し尿処理施設の視察に
9日に大津市の志賀衛生プラントを視察しました。
プラントは清潔に管理されており、臭いも全く感じませんでした。
処理能力は1日に23klですが、処理量は月によって異なります。多い月では概ね600klに達し、平均すると1日約20klとなります。
そのため、稼働率は高めです。
受け入れる汚泥は、浄化槽汚泥とし尿の2種類があります。浄化槽汚泥の量は増加している一方で、し尿は減少傾向にあります。両者の割合はおおよそ3:2です。
最終的に汚泥は焼却灰になりますが、凝固剤としてポリ鉄(ポリ硫酸第二鉄)という鉄系の無機高分子凝集剤を使用しています。これにより、焼却灰は鉄がさびたような色になります。
この焼却灰は大阪湾フェニックスへ搬送されて処分されます。