言葉の暴力をなくせ
17日、プロレスラーの木村花さんを侮辱した行為で20歳代の男が書類送検された。
18日には、いじめで自殺した山口県の15歳の男子学生のいじめ行為の9つが認定されたが、認定されなかったラインのやり取りについて母親が批判しているとの新聞記事があった。
故意ではなくても不適切な言葉で、傷つけてしまう、傷ついてしまうことがある。
ましてや、悪意をもって誹謗中傷は許されない行為だ。
暴力行為が悪いのは当然であるが、無視したり、SNSなどによる言葉の暴力も大きな精神的ダメージを与えるのであるから、暴力と同等の行為とすべきである。
SNS上での誹謗中傷行為については、ようやく問題視し、インターネットにおける対応策を検討する動きが出始めた。
総務省は、「発信者情報開示の在り方に関する研究会」(座長:曽我部 真裕 京都大学大学院 法学研究科 教授)において議論を行っている発信者情報開示の在り方について、同研究会の最終とりまとめを公表した。