大津市議会議員 佐藤弘

一人のひとを どこまでも大切に 心豊かな まちづくりを目指します

「誰かの役に立つ」が最高の長寿薬?幸福感がアップする「貢献寿命」のすすめ

交流 地域活動 市民協働 / 2025年9月25日

「人生100年時代」と言われて久しくなりましたが、「ただ長生きするだけで本当に良いのだろうか?」と感じることがあります。
近年注目されているのは「健康寿命」、すなわち健康で自立して生活できる期間を延ばそうという考え方です。
けれども、さらに豊かで幸せな人生を送るためのカギは、そこに隠されているのです。

そこで今回ご紹介したいのが、新しい視点である「貢献寿命」です。


「貢献寿命」とは?

「貢献寿命」とは、**「社会とつながり、役割を持ち、誰かの役に立ち、感謝されるといった関わりを持ち続けられる期間」**のことを指します。

この考え方を提唱したのは、東京大学の秋山弘子名誉教授です。単に長生きする、健康でいるだけではなく、社会との関わりの中でイキイキと過ごす時間こそが大切であることを示しています。

実際に研究では、「社会とのつながりが豊かな人ほど長生きする」「誰かのために行動する人は幸福度が高い」といった結果も報告されています。つまり「誰かの役に立つ」という体験そのものが、心身の健康や幸せにつながる“最高の長寿薬”と言えるでしょう。


「貢献寿命」を延ばす5つのヒント

「貢献」と聞くと、ボランティアや自己犠牲のような大きな取り組みを想像してしまうかもしれません。しかし「貢献寿命」の対象はもっと広く、日常のささやかなことまで含まれます。
具体的には、次の5つの関わり方が考えられます。

1. 仕事を通じた貢献

年齢に関わらず、仕事を通じて役割を果たすこと。パートタイムや短時間の勤務であっても、社会とのつながりを生む大切な貢献です。

2. 助け合いによる貢献

ボランティア活動はもちろん、家族や孫の世話、近所の人との助け合いも含まれます。日常のちょっとしたおすそ分けや挨拶も、立派な「貢献」の一つです。

3. 経済面での貢献

地域のお店で買い物をすることや、税金を納めることも社会経済を支える重要な貢献といえます。

4. 知識や経験の継承による貢献

長年培ってきた仕事のスキルや趣味の知識、人生経験などを次の世代に伝えること。これも非常に価値ある貢献です。

5. 存在そのものによる貢献

特別な行動をしなくても、自分の存在そのものが家族や友人の心の支えになることがあります。「生きているだけで誰かの力になっている」——そんな形の貢献も確かにあるのです。


日常の中で「貢献」を意識する

日々の暮らしの中で、ほんの少しだけ社会や周囲との関わりを意識してみる。
それだけで人生はより豊かに、そして張りのあるものへと変わっていきます。

たとえば、近年は自治会離れが進んでいますが、自分のためだけに時間を消費するのではなく、地域活動を通じて「誰かの役に立っている」という実感を得ることで、自分自身の幸福感を高めることができます。
その積み重ねが、心身ともに健康で、充実した毎日へとつながっていくのです。


参照元記事

地域の見守り高齢者つなぎ力プロジェクト

まちづくり ボランティア 交流 介護 保健 / 2025年6月5日

この資料は、高齢者の孤立を防ぎ、地域全体で高齢者を見守るための地域ネットワークを効果的に構築・更新する方法について解説しています。少子高齢化が進む日本において、単身高齢者世帯の増加に対応するため、地域包括支援センターや市町村が多様な主体と連携し、持続可能な見守り体制を築くことの重要性を強調しています。具体的には、地域住民や民間事業者、ICT機器などを「見守りセンサー」として活用し、地域包括支援センターを「見守りアンカー」として情報を集約、早期支援につなげる「高齢者見守り地域ネットワーク」の全体像を示し、その具体的な進め方や財源、関係機関との連携、個人情報保護といった多岐にわたる疑問点にQ&A形式で答えています。さらに、長崎県佐々町など9つの先進事例を通して、住民参加の促進やICT活用による負担軽減など、実践的なヒントを提供することで、各地域での見守り体制の強化を促すことを目的としています。

