大津市議会議員 佐藤弘

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退院時に困ったときのために、MSW(医療ソーシャルワーカー)の存在と役割を知っておこう

医療 市民相談 福祉 / 2026年3月16日

退院時に困ったときのために、医療ソーシャルワーカー(MSW)の存在と役割を知っておこう

入院中は治療に集中していても、いざ退院が近づくと病院から退院してくれと催促があります。

「この先どうすればいいのか」「家に帰れるのか、施設に入るべきなのか」
と不安になる方は少なくありません。

こんな時に、私も多くの方から相談を受けたことがあります。

実は、こうした 退院後の生活の不安や困りごとを一緒に考えてくれる専門職 が、病院にはいます。
それが 医療ソーシャルワーカー(MSW) です。


‍⚕️ MSWってどんな人?

医療ソーシャルワーカーは、
患者さんやご家族の「生活」と「医療」をつなぐ専門職 です。

  • 退院後の生活の相談
  • 介護サービスや施設の情報提供
  • 経済的な不安の相談
  • 家族の負担や心配ごとの整理
  • 行政や地域の支援機関との橋渡し

など、医療だけでは解決できない部分を支えてくれます。


退院先の選択は簡単ではない

退院後の行き先は、大きく分けると次の3つです。

  • 自宅(在宅医療・介護サービスを利用)
  • 介護施設(特養・老健・グループホームなど)
  • 医療機関(地域包括ケア病棟・療養病床など)

しかし実際には、
「家族の意見がまとまらない」
「施設が見つからない」
「在宅は不安だけど施設も難しい」
など、すぐに決められないケースが多いのが現実です。


困ったとき、MSWはどう支えてくれるのか?

行政説明用の図解の流れに沿って、
市民向けにわかりやすく紹介します。

① まずは状況の整理

  • 本人の希望
  • 家族の意向
  • 医療的な必要性
  • 経済的な状況
  • 在宅の可否
    などを丁寧に聞き取り、課題を整理します。

② 多職種で話し合い

医師・看護師・リハビリ・ケアマネなどと一緒に、
「どこで生活するのが安全で安心か」を検討します。

③ 退院先の選択肢を広く検討

  • 在宅サービスの組み合わせ
  • 介護施設の紹介・照会
  • 障害福祉サービスの活用
  • 医療機関での一時的な受け入れ
    など、複数の選択肢を提示してくれます。

④ 行政との連携(困難ケース)

施設が見つからない、在宅が難しい、身寄りがないなどの場合は、

  • 地域包括支援センター
  • 高齢福祉課・障害福祉課
  • 生活保護担当
    といった行政と連携し、合同で解決策を探します

⑤ 法的支援の検討

本人の意思が確認できない場合は、

  • 成年後見制度
  • 倫理委員会での検討
    など、法的な支援も視野に入れます。

⑥ 最適な退院先の決定と移行支援

最後は、本人の意思を最大限尊重しながら、
家族・行政・地域と連携して、切れ目なく退院をサポートします。


市民として知っておきたいポイント

✔ 退院支援は「病院だけで解決できない」

医療・介護・行政が協力して初めて成り立ちます。

✔ 困ったら早めにMSWに相談

退院が近づいてからではなく、
「不安を感じた時点」で相談するのがベストです。

✔ 家族だけで抱え込まなくていい

介護の負担、施設探し、経済的な不安など、
家族だけで解決する必要はありません。

✔ 身寄りがない方も支援の対象

MSWは、家族がいない方の支援にも対応しています。


✨ まとめ

退院は「医療」だけでなく「生活」の問題でもあります。
その橋渡し役として、医療ソーシャルワーカーはとても重要な存在です。

もし退院後の生活に不安があるときは、
遠慮せずに病院のMSWに相談してみてください。
あなたやご家族が安心して次の生活へ進めるよう、
一緒に考え、支えてくれるはずです。


参考:医療ソーシャルワーカー業務指針の改正及び医療ソーシャルワーカー業務基準の策定について

SNS時代の必須スキルを“体験”で学ぶ:総務省のゲーム型ICTリテラシー教材が公開

パソコン 市民相談 教育 文化 生活 防犯 / 2026年2月20日

総務省が公開している「ICTリテラシー向上のためのゲーム型教育プログラム」は、SNSで日常的に起こりうるトラブルを“物語形式のゲーム”として体験しながら学べるオンライン教材です。
スマホやSNSが生活に欠かせない今、子どもから大人まで誰でも直面しうるリスクを、知識ではなく「疑似体験」を通じて理解できるのが特徴です。

