大津市議会議員 佐藤弘

一人のひとを どこまでも大切に 心豊かな まちづくりを目指します

若松神社例大祭に参列

地域活動 文化 行事 / 2026年5月6日

5月5日(月・祝)、好天に恵まれた中、若松神社で例大祭が行われ、私は自治会長として裃(かみしも)を着て、神輿渡御の神幸列に加わりました。

さて、神輿渡御の前に行われる「立鉾(たてぼこ)」について。
若松神社の春祭りで特に有名なのが「鉾振り(ほこふり)」神事です。神輿が出る前に、高さおよそ5メートルの大きな鉾を3本立て、幟(のぼり)をなびかせながら先端の鈴を鳴らし、拝殿の周りを回ります。
この鉾振りは、人々のけがれを払うための禊ぎの行事で、神輿渡御の前に場と人を清める役割を担っています。
鈴の音とともに3基の大きな鉾が動く様子は、見た目にも音にも独特の迫力があります。
鉾は重く高さもあるため、鈴を鳴らすタイミングをつかむのは難しく、何日も練習を重ねる必要があります。
この行事は「大江の鉾振り」として滋賀県選択の無形民俗文化財に指定され、若松神社鉾保存会によって大切に受け継がれています。

(出典:滋賀県神社庁大津市歴史博物館デジタルアーカイブ滋賀県無形民俗文化財一覧

 

自分も相手も大切にする新しい「つながり」の形

文化 / 2026年4月6日

最近、山梨総合研究所の「日本人の協調性」についてのコラムを読んだのですが、なるほどと感じました。

この記事を読んで一番印象的だったのは、日本人の性質は、大昔の稲作文化の中で「みんなで協力しないと生きていけなかった」時代からの名残だということ。

そう思うと、私たちが空気を読んでしまうのは、自分勝手だからでも弱気だからでもなく、遺伝子レベルで染み付いた「生き残るための知恵」だったんだな、と少し自分を許せる気がしました。

でも、今は村八分を恐れて全員が同じ顔をしなきゃいけない時代とは思いません。

記事の中で提案されていた「相互協調性」という考え方が、これからのヒントになりそうです。

これは、単に相手に合わせるんじゃなくて、「自分は自分、相手は相手」とお互いの個性を認めた上で、ゆるやかにつながるということだそうです。

これから意識したいと思ったポイントはこんなところ。

  • 「人並み」という安心感を一度捨ててみる。 平均値の中に隠れるのは楽だけど、自分の「好き」や「やりたい」を優先したほうが、結局は人生の満足度が高い。

  • 「助けて」と言える自立。 自立っていうのは「一人で抱え込むこと」ではなくて、「信頼できる相手と適度に頼り合えること」。

  • 空気は読んでも、飲み込まれない。 場の雰囲気は大事にするけれど、自分の意見まで押し殺す必要はない。

「みんな一緒」であることではなくて、バラバラな個性が集まっているからこそ面白い、そんな風に思える関係性にしたいです。

同調圧力っていう見えない壁に息苦しさを感じている人がいたら、一度この考え方に触れてみてはいかがでしょうか。

【今回参考にした記事】 Vol.332 日本人の協調性 ―個人の幸福度を高めるための相互協調性を考える― | 山梨総合研究所

SNS時代の必須スキルを“体験”で学ぶ:総務省のゲーム型ICTリテラシー教材が公開

パソコン 市民相談 教育 文化 生活 防犯 / 2026年2月20日

総務省が公開している「ICTリテラシー向上のためのゲーム型教育プログラム」は、SNSで日常的に起こりうるトラブルを“物語形式のゲーム”として体験しながら学べるオンライン教材です。
スマホやSNSが生活に欠かせない今、子どもから大人まで誰でも直面しうるリスクを、知識ではなく「疑似体験」を通じて理解できるのが特徴です。

はじめに、簡単にプログラムのねらいを説明すると

1. SNSの危険に気づける人を増やしたい

偽情報・詐欺・性的な脅しなど、SNSで起きやすいトラブルを 「自分ごと」として理解してもらうことが目的です。

2. 体験しながら判断力を身につけてほしい

文章で注意するだけでは伝わりにくいため、 ゲーム形式で「もし自分ならどうするか」を体験できるようにしています。

3. 子どもから大人まで全国で使ってほしい

無料で、ブラウザだけで使えるので、 学校・家庭・地域の講座など、どこでも活用できる教材として提供しています。

内容を、もう少し説明すると

1. SNSに潜む3つの代表的なリスクを扱う

教材は3つのエピソードで構成され、それぞれ異なる危険を扱います。

  • 偽・誤情報
  • SNS型投資・ロマンス詐欺
  • セクストーション(性的画像を使った脅迫)

