大津市議会議員 佐藤弘

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はじめてのデジタル活用に迷ったらこれ!デジタル庁が贈る、暮らしを豊かにする28の「ことば」のススメ

AI生成機能 / 2026年8月14日

「デジタル活用」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を、最近あちこちで耳にしませんか?
便利そうだとは思いつつも、「なんだか難しそう」「何から始めればいいのか分からない」と、一歩を踏み出せずにいるデジタル活用初心者の方も多いのではないでしょうか。

そんな方にこそ、ぜひ手に取っていただきたい素晴らしい冊子があります。 それが、デジタル庁が発行している『デジタルを活用する未来に向けて』という提言書です 。

この冊子は、機械的な操作マニュアルではありません 。一人ひとりがデジタルを使って「よりよい暮らしや社会」をつくるためのヒントを、優しい**28の「ことば」(キーワード)**としてまとめた、初心者にとっても心強いガイドブックなのです 。

今回は、この冊子がなぜ初心者におすすめなのか、その魅力とポイントを分かりやすくご紹介します!


1. なぜ初心者にぴったり?この冊子の3つの魅力

① 操作手順ではなく、デジタルの「向き合い方のコツ」がわかる

一般的なマニュアルは「このボタンをこう押す」という手順しか教えてくれません [209]。しかし、この冊子は違います。 よい実践に繰り返し見られるコツを体系化した「パターン・ランゲージ」という手法が使われており、「何のために、どう考えて、どう動けばいいのか」という**物事の捉え方や向き合い方のコツ(骨)**を教えてくれます 。 自分の状況に合わせて、自分で考えながら少しずつ試していくことができます。

② 難しい定義がなく、ゆるやかにイメージできる

「インターネットって何?」「データってどういうこと?」と、厳密な定義に頭を悩ませる必要はありません。この冊子では、「デジタル」という言葉にあえて曖昧さを持たせ、パソコン、スマホ、あるいはデータやネットなど、文脈に合わせてゆるやかにイメージしてよいとされています。これだけで、一気にハードルが下がりますよね。

③ 家族や友人と「対話」するための共通言語になる

28の「ことば」は、日常の会話でそのまま使いやすいように名付けられています。 別冊の「ことばカード」などを使って、「うちの家族ならどう使えるかな?」「仕事でこれを試してみようか」と、周りの人とワイワイおしゃべりしながらアイデアを膨らませるツールとして大活躍します。


2. すべての基本となる核(Core):「よりよくするためのデジタル」

28のことば全体を貫く、最も大切な考え方がこのCore(核)にあります。

  • Core:よりよくするためのデジタル
    • デジタルを使うこと自体が目的になって、私たちの暮らしが置き去りになってはいけません 。デジタルは、私たちの暮らしや社会をよりよくするための「道具・手段」にすぎない、という初心者が一番安心できる約束がここに書かれています 。

3. あなたの状況に合わせて選べる、3つのカテゴリー

28のことばは、Coreを中心に【暮らし】【コミュニティ・活動】【社会】という3つのカテゴリーに分かれています 。特に初心者の皆さんや、初心者をサポートしたい方に役立つポイントをピックアップしてご紹介します!

カテゴリーA:一人ひとりの暮らしをよくする(9つのことば)

ここには、自分自身がデジタルを楽しんだり、身近な人の最初の一歩を優しく支えたりするための知恵が詰まっています [152, 153]。

  • 「それ、いいね」の実感(A1)
    • デジタルの凄さを言葉で説明するより、実際に自分が楽しんでいる様子を見せたり、相手に少し触ってもらったりすることで、「使ってみたい!」というワクワクを育みます 。
  • 困りごとの解決(A2)
    • 「買い物に行くのが大変だからネットスーパーを試してみよう」「文字が読みづらいから拡大表示や音声読み上げを使ってみよう」など、今まさに困っている身近な解決にデジタルを役立てます 。
  • 使い始めの伴走(A4)
    • 最初の大変な初期設定や登録は、得意な人が代わりに手伝ってあげましょう。本人が「自分にもできそう!」と思えるところから、徐々に自分で操作する部分を増やしていく寄り添いが大切です 。

カテゴリーB:コミュニティや活動を育てる(9つのことば)

お仕事、まちづくり、地域活動、サークルなどでデジタルを導入・活用したいときに役立つヒントです。

  • 本当に望んでいること(B1)
    • 「新しい技術だから導入しよう」ではなく、関わる人たちの「ありたい姿」をまず描き、そのための手段としてデジタルを取り入れます。
  • できる限りシンプル(B2)
    • 「念のため」とあれこれ機能を盛り込むと、複雑になって誰も使えなくなってしまいます [174]。本当に必要なこと(幹)を見定め、それ以外の不要な部分は削ぎ落とすのが、使いやすさの秘訣です 。

カテゴリーC:これからの社会をつくっていく(9つのことば)

安心して暮らせるデジタル社会を、みんなで共につくっていくためのリテラシーや考え方です。

  • 発信の影響力(C1)
    • インターネットでの小さな発言やリアクションが、時に大きな波になることを意識し、「本当に今、この発信は適切かな?」と一度立ち止まって考える習慣を提案しています。
  • いろいろな届け方(C4)
    • 全員がデジタル機器を完璧に使いこなさなければならない社会は、息苦しいですよね。直接機器を使わない人にも、サポート窓口での代行などを通じてデジタルの恩恵が広くあたたかく届くインクルーシブな工夫を大切にしています。

4. 今日からできる!「ことば」の使い方の3ステップ

この冊子は、最初から順番にすべてを読む必要はありません 。パラパラとめくって、自分の状況に合うものから気軽に取り入れてみましょう!

  1. 【STEP ① 見つける】:目次などをパラパラ眺めて、気になった「ことば」を1つ選びます。
  2. 【STEP ② 考える/話す】:内容を読んで、「自分だったらどう実践できるかな?」と考えたり、家族や仲間と話したりしてみます 。
  3. 【STEP ③ やってみる】:日常や仕事の中で、自分にできる小さなアイデアから試してみます。

おわりに

修行を重ねて豊かさを磨き、他者を気遣う「お茶道」や「武道」のように、デジタルを通じてよりよい暮らしをひらいていく実践の道を、この冊子では「デジ道(デジタル道)」と呼んでいます。

「デジタルは難しそう…」という不安を取り払い、私たち一人ひとりが主役となってワクワクしながら未来の道具を使いこなす。そんなあたたかいヒントをくれるこの提言書は、まさにすべてのデジタル活用初心者にとっての「道しるべ」です。

ぜひ、気になった「ことば」を1つ見つけて、あなたらしい「デジ道」の最初の一歩を踏み出してみませんか?