大津市議会議員 佐藤弘

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タウリンで筋力維持?中高年の健康に新たな情報

保健 / 2024年7月29日

中高年の健康に関する驚きの研究結果をご紹介します。

国立長寿医療研究センターの研究チームが、タウリンの摂取と筋力維持の関係について興味深い発見をしました。8年間にわたる調査の結果、食事からのタウリン摂取量が多い人ほど、脚の筋力(膝伸展筋力)が維持される傾向にあることがわかりました。

タウリンって?
タウリンは、魚介類や肉類、卵類などに含まれるアミノ酸の一種です。私たちの体重の約0.1%を占め、抗酸化作用や浸透圧調節など、さまざまな働きをしています。

研究のポイント
1. 40歳以上の男女1,454名を対象に、8年間の追跡調査を実施
2. タウリン摂取量が多いほど、膝伸展筋力の維持・増加が見られた
3. 65歳以上でも、タウリン高摂取群は筋力低下が緩やかだった
4. 調査対象者のタウリン摂取の約80%は魚介類由来

この結果は、特に高齢化が進む日本にとって重要な意味を持ちます。脚の筋力を維持することは、健康で活動的な生活を送る上で欠かせないからです。

研究者たちは、魚介類を取り入れたバランスの良い食生活を続けることが、健康寿命の延伸につながる可能性があると指摘しています。

私も最近は魚介類の取り方が少なくなっていると感じていますが、この新しい知見から、積極的に取り入れてみようとおもいます。

中高年者の筋力維持にタウリンの摂取が関連することを初めて報告