 

 

瀬田学区3世代カローリング大会に参加

交流 地域活動 子育て 行事 / 2024年11月10日

10日、瀬田学区で地域の絆を深めるためのカローリング大会が開催され、私は選手兼、自治会長および自治連合会会長代理として参加しました。

この大会は、就学前の子供から高齢者まで、幅広い世代が一緒に楽しめる貴重なイベントです。自治会の参加メンバーが揃わず、やむを得ず不参加となった地域もありましたが、参加した皆さんは笑い声が絶えず、和気あいあいとした雰囲気で競技を楽しんでいました。

表彰式では3位入賞者に賞状と賞品をお渡しし、皆さんの努力を称えることができました。

残念ながら、我が東北自治会は4位となり入賞は逃しましたが、皆で参加し、素晴らしい時間を過ごすことができ、一段と親睦も深まりました。

船光祭を一番丸から見学

交流 / 2024年8月18日

17日は地域の皆さんと一番丸に乗船して、船光祭を見学しました。

 

 

 

 

おおつかがやきネットワークと市議会との意見交換会

交流 議会 / 2024年7月8日

おおつかがやきネットワークと市議会との意見交換会が行われ参加しました。

今回は、以下の3つのテーマについて、ワークショップで行われました。

  • 「政治分野におけるシェンダ ー ギャップ」
  • 「職場・職業におけるシェンダ ー ギャップ」
  • 「地域・家庭におけるシェンダ ー キャッフ」

eスポーツ大会の開催

交流 地域活動 子育て / 2024年7月7日

瀬田学区の体育協会主催で、eスポーツ大会が開催されました。

今回は、自治会対抗では無く自由参加です。

競技はボーリングで、四つのスペースで行われました。

参加者はシニア、子ども連れの家族が中心でした。

初めての企画ですが、eスポーツもいいですね

東京都市大校友会10周年記念の関西B総会を琵琶湖ホテルで開催

ICT活用 交流 / 2024年3月2日

東京都市大校友会の10周年を記念して、関西B総会が琵琶湖ホテルで開催されました。

関西各地域、また校友会本部から、合わせて62名が参加しました。

一部では、東京都市大学の秋山佑樹准教授から「空間情報×AIで挑む 自治体の空き家分布把握に向けた取り組み」のテーマで記念講演がありました。

私としては、大変に興味のある内容でしたので、後日研究室をHPで訪問したいと考えています。

DSCN1278 (ブログ)

校友会で山小屋BBQに

交流 / 2023年11月26日

志賀駅に9時20分集合、山小屋までウオーキングの予定でしたが、雨のため車で移動。

外でBBQの予定もテラスがあったので、雨を凌ぐことが出来ました。

第39回大津っ子まつりが開催

交流 子育て 市民協働 文化 / 2023年5月21日

最高の天気の中、第39回大津っ子まつりが4年ぶりに屋外で盛大に開催されました。

親子連れで多くの方が、メイン舞台や、屋台、屋内外の様々な催しを楽しんでいました。

大津市議会議員と龍谷大学との意見交換会

交流 議会 議員活動 / 2023年2月3日

3日、大津市議会議員(広報広聴委員会委員とオブザーバー会派)と龍谷大学の今里ゼミ生との意見交換会が行われました。

テーマは、①議会活動の評価について ②広報広聴ビジョンアクションプランに基づく学生からの提案について

①については、市民目線での議会評価として、( 1 ) 議案審査・調査 ( 2 ) 議会の機能強化 ( 3 ) 政策立案・提言についてゼミ生からの評価について報告がありました。

②については、大津市議会における公式 LINE 活用の提案でした。

議場にて評価報告のあと、それぞれ議員と学生が3つのグループに分かれてワークショップが行われました。

このワークショップの結果については、私を含めて議員の3グループの代表が議場にて報告をしました。

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