どれも実際に被害が増えているテーマで、現実味のあるストーリーになっています。

2. ゲーム形式で「自分ならどうする?」を体験できる

  • 選択肢を選びながら進むアドベンチャー形式
  • 実際の事例を参考にしたリアルな展開
  • 正しい判断を学ぶというより、危険に気づく感覚を身につける構成

3. 「自分は大丈夫」という思い込みを崩す教材

SNSは便利な一方で、

  • 偽情報
  • 詐欺
  • 性的脅迫 などのリスクが誰にでも起こりうることを強調しています。 「知識」ではなく「体験」を通じて、いざという時に自分で判断し行動できる力を育てる狙いがあります。

4. 子ども・保護者・学校・地域団体にも使いやすい

  • 無料で使える
  • ブラウザで動くので準備不要
  • 授業・ワークショップ・地域のICT講座にも活用可能

移民反対”が支持を集める前にーデータで見る日本の外国人受入れと、地域の“共生”のつくり方

政治 文化 / 2026年2月2日

1. 感情論ではなく、事実から整理

最近、「外国人の受入れを制限する」といった主張が、政党支持の呼びかけに使われる場面があります。
一方で、人口減少が進む日本では、現場の人手不足を補う存在として外国人材が重要になっているのも事実です。

このテーマは、“賛成/反対”の二択にしやすいぶん、根拠が曖昧なまま議論が加熱しがちです。
そこで本記事では、まず下の動画を入口にしつつ、最新の統計・制度変更・治安やマナーの論点を、できるだけ公平に整理します。

2. 動画の紹介:何を考えるきっかけになるか

今回紹介する動画は、外国人受入れをめぐって起きやすい「誤解」や「すれ違い」を、視聴者が自分の生活実感と結びつけて考えるヒントを与えてくれます。

動画の要点

  • ポイント1:「外国人が増えた」という体感と、統計の読み方の違い

  • ポイント2:政治の言葉が“危機”を強調するとき、見落とされる前提

  • ポイント3:マナー問題・治安不安を“国籍”で語ることのリスクと、現実的な対策

 

3. 日本は“特別な移民政策”になっているのか?—数字で確認

結論から言うと、日本は「無制限に移民を受け入れる国」にはなっていません。
ただし、人手不足への対応として、就労ルートを拡大しつつある段階です。

  • 外国人住民の規模感(国際比較の目安):OECDによると、日本の外国人比率は2024年で2.7%と示されています。

  • 国内で働く外国人(労働市場の実態)厚生労働省の公表では、2025年10月末時点の外国人労働者数は2,571,037人で過去最多です。

  • 制度は“定着”に寄る方向へ:OECDは、技能実習を廃止し新制度(Employment for Skill Development/日本語では「育成就労」)へ移行し、2027年4月開始と整理しています。また、特定技能の対象分野が2024年に16分野へ拡大したことも記載しています。

つまり、「突然“移民国家”になった」というより、人口動態と人手不足の圧力で、実務として受入れが拡大している、が実態に近い整理です。

4. なぜ外国人の力が必要になるのか:人口減少と“生活インフラ”の人手不足

訪日客が増える一方、国内は少子高齢化で、医療・介護・建設・物流・地域サービスなど「生活を支える仕事」が足りにくくなります。

  • 2025年の訪日・入国外国人数は4,243万人(※再入国含む)と報じられ、移動・観光も含め外国人の存在感は増えています。

  • こうした環境下で、外国人労働者が増えているのは統計上も確認できます(上記のとおり2025年10月末で257万人)。

5. 「制限すべき」という主張の論点整理:何が根拠で、何が飛躍か

政治の主張は、問題提起として意味がある一方で、根拠が曖昧なまま「外国人=不安」と結びつくと、政策も地域も壊れやすくなります。

  • 2025年には、外国人への不安(犯罪・オーバーツーリズム等)に対応するため政府が“司令塔”的な組織を設けたと報じられています。ロイター報道では、政治テーマとしても敏感になっている状況が説明されています。

  • 一方で、「不安がある」=「全体を締め出す」は別問題です。必要なのは、①実態把握、②ルール整備、③支援と取締りのバランスです。

6. マナー・治安の問題をどう扱うべきか:国籍ではなく“行為”で対処する

6-1. 治安統計の読み方(大事な注意点)

警察庁は来日外国人犯罪について「検挙件数・検挙人員が増加」と記述しています。
ただしここで注意が必要です。

  • 「検挙」は犯罪発生件数そのものではありません(取締り強化でも増減し得る)。

  • 外国人が増えれば、“人数(絶対数)”は増えやすい。比較すべきは本来、分母を揃えた率や罪種の内訳・地域偏在です。

したがって、「増えた=危険」「国籍で一括り」は、データの使い方として飛躍が起きやすい、という整理になります。

6-2. マナー問題も同じ:悪いのは“人”ではなく“行動”

