくれた)開け閉めが良くなったのですが

今度はその支持するところが外れて、閉めきらなくなってしまいました。

初めは、多少空いていても大丈夫かと思っていたのですが

最近、ゴミを持っていくと、BOXの前にゴミが散らかっているのを見かけるようになりました。

その時は原因が分からなかったのですが

なんと、カラスが潜り込んで引き出しているところを家内が見たというのです。

それも、うちの捨てたゴミも引き出されて、みるとうちのゴミであることが分かったのです。

これは一大事。

なんとかしなければとBOXの不具合をみると、なんとか修理できそうな方法がひらめいた。

鉄板開けの3.2mmのドリルは以前購入したのがある。

さっそく、プレートと鉄板用の4mmのビスを購入。

上手く合うかなと、心配はしたが、穴も空き、ビスも丁度良い太さだ。

これで、プレートを取り付けたら、バッチリ上手くいきました。

 

がん相談支援センターをもっと身近に

医療 環境 生活 社会保障 福祉 / 2026年4月9日

がん相談支援センターをもっと身近に

― 国の協議会で“認知度低下”が指摘。大津市として何ができる?

厚生労働省の第93回がん対策推進協議会(議事録)では、 「がん相談支援センターの認知度が後退傾向」 という重要な指摘がありました。

がん相談支援センターは、 治療・仕事・お金・家族の悩みまで無料で相談できる“がんの総合窓口”。 しかし「そもそも存在を知らない」という市民が多いのが現状です。

大津市でも、

    • がん患者数は増加傾向
    • 高齢化率が高く、家族の支援力が弱まりやすい
    • 若い世代はSNS中心で、病院の掲示物が届きにくい という地域特性があります。

だからこそ、“知らないまま困る人”を減らす周知が急務です。


がん相談支援センターとは?(大津市の市民向けにやさしく)

がん相談支援センターは、 全国のがん診療連携拠点病院に必ず設置されている無料相談窓口です。

大津市から利用しやすいのは

    • 滋賀医科大学医学部附属病院(草津市)
    • 大津赤十字病院(大津市)
    • 近江八幡・長浜など県内の地域拠点病院

通院していなくても利用できます。

相談できる内容

    • 治療のこと(説明が難しい、医師に聞きづらい…)
    • 仕事と治療の両立
    • 医療費・生活費の不安
    • 家族の悩み
    • AYA世代(15〜39歳)の就学・就労
    • 在宅療養や介護サービスの相談

専門の看護師・医療ソーシャルワーカーが対応します。


なぜ認知度が下がっているのか(国の議事録より)

協議会では、次の課題が指摘されました。

    • 病院内での案内が十分でない
    • 初診〜治療開始までに紹介されない
    • 若い世代は制度を知らないまま困難に直面
    • 情報が医療者から患者に届いていない

つまり、 「必要な人に情報が届いていない」 という構造的な問題です。


大津市の地域性を踏まえると、課題はさらに深い

大津市は

    • 通院先が市外に分散しやすい(草津・守山・京都など)
    • 高齢者が多く、情報源が“紙中心”
    • 若い世代は“病院の掲示物を見ない”
    • 湖西・南部・中心部で生活圏が異なる

という特徴があります。

そのため、 「病院に掲示しておけば届く」では不十分 なのが大津市の現実です。


【大津市版】市民に届けるための周知方法は

大津市の実情に合わせて、行政・医療機関・NPOがすぐに実行できる施策を整理しました。

1. 市役所・地域包括支援センターでの“見える化”

    • 介護保険窓口
    • 地域包括支援センター
    • 市民部窓口(転入者向け案内)
    • 子育て総合支援センター

がん相談支援センターの案内カードを常設 → 高齢者・家族・若年層に自然に届く導線をつくる

2. 大津市内の医療機関での“統一掲示”

    • 大津赤十字病院
    • 市内クリニック
    • 調剤薬局

統一デザインのポスター・リーフレットを市が作成し配布 → どの医療機関でも同じ情報が得られる状態に

3. 公共交通 × 周知(大津市ならでは)

    • 京阪電車
    • 近江鉄道バス
    • コミュニティバス

車内広告・デジタルサイネージで短いメッセージを流す → 通勤・通学者に届く

4. AYA世代向け:大学・高校との連携

大津市は大学・高校が多い地域。

    • 大学の保健センター
    • 高校の保健室
    • キャリアセンター

「若い世代のがんと支援制度」ミニ冊子を配布 → 就学・就労の悩みを抱えるAYA世代に直接届く

5. SNSでの短い発信(若年層向け)

    • Instagram
    • X(旧Twitter)
    • LINE公式アカウント(市のアカウント)

「がんの不安、無料で相談できます」という短いメッセージを定期発信 → 若い世代は“短い・画像中心”が効果的

6. 地域のつながりを活かす

    • 民生委員
    • 自治会
    • 公民館
    • 市民活動センター

地域の支援者が“相談先を知っている”状態をつくる → 高齢者・独居世帯に届きやすい


住民の命を守る条例の「伝家の宝刀」は適法か?〜土砂搬入禁止区域指定を巡る重要な判例を読み解く〜

政治 環境 行政 防災 / 2026年3月9日

近年、全国各地で激甚化する豪雨災害。それに伴い、盛り土(土砂の埋立て)による災害リスクへの懸念が高まっています。熱海市での悲劇を繰り返さないため、行政にはこれまで以上に毅然とした対応が求められています。

しかし、行政が「危険だから」といって、一方的に民間の事業を止めたり、私有地の利用を制限したりすることは、法的にどこまで許されるのでしょうか?

