令和6年度のブロック防災圏意見交換会に参加
東消防署にて、令和6年度のブロック防災圏意見交換会、大津市学区防災会長会議が開催され参加しました。
ブロックの対象となる学区は瀬田、瀬田東、瀬田北、田上、上田上、青山の6学区で、令和6年度は瀬田学区と上田上学区が地域防災力強化事業の支援学校となる。
意見交換会では、4学区からこれまでの取り組みについて報告をいただいて、その内容について意見交換をしました。
各学区の取り組みを伺い大変勉強になりました。
いくつか事例を挙げますと
- 自然災害に人の力で対応することは難しいので、避難を重点に訓練をおこなっている。
- 避難の流れとしては、組単位での避難者のチェックして、そこから自治会館へ避難、さらに指定避難所に移動する。
- ファーストミッションボックスを設け、避難所に最初に来た人が何をすべきかボックスにメモを入れるようにした。このメモを参考に課題を見いだして取り組む考え。
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避難所までの避難ルートのチェックを行い、見直しをした。
- 備蓄品は組織で用意をするよりも各自で行うようにしている。
- 宿泊訓練を行い、電気や水洗トイレも使えない設定で行った。
- 能登半島地震で耐震改修出来ていない家屋の倒壊が多かったので耐震化の推進をしている。
- 自治会、学区自主防災会の備蓄品をデータベース化して在庫管理をしている
- マンションについては、倒壊する恐れもないのでマンション単位で対応してもらうことを考えている。
- 防災訓練など地域行事を中学校に案内して子どもたちの参加を呼びかけてもらうようにしている。参加した生徒には地域レンジャーと名付けてポイントを付けてもらうことで動機づけをしてもらっている。
- 地域活動に無線機を使い情報のやり取りをしている。普段使いをすることで、災害時にも有効活用できると考えている。
- 学校で防災教育を行い、その話を家庭で伝えてもらうようにしている。
- 災害時には備蓄品など二週間は耐えられるようにお願いし、それ以上は学区で支援したい。
- 自治会会員は100人以上もあれば30人ぐらいの自治会もあるので、小さい自治会は合同で行う必要もある。