地震発生時のトイレの使用と備蓄品は?
防災会での地震とトイレの話、そして備蓄について
先日、防災会の会合で「地震が起きたら水洗トイレは使わない、水を流さない」という意見が出ました。
インターネットでも同様の情報を見かけたので、大津市の担当課に問い合わせたところ、同じ答えが返ってきました。
しかし、「どんな地震でもダメなのか?」という疑問が残りました。震度2や3でもダメなのか?
阪神・淡路大震災のとき、京都や彦根の震度は5でしたが、大津の下水道が使えなかった記憶はありません。
こうした疑問を投げたところ、担当課から協議の結果「地震の後、水洗トイレは使っても構わない」との回答でした。
ただし、「下水道調査で被害があった場合は、影響範囲の家屋に使用しないよう通知する」とのこと。
これなら納得できますね。
大事なトイレの備蓄について
合わせて備蓄品についても質問しました。
大津市では3日分の備蓄を推奨しており、内訳は大津市1日分、滋賀県1日分、個人(家庭)1日分です。
特に重要なのはトイレ用品の備蓄で、国は7日を推奨していますが、最低でも3日分は確保してほしいとのこと。
成人の平均排泄回数は1日5回なので、3日分となると1人15セット、5人家族なら75セットも必要になります。
自治会・自治連合会の備蓄品は確保すべきか?
このことから、自治会や自治連合会での備蓄は、家族構成や乳幼児の有無によって必要なものが異なるため、一概にどれだけ必要とは言えません。
やはり備蓄の基本は各家庭にあると言えるでしょう。
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今回の件で、地震後のトイレの使用や備蓄について、より理解が深まりました。
災害に備え、各家庭で必要なものを確認し、備蓄を進めていきましょう。
参考に瀬田学区の備蓄品