大津市議会議員 佐藤弘

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ビルメンテナンス協会の交歓会での自主行動計画について

未分類 / 2025年1月15日

14日、ビルメンテナンス協会の新年交歓会にお招きいただきました。

挨拶の機会をいただきましたので、自主行動計画の策定についてお話ししました。

この自主行動計画は、滋賀ビルメンテナンス政治連盟の理事長から要望された時に資料をいただき知ることができました。この計画は業界が直面しているさまざまな課題に対処するための重要な取り組みです。
昨今、賃金の引き上げが求められる中で、ビルメンテナンス業界は特に労務費の割合が高く、価格転嫁が難しい状況にあります。このような背景を受けて、内閣官房と公正取引委員会が策定した「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」に基づき、ビルメンテナンスは昨年6月に「適正価格契約に向けての自主行動計画」を策定しました。
この自主行動計画の主な目的は、発注者と受注者が協力し、労務費の転嫁について定期的に協議の場を設けることです。具体的には、受注者が提示する価格の根拠を尊重し、合理的な理由に基づく価格交渉を進めることが求められています。また、発注者は受注者からの価格引き上げの要請に対して、協議のテーブルにつくことが重要です。
各種業界においても、持続可能な発展を遂げるためには、適正な価格設定が不可欠です。この自主行動計画を通じて、業界全体での信頼関係を築き、経済の好循環を実現していくことを目指しています。

「取引適正化」と「付加価値向上」に向けた自主行動計画 中小企業庁