大津市議会議員 佐藤弘

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日常に役立つ生成AI活用術:Google AI Studioで医療費を簡単集計

AI生成機能 生活 / 2025年3月15日

生成AIがすごいと言う声がありますが、生活の中でどのように活用できるかが大事です。

確定申告の期限が間近に迫っていますが、医療費控除の申請をする方は多いかと思います。

そこで、医療費の集計にGoogle AI Studioを使用してみました。

前提として、医療費の領収書や医療費通知書などをスキャンしておく必要があります。

スマートフォンで写真撮影しても構いません。

例えば、私の場合は国民健康保険に加入しており、家族一人ひとりに「国民健康保険医療費のお知らせ」が届くので、これをスキャンしました。

これをGoogle AI Studioで、次のようにプロンプトを入力しました。

「この国民健康保険の医療費の一覧表から、被保険者氏名、自己負担額(療養の給付額)、保険医療機関等の名称を抽出し、Excelデータに出力してください。なお、自己負担額(療養の給付額)は10円単位で四捨五入してください。」

すると、次のような画面でテキスト出力されます(一部)。あとは、Excelにコピー&ペーストして集計できます。

 

次に、後期高齢者の義母の医療費を集計するため、複数の領収書をスキャンしました。

医療費の領収書は様々な様式がありますが、大体このような感じです。

これをGoogle AI Studioで、次のようにプロンプトを入力しました。

「この領収書の発行日と今回領収額を抽出して一覧表にし、Excelファイルに出力できるようにしてください。」

そして「実行」すると、次の画像(一部)のように出力されます。

すごいのは、この領収書の画面から指示した項目「発行日」と「今回領収額」を認識し、該当する日付と金額を抽出していることです。

このように、生成AIを日常的なことに活用する方法を知っておくと、とても役に立ちます。

Google AI Studioの使い方を説明するYouTubeを紹介します。

これらの動画は、Google AI Studioの基礎的な使い方から、最新機能の使い方まで、幅広く解説されています。初心者の方でも分かりやすいように、丁寧に説明されているので、ぜひ参考にしてみてください。