介護期間5年以上が3割超!長期化する在宅ケアと、働き続けるために必要な備えとは
「介護はいつか終わるもの」と思っていても、現実はそう甘くはないようです。
NTTデータ経営研究所の最新調査によると、在宅介護を続ける人のうち、なんと3割以上が「5年以上」の長期にわたって介護を続けているという実態が明らかになりました。
育児と違い、終わりが見えにくいうえに長期化しやすいのが介護の難しさ。働きながらこの現実にどう向き合えばいいのか、調査結果から見えた「備え」のポイントをまとめました。
介護離職を防ぐための3つの重要ポイント
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「自分一人で抱え込まない」マインドへの切り替え 調査では、介護を「主に自分一人で担っている」という回答が目立ちました。しかし、5年、10年と続く可能性を考えると、プロの手を借りるのは「手抜き」ではなく「継続のための必須戦略」です。
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職場の「支援制度」を正しく知り、使い倒す 多くの企業で両立支援制度の導入が進んでいますが、実際には4割以上の人が制度を活用できていないという現実があります。「周りに迷惑をかけるかも」という遠慮が、結果的に自分を追い込んでしまうことになりかねません。
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「介護期間の長期化」を前提としたキャリア設計 5年以上の長期戦になるケースが珍しくない以上、一時的な休業だけでなく、時短勤務やリモートワークを組み合わせ、細く長く仕事を続けていく視点が欠かせません。
「いつか来る日のため」ではなく、「今、この瞬間から」情報収集を始めることが、自分自身のキャリアと家族の生活を守る第一歩になります。

【参照元】 【ワーキングケアラー実態を調査】 就労者の約2割が介護を経験 両立支援制度の導入が進む一方、4割超は未活用 | NTTデータ経営研究所