はじめに、簡単にプログラムのねらいを説明すると

1. SNSの危険に気づける人を増やしたい

偽情報・詐欺・性的な脅しなど、SNSで起きやすいトラブルを 「自分ごと」として理解してもらうことが目的です。

2. 体験しながら判断力を身につけてほしい

文章で注意するだけでは伝わりにくいため、 ゲーム形式で「もし自分ならどうするか」を体験できるようにしています。

3. 子どもから大人まで全国で使ってほしい

無料で、ブラウザだけで使えるので、 学校・家庭・地域の講座など、どこでも活用できる教材として提供しています。

内容を、もう少し説明すると

1. SNSに潜む3つの代表的なリスクを扱う

教材は3つのエピソードで構成され、それぞれ異なる危険を扱います。

  • 偽・誤情報
  • SNS型投資・ロマンス詐欺
  • セクストーション(性的画像を使った脅迫)

どれも実際に被害が増えているテーマで、現実味のあるストーリーになっています。

2. ゲーム形式で「自分ならどうする?」を体験できる

  • 選択肢を選びながら進むアドベンチャー形式
  • 実際の事例を参考にしたリアルな展開
  • 正しい判断を学ぶというより、危険に気づく感覚を身につける構成

3. 「自分は大丈夫」という思い込みを崩す教材

SNSは便利な一方で、

  • 偽情報
  • 詐欺
  • 性的脅迫 などのリスクが誰にでも起こりうることを強調しています。 「知識」ではなく「体験」を通じて、いざという時に自分で判断し行動できる力を育てる狙いがあります。

4. 子ども・保護者・学校・地域団体にも使いやすい

  • 無料で使える
  • ブラウザで動くので準備不要
  • 授業・ワークショップ・地域のICT講座にも活用可能

多く寄せられる草木の除草・伐採の要望の対応から③

市民相談 環境 / 2025年12月17日

住宅隣接地の除草について(農地の場合の注意点)

住宅に隣接する土地の除草について、環境政策課に相談したケースがありました。
その結果、地目が「農地」の場合は農業委員会の所管になるとの説明を受けました。

ここで重要な点があります。

  • 後日、土地が農地であると判明した場合は、
    改めて農業委員会へ直接依頼する必要がある
  • 農業委員会は、環境部からの引き継ぎ対応は行わない

という点で、所管部署が分かれているため分かりにくいという課題があります。

聴覚障害のある方からの切実な声~合理的配慮と安全対策の必要性~

市民相談 環境 福祉 / 2025年7月14日

先日、聴覚障害のあるAさんから、補聴器は付けているが、工場での機械騒音により非常ベルが聞こえにくいという相談を受けました。

Aさんが難聴者協会、会社に要望して回転灯を設置したものの、非常ベルと連動せず、健常者が手動で操作する仕組みとなっています。

しかし、これでは残業時など周囲に人がいない状況での安全が確保されないので不安だから、更なる改善を求めているが対応してくれないという相談です。

これは、2024年4月施行の改正障害者差別解消法で義務化された「合理的配慮」に反する可能性があり、命に関わる問題です。

Aさんの難聴者協会への相談にハローワークを勧められたのはなぜか私も不思議に思っていたのですが、

調べてみると、雇用主との関係性や障害者雇用促進法の観点から、まずハローワークが適切な窓口となるようです。

非常ベルと連動した回転灯の設置は技術的に可能で、費用も一般的な設備投資の範囲内であり、事業者が負担すべき合理的配慮と考えられます。

Aさんのように困難を抱える方が安心して働けるよう、企業は聴覚障害者の声を受け止め、非常ベル連動の回転灯設置や振動アラーム導入など、

視覚・触覚に訴える複数の対策を講じ、安全な職場環境を整備することが求められると考えます。

Aさんからは、障害者に対する相談窓口の設置を企業にも設けるような制度にして欲しいとの要望がありました。

防草シート施工:10年間で500万円以上の差が出る理由

市民相談 建設 環境 / 2025年2月27日

質問に役立つ行政関連情報のアップデータ 2月26日から

リンクを掲載した以下の記事ですが、気になったので防草シートについて調べてみました。

防草シート施工が管理コストに与える影響(電力中央研究所 報告書)

雑草管理は、農業や公共施設、インフラ設備の維持において重要な課題です。

地域住民からは高齢になったため草刈りをしてほしいという要望が毎年増え続けています。

このようなことから本市においても、長期的な雑草抑制を可能にする有効な手段として防草シートを設置することがあります。

ザバーン®・プランテックス®製防草シートから

しかし、適切なシート資材を使用した施工が行われなければ、その効果は大きく損なわれ、追加コストや管理負担が発生するリスクがあります。

防草シート施工における成功事例と失敗事例を比較し、長期的なコスト削減と効果的な雑草管理を実現するためのポイントを調査してまとめてみました。

以下に、シートXとシートPの耐用年数を10年と設定し、10年間における施工コストと管理コストを比較した一覧表を示します。

項目 シートX シートP
施工コスト 41.7万円(100m²あたり) 37.6万円(100m²あたり)
施工回数 1回(10年耐用) 10回(1年ごとに張り替え)
施工総コスト 41.7万円 376万円(37.6万円 × 10回)
管理コスト なし(10年間効果持続) 22.3万円(100m²あたり、年1回)
管理回数 0回 10回(毎年除草作業)
管理総コスト 0万円 223万円(22.3万円 × 10回)
総コスト 41.7万円 599万円(施工 + 管理コスト)

