大津市議会議員 佐藤弘

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最低限度の生活を送るために必要な水準を検証・検討

社会保障 / 2021年2月19日

第7回生活保護基準の新たな検証手法の開発等に関する検討会の資料が公表された。

これまでの議論を踏まえた検討課題と論点の整理(案)

生活扶助基準における新たな検証手法の開発に向けた年次計画

 

平成29年検証の部会報告書における主な指摘をふまえ、最低限度の生活を送るために必要な水準を検証・検討する取り組みを令和4年度中にまとめ、令和5年施行の計画になっている。

(平成29年検証の部会報告書における主な指摘)

〇最低限度の生活を送るために必要な水準とは何か、本質的な議論を行った上で、単に消費の実態に合わせるとの考え方によらず、理論的根拠に基づいた複雑ではない検証方法を開発することが求められる。
○ 単一のデータの分析結果のみで判断するのではなく、最低生活費とはどのように考えるべきか、理論上の考え方の整理等を行った上で、その理論を他のデータも補完しながら検証していくことが重要である。
○ 新たな検証手法の開発に、早急かつ不断に取り組むために、年次計画を立てて計画的かつ不断に検討を進めていくことを強く求めたい。