今回は、その重要な指針となる最近の判例(条例に基づく土砂搬入禁止区域指定の適法性 土砂搬入禁止区域指定処分取消等請求事件(大阪地判令和6年4月18日))について、分かりやすく解説し、地方自治の現場にどのような影響を与えるのか、共有したいと思います。


事件の概要:進行中の事業に「待った」をかける

事案は、ある事業者が農地や山林に他所から土砂を運び込み、埋立てようとしていた計画に始まります。

これに対し、自治体側は「無秩序な土砂の搬入は、土砂崩れなどの災害を招く恐れがある」と判断。自治体独自の「土砂条例」に基づき、その土地をピンポイントで「土砂搬入禁止区域」に指定しました。

事業者は、「すでに計画を進めていた(あるいは着手していた)のに、後から禁止されるのは不当だ」「私有地の利用制限として過剰であり、違法だ」として、指定の取り消しを求めて裁判を起こしました。

裁判の最大の焦点

裁判では、以下の2点のバランスが激しく争われました。

  1. 業者の「財産権・営業の自由」: 自分の土地をどう使うかは自由であり、これまでの準備が無駄にならないという期待。
  2. 住民の「生命・身体の安全(公共の福祉)」: 災害を未然に防ぎ、住民の命を守るという行政の責務。

裁判所の判断:住民の安全が優先される

大阪地裁は、自治体側の判断を支持し、「指定は適法」との判決を下しました。

今後の参考とすべき、判決の重要ポイントは以下の通りです。

1. 「命」を守るための規制は正当である

裁判所は、土砂災害防止は「住民の生命・身体の保護」に直結すると認めました。そのため、条例で強い規制をかけ、たとえ私有地であっても利用を制限することは、地方自治の権能として適法であると判断されました。

2. 進行中の事業にも介入できる

業者の「後出しジャンケンだ」という主張に対し、判決は「過去の行為を罰する」のではなく、「将来発生しうる危険(災害)を今止める」ための処分であると整理しました。住民の命に関わる危険がある場合、行政は進行中の事業であっても、毅然と介入できることが示されたのです。

3. 「専門的知見」に基づく行政の裁量

「どこを禁止区域にするか」という判断には、高度な専門性が必要です。裁判所は、自治体が外部専門家による地質調査や安定計算に基づき、「危険性がある」と判断したプロセスに不合理な点はなく、行政の裁量権の範囲内であると結論づけました。

行政の視点

この判決は、今後の地方自治の実務に、2つの大きなメッセージを送っています。

  1. 行政へのエール: 防災のために、条例という「武器」を使って、強力な行政処分を行うことへの法的な後ろ盾が強化されました。
  2. 行政への宿題: 強力な権限を行使するには、業者が納得せざるを得ない「科学的・客観的な根拠(外部専門家の意見や調査データ)」を、丁寧なプロセスで積み上げる必要があります。

行政が「専門的知見を持つ」と言っても、それが担当職員の主観や勘であってはなりません。行政側が判断の根拠としたデータが、利害関係のない第三者の専門家によって裏付けられているかを、厳しくチェックしていく必要があります。

おわりに

今回の判例は、「私有財産権」よりも「住民の安全」を優先する法的根拠を明確にしました。

大津市においても、盛り土規制法(改正)に伴う新たな運用が進んでいますが、この判決の精神(=プロセスを尽くした、命を守るための毅然とした介入)が、適切に反映されているか。引き続き、議会の場を通じて確認し、提言を行ってまいります。


近所のゴミ屋敷、どうすれば解決する?行政と福祉が手を取り合う「最新の片付け術」

環境 生活 福祉 / 2026年3月6日

近隣の住宅地でもゴミ屋敷問題で相談がありましたし、過去にも数件対応したことがあります。

今回、環境省からこの問題の最新の取り組み事例が報告されていたので紹介します。

「ゴミ屋敷」と聞くと、単に「だらしないから」「片付けが苦手だから」と思われがちですが、実はその背景には複雑な事情が隠れていることが少なくありません。

解決の鍵は「縦割り」を壊すこと

これまでの対策では、ゴミのことは「環境部局」、本人の健康は「福祉部局」といった具合に、担当が分かれてしまいがちでした。

しかし、最新の事例では、これらが手を取り合う「部局横断的な連携」が大きな成果を上げています。

  • 多機関連携の会議:福祉・環境・警察・消防、さらには弁護士や民生委員が集まり、役割を分担して対応します。

  • 本人に寄り添うアプローチ:強制的に片付けるのではなく、まずは本人の困りごとを聴き、信頼関係を築くことから始めます。

  • 専門家の知見:精神科医や心理士などの専門職が加わり、なぜ溜め込んでしまうのかという原因(認知症や精神疾患など)に合わせた支援を行います。

ゴミを片付けた「その後」が本当のスタート

せっかくゴミを撤去しても、根本的な原因が解決していなければ再発してしまいます。最新の報告書では、再発防止のための継続的な支援が重要視されています。

  • 福祉サービスの導入:ヘルパーの派遣やデイケアの利用につなげ、定期的に人の目が入る環境を作ります。

  • 地域による見守り:近隣住民やボランティア、自治会と協力し、本人を孤立させない仕組みを整えます。

  • ゴミ出し支援:自力でゴミを出せない高齢者のために、玄関先まで収集に行く「ふれあい収集」などの制度も活用されています。

ゴミ屋敷問題は、地域の「孤立」のサインでもあります。行政の権限(条例)による指導だけでなく、福祉的な温かいサポートを組み合わせることが、本当の意味での解決への近道だと言えそうです。

【参照元】 「ごみ屋敷」対策に関する取組事例(環境省・厚生労働省・消防庁・国土交通省)