障害者虐待の対応、監督署はできているのか
厚生労働省は「令和3年度使用者による障害者虐待の状況等」を取りまとめ、公表されました。
これら障害者虐待の状況等は、通報・届出で寄せられた場合、都道府県は労働局へ報告を行う。
また、労働基準監督署などに直接、通報・届出が寄せられた場合、労働局は都道府県に情報提供する一方、都道府県からの報告があった場合と同様に調査や必要な指導を行うとしています。
これらの結果から、通報・届出に対して虐待が認められ、措置された割合は虐待種別で見ると、1,655人に対して516人となっているので、少なくとも31%は対応されているが、他の69%はどうであったのか?
虐待が認められなかったのか、対応できなかったのか?
この点についても明確な報告があっても良いのではないだろうか?
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今日、電話で市民相談があった。
現場で働く作業員に、水分補給中も作業を止めるなと指示をする。
あげくの果て、熱中症の症状で2人も痙攣をおこす、路上に倒れてしまった。
だが、現場監督は何も対応せずに放置したので、
一緒に働く相談者が監督に食ってかかったという。
この現場監督の対応について、労働基準監督署に電話したが、
全く動いてくれないので、電話をかけてきたのだ。
今までも、似たような相談はあったが、監督署の職員も少ないのかもしれないが
多くは、動いてくれないという苦情である。
実情は如何なのであろうか?