災害時のリスク回避
9日、生活排水適正処理推進大会が大津プリンスホテルで開催され出席した。
テーマは「災害時の生活排水処理システムの構築」で、講演が二題とパネルディスカッションがおこなわれた。
講演で北尾高嶺名誉教授は、避難所に数百人の処理能力をもつ浄化槽の設置を提言されていた。
これまでは下水道処理区域においては下水道につなぐことは当然のこととされてきたのだが、そこに「浄化槽が混在してもよいのではないか」という意見だ。
避難所にマンホールトイレを設置することは有効であると考えていたが、トイレ下流の下水道管が災害によって破壊されたときは使用ができなくなるおそれがある。
その点、浄化槽であれば問題ない。ただし浄化槽が被害を受けてしまえば当然アウトだ。
被災のリスクを回避するためには、様々な種類の施設があった方がよいだろう。
これは下水道に限らず、電気にしても発電所または送電施設が被災したら電気は使えない。しかし、ガスで代用できることもある。
近時、オール電化の家もずいぶんと増えた。電気とガスの鬩ぎ合いが続いてきたが、災害時のリスク回避を考えると電気もガスも色々あって正解であろう。