まとめ

  • シートXは、施工コストが41.7万円で、10年間の耐用年数を持つため、追加の管理コストは発生しません。
  • シートPは、施工コストが37.6万円ですが、耐用年数が1年未満であるため、10年間で10回の張り替えが必要となり、施工総コストは376万円に達します。また、毎年の管理コストが22.3万円かかるため、10年間で223万円の管理コストが発生します。

この結果、シートXを使用した場合の総コストは41.7万円であるのに対し、シートPを使用した場合は599万円となり、シートXの方が圧倒的にコスト効率が良いことがわかります。

※事例に挙げたシートX(推奨されるシート)の材質
防草シートには、主にポリプロピレン製のシートが使用されることが多く、特に以下のような製品が推奨されています。

  • Xavan®防草シート240グリーン(厚さ0.64mm)
  • Xavan®防草シート350グリーン(厚さ0.80mm)
  • Plantex®製68ブラック(厚さ0.27mm)

これらのシートは、遮光性や耐久性に優れており、適切に施工されることで数年にわたり雑草の成長を抑制する効果があります。

特に、遮光性が高いシートは雑草の光合成を妨げるため、効果的な防草が期待できます。

し尿処理施設の視察に

市民相談 環境 / 2024年5月9日

9日に大津市の志賀衛生プラントを視察しました。

プラントは清潔に管理されており、臭いも全く感じませんでした。

処理能力は1日に23klですが、処理量は月によって異なります。多い月では概ね600klに達し、平均すると1日約20klとなります。

そのため、稼働率は高めです。

受け入れる汚泥は、浄化槽汚泥とし尿の2種類があります。浄化槽汚泥の量は増加している一方で、し尿は減少傾向にあります。両者の割合はおおよそ3:2です。

最終的に汚泥は焼却灰になりますが、凝固剤としてポリ鉄(ポリ硫酸第二鉄)という鉄系の無機高分子凝集剤を使用しています。これにより、焼却灰は鉄がさびたような色になります。

この焼却灰は大阪湾フェニックスへ搬送されて処分されます。

 

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相談のあった駐車場の舗装改修工事

市民相談 建設 / 2024年4月7日

アパート駐車場の舗装が傷んでいるので、舗装をして欲しいとの相談。

さっそく、業者を紹介して工事をしてもらいました。

工事が始まると、現場から離れられずに最後まで見届けてしまいました。

久しぶりに現場監督に戻ったようでした。

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街路樹の根で隆起した舗装が修繕されました

市民相談 建設 / 2024年3月4日

今日(月曜日)は、瀬田駅前で該当挨拶に立つ日。

スマホのタイマーを使って写真を撮ってみました。

この後、2月通常会議の質疑・一般質問。

3時頃、歩道修繕の要望があった方から「今日修繕してくれた」と連絡があったので、

議会を終えてから現場を確認に行きました。

 

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修繕完了(夕方で写真が暗くなっている)

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修繕前 (写真では分かりにくいが、ひび割れたところはかなり盛り上がっている)

市民の要望(振動・水溜り・階段滑る)対応に回りました

交通 地域活動 市民相談 / 2024年2月6日

今日は早朝から要望対応に回りました。

1件目は、国道の通行車両による振動対策についての対応です。

9時に要望者と土木事務所との立会に行きました。

振動に悩まされる住民の気持ちはわかります。

しかし、道路の振動対策は非常に難しいものです。

結論は、振動の発生原因となる段差を少しでも減らすため、

前面の道路を切削(アスファルトを厚く削り取ること)して、再舗装をすることになりました。

振動対策

次は、名神高速道路の工事車両が通行する道路の水たまりの対策の要望です。

乾いた状態で写真を撮って要望したのですが、水溜りがなく要望箇所の状況が分かりにくかったようです。

今日は、今朝から雨が降っていたので、その水溜りのある要望箇所を撮影しました。

これならよくわかりますね。

水溜り

最後は、自治連合会の管理する会館の階段が滑って怖いので滑り止めをつけてほしいとの要望対策。

滑り止めテープを購入し16段の階段に貼り付けをしました。

結構綺麗に貼れました。

なぜ私が貼るのかって?

それは、自治連の役員をしているからです。

滑り止め

 

要望の水路石積みが復旧されました

市民相談 議員活動 / 2024年1月31日

1年半前に相談のあった、水路石積の修復が行われました。

修復工事については色々検討されましたが、石積側の境界を確定する必要があり

現状の石積を復旧する方法となりました。

復旧するにあたっても境界等の問題が絡むと時間もかかりますし、適切な工法の選定も必要です。

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着手前

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復旧後