自治体のデジタル化最前線!陸前高田市とたつの市から学ぶ「地域の守り方」
今回は、総務省が公開している事例集から、私たちの街でもぜひ参考にしたい「自治体のデジタル化」の取り組みを2つピックアップしてご紹介します。
デジタル化というと「スマホが使えないと取り残されるのでは?」と不安に思うかもしれませんが、今回ご紹介するのは、誰もが安心して暮らせる「地域の守り方」をテクノロジーで優しくサポートする素晴らしい事例です。
参考資料:地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第5.0版】(総務省)
1. 黒電話でもOK!AIと電話で災害時の安否確認【岩手県陸前高田市】
大雨や台風などの災害時、迅速な避難指示と安否確認は命に関わる重要な課題です。陸前高田市では、最新のクラウド・AI技術と、昔ながらの「電話」を組み合わせた自動音声一斉配信システムを導入しました。
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スマホがなくても大丈夫: 音声のみの応答で完結する設計のため、スマホを持たない高齢者や、黒電話を使っているご家庭でも確実に情報を受け取れます。
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一斉発信で逃げ遅れを防止: 災害の恐れがある際、事前に登録した連絡先へ一斉に電話やSMSを発信し、必要な情報を即時に届けます。
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市職員の負担を大幅カット: 手作業で行っていた安否確認が自動化され、職員が他の重要な災害対応に集中できるようになりました。
まさに「デジタルとアナログの融合」で、住民を誰一人取り残さない防災を実現している事例です。


2. 離れていても安心。高齢者への「ゆるやかな見守り」【兵庫県たつの市】
コロナ禍以降、地域との繋がりが減少し、高齢者の「新しい孤立」が問題となりました。
そこでたつの市は、ICT機器を活用して、離れて暮らす家族が高齢者を無理なく見守れる仕組みを導入しました。
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生活の様子を自然に確認: 高齢者がテレビ等で動画を視聴したタイミングや、部屋の温度・起床情報などが、離れて暮らす家族のスマホアプリに届きます。
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お互いに負担のない「ゆるやかさ」: 監視されているという抵抗感を感じさせず、お互いのプライバシーを尊重しながら自然な安否確認ができます。
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行政からの直接サポート: 必要に応じて、行政からフレイル(虚弱)予防などの最適な情報を、対象者へ直接発信することも可能です。
テクノロジーが家族の絆をそっと繋ぎ直し、温かくサポートしてくれる優しい取り組みです。


まとめ
陸前高田市とたつの市の事例から見えてくるのは、デジタル化の目的は単に効率化することではなく、「地域の安心と繋がりを守る」ことだということです。 最新技術を使いながらも、住民の目線に徹底的に寄り添う工夫が、地域の安全に直結しています。私たちの住む街でも、こうした温かいデジタル化のアイデアが広がっていくと良いですね!