マナー問題は、外国人に限らず日本人でも起きます。
現実的な解決策は、国籍で線を引くことではなく、次のような“運用”です。

  • ルールを「日本語だけ」でなく、やさしい日本語+多言語で周知

  • 生活ルール(ごみ出し、騒音、駐輪、交通)を図解し、違反時は段階的に注意→指導→必要なら罰則

  • 相談窓口を整備し、孤立や誤解を減らす

政府も「共生社会」に向けた環境整備を進める方針を示しており、ロードマップ(対象期間〜2026年)を掲げています。

7. メリット・デメリット(中立整理)

メリット

  • 労働力の補完:介護・建設・物流など人手不足分野で生活インフラを維持しやすい

  • 地域経済の下支え:就労人口・消費・税や社会保険の担い手が増える可能性

  • 多様性による活力:企業・学校・地域で新しい視点や技能が入りやすい

デメリット/リスク

  • 地域の摩擦:言語・生活習慣の違いで、騒音・ごみ・交通など“生活ルール”が衝突しやすい

  • 行政コスト:多言語対応、教育、相談、住宅などの体制が必要

  • 制度の歪み:受入れ拡大が急だと、労働搾取や仲介の問題が起きやすい(技能実習の見直しが進んだ背景の一つ)

  • 分断の助長:根拠が薄い煽りが、差別や対立を生みやすい

8. 市民のための提言: “受入れ賛否”ではなく「共生の設計」を競う

最後に、感情論を超えて、自治体・地域で実装しやすい提案を3つ挙げます。

  1. 「誰が困っているか」を可視化するダッシュボード
     苦情(ごみ・騒音等)、相談、通訳需要、学校の支援ニーズを集約し、対策を“勘”ではなく“事実”で回す。政府も情報基盤整備を重視する流れがあります。

  2. ルール周知を“罰”より先に“伝わる形”へ
     多言語だけでなく「やさしい日本語」「ピクトグラム」「短尺動画」など、伝達設計に投資する。マナー問題は“伝わっていない”比率が意外に高い。

  3. 厳格化と支援をセットにする(片方だけにしない)
     悪質な違反は厳格に対応しつつ、生活立ち上げ(住居・日本語・相談)を整える。
     「取り締まり」だけでも、「受け入れ拡大」だけでも、現場は荒れます。

 

制度は『きっかけ』 そこから 『文化』が生まれる

まちづくり 地域活動 政治 文化 / 2025年11月12日

これまで私は、市民の皆様から寄せられる声を聞き、その問題解決のために「制度」や「ルール」を作ることが一つのゴールだと考えてきました。もちろん、社会問題を解決するためにルールを定めることは非常に重要です。

しかし、あるレポート(障害福祉計画見直しによる共生社会の深化)を読んで、それはゴールであると同時に「スタートライン」に過ぎないのだと、改めて気付かされました。

私たちが直面する課題を社会全体で共有し、理解を促すために、まず制度(ルール)は不可欠です。 例えば、かつてはタバコのポイ捨てや受動喫煙が当たり前の風景でした。しかし、「禁煙条例」といったルールが作られたことで、「喫煙は決められた場所で」「ポイ捨てはいけない」という意識が社会に広がる「きっかけ」となりました。

ここで重要なのは、制度を作って終わりではない、ということです。 レポートでは、制度が形式的になり、当事者の声が届きにくくなる危険性も指摘されていました。計画書にどれだけ立派な言葉が並んでも、それが実行され、人々の意識に届かなければ意味がありません。

制度の運用を通じてこそ、私たちは「本当に必要な支援は何か」「情報が届いていないのではないか」といった新たな課題に気づくことができます。そして、その気づきをもとに改善を重ねていく。

このプロセスを経て初めて、制度は「義務だから守る」ものから、「人として当たり前」の行動へと昇華していきます。 レポートで触れられていた「バリアフリー」や「障害者雇用」も同じです。法律で義務化されたから(制度)という段階から、誰もが使いやすい空間を自然に優先する(文化)、多様な視点が職場を豊かにする(文化)という意識に変わっていくことが本質です。

ルールは、いわば社会の意識を育てるための「器」や「道具」です。

今や、タバコのポイ捨てをしないことは「条例があるから」というよりも、社会の「常識」や「文化」として根付いています。

これからの私の役割は、制度という「きっかけ」を作ること。 そして、それが一過性のもので終わらぬよう、市民の皆様と対話を重ね、課題に気づき、改善を続け、最終的に社会全体の「文化」としてしっかりと根付くまで見届けることだと、強く決意を新たにしました。

