読み書き障害支援のデイジー図書
4日、マルチメディアデイジー図書講演会(会場:大阪市立中央図書館)が行われ出席した。
講演された方の話(メモ書きですが)を紹介します。資料も添付します。
◆井上智さんは、51歳。ディスレクシア(読み書きの困難)の当事者だ。
現在は鳥取県の大山の麓で大工をされている。
子どものときからディスレクシアだった。
授業が解らないのに、先生に「ちゃんと読みなさい」「読んだらわかる」と言われだけ。
なんで、どうして・・・かが知りたかった。
わかってくれないいらだたしさに、殴ってはいけないことはわかっていたけど
殴って紛らわした。
自分なりの勉強の方法がわかり、資格試験にも合格した。
「もっと早く学び方の方法を探して教えてほしかった」と訴えていた。
◆LD・ADHD児の保護者(母親)の話の訴え
息子さんは、いま私立高校の1年生。
その子は、すべての音が同じ音に聞こえるという。
そんな音をいつも聞いていると頭が痛くなる。
頭で考えたことが音に表せない、だから自分で考えていることが話せない。
友達からも教師からも馬鹿にされ、自傷行為や自殺ばかり考えるようになった。
でなければ、暴れるばかり。息子と一緒に自分も暴れたと。
そんなとき、デイジー教科書にめぐり会った。
最初は国語と社会の教科書だったが、すきな理科の教科書もつくってくれた。
自分を応援してくれる人(NPO法人奈良DAISYの会)がいると嬉しかった。
デイジーで勉強するためパソコンを練習した。
ローマ字では打てないので、ひらがなうちをすると、学校で馬鹿にされた。
学校で学ぶ権利を保障してください。子どもたちが学べる方法を教えてほしい。
<作文で>
「ぼくに教科書をつくってくれてありがとう。
どうか勉強をさせてください。困っている人を助けるために先生になりたい。
勉強ができない子は社会に出ても認めてくれないと先生に言われた。
勉強ができないけれど、勉強ができるようになりたい。
自分の生きている価値を知りたい。」
・・・・・
息子さんはデイジーで応援をしてくれたことで
1学期は8教科中7教科が欠点であったが、2学期は8教科中2教科の欠点に減った。
◆香芝市の通級指導教室と在籍学級の教諭から、DAISY教科書の活用事例の話があった。
児童に「みんな苦手なところあるよね」と自然な形で導入したと報告していました。