参照元レポート

  • タイトル: 障害福祉計画見直しによる共生社会の深化~制度から文化への転換~
  • URL: https://www.dlri.co.jp/files/ld/534376.pdf

秋まつりに向けて準備を進めています

まちづくり 地域活動 市民協働 文化 行事 / 2025年10月3日

11月1日と2日に開催される「瀬田学区秋まつり」に向けて、第2回実行委員会が開かれました。

私の担当は、プログラムの作成や会場レイアウトの調整、そして特に自治会ごとの役割分担をまとめた計画書づくりです。

当日の実行委員会では、その計画内容を説明しましたが、大きな指摘もなく、ほぼ了承をいただくことができました。

これで準備の方向性も固まり、あとは実施に向けて、それぞれが動き出す段階です。
当日を楽しみにしながら、しっかり準備を進めていきたいと思います!

勝浦で再会のひととき、そして“地獄のぞき”体験!

文化 私事 観光 / 2025年5月20日

先日、昭和53年卒業の土木工学科クラス会に参加してきました。

今回は千葉県勝浦を舞台に、親睦会と観光を兼ねた1泊2日の小旅行。

1日目は宿での懇親を深め、翌日は勝浦海中公園、そして鋸南町の「鋸山(のこぎりやま)」へと足を運びました。

圧巻だったのは、やはり鋸山。

鋸山の形態を語るのが、良質な凝灰岩である「房州石(ぼうしゅういし)」の採掘跡です。

この石材は加工しやすく耐火性にも優れていたため、江戸時代から建築資材や生活用品(かまど、七輪など)として江戸や横浜などに供給され、日本の近代化を支えました。

山頂までの道中、切り立った岩肌の風景は、まさに壮観でした。

中でも山頂の「地獄のぞき」では、せり出した岩の先端に立ち、真下を見下ろすスリルを体験。

手すりこそあるものの、今にも足元の岩が崩れ落ちるのでは……と錯覚してしまうほどの怖さ体験しました。

階段の数も相当なもので、登っては下りてを繰り返し、数千段はあったのではと思います。

真夏の陽気もあって、参加者全員が汗びっしょり。ですが、その分達成感もひとしおで、皆で笑い合い(後半は寡黙に)ながらの山歩きは、思い出深い時間となりました。

やや体力勝負ではありましたが、見応え・歩き応えともに大満足の鋸山観光でした。

クラスメートとの再会と、懐かしさに浸るひとときに、心も身体もリフレッシュできました。

若松神社の春祭り:3本の立鉾が奉納される「鉾振り」

文化 / 2025年5月5日

大江若松神社の春祭り(5月5日)では、神輿渡御に先立って、3本の立鉾が奉納される「鉾振り」という神事が行われることで知られています。
立鉾の奉納は、若松神社の春祭りの最大の見どころの一つ。
この鉾振りは、滋賀県の無形民俗文化財に指定されています。

文化財を守るためー龍谷大学で消防訓練が実施されました

文化 議員活動 防災防犯 / 2025年1月18日

1月18日、大津市消防局および大津市消防団、龍谷大学自衛消防組織などが参加した文化財消防訓練が、龍谷大学のキャンパス内にある歴史的建築物「樹心館」を舞台に行われました。

今回の訓練は、文化財である樹心館を火災から守るため、迅速かつ効果的な消火活動や避難誘導の手順を確認する目的で実施されました。参加者たちは、消防車両や消火器などの機材を使いながら、火災発生時のシミュレーションを通じて実践的な訓練を行いました。

また、訓練終了後には特別に樹心館の内部を見学させていただく機会もありました。樹心館は、その美しい木造建築と歴史的価値の高さから文化財として重要です。見学では、建物の設計や文化的背景についての解説が行われ、文化財の保護の重要性を実感していました。

紫式部を講談とピアノで楽しむ

文化 / 2024年12月14日

**「講談とピアノ 紫式部を語り、奏でる」**が本日14日、大津市伝統芸能会館で開催されました!

旭堂南風さん、南照さん、南鈴さんの3人の講談師が、それぞれの語りで紫式部の世界を表現し、
さらに、感性豊かなピアニスト・月ノいづみさんが美しい音色を奏でました。♪♪

この催しに参加したきっかけは、石山寺の前で行われていた旭堂南風さんの講談を偶然耳にしたことでした。

また、NHK大河ドラマ「光る君へ」を少しだけ見ていたので、紫式部の生涯や『源氏物語』について多少の知識があったことも関心を深めるきっかけとなりました。