バックナンバー 2013年 1月

 今日は朝からチラホラと粉雪が舞い、とっても寒い日だった。市役所へと湖岸道路を行ったのだが、すれ違う車の屋根にはどっさりと雪が。市役所駐車場につけば仰木の里からこられている議員さんの車の屋根にも多量の雪。あの人の携帯にも守山の友人からの一面雪化粧の写真が送付されていた。大津の南の方は雪がチラホラ程度なのに、少し北へ行けば多量の雪。小野に住む同僚議員の家の周囲は多量の雪で市役所には来られないとの事。改めて大津市が南北45Kmの縦長の街であることが実感できる。
 こんな日にもかかわらず、市民相談が次から次へと。雨だろうが、雪だろうが、日々の生活の窮状は気候や天気にかかわらず待ったなしである。市民に即応した議員の対応が求められている。お役に立っているのならばいいのだが・・・・。

 今日は一人暮らしのご高齢者宅を二軒訪問させていただいた。一軒めはご婦人宅。88才。バスも来ない坂の上の市営住宅にお住みで、この坂を上り下りして買い物に行かれているのだが、市営住宅に入った20年前はなんとか買い物や病院には行けたのだが、最近めっきり体が弱ってそれすらままならないとの事だ。ご希望はもっと平地にある市営住宅に移りたいという。そう考えると、3000戸近くある市営住宅でも交通至便な場所にある物件は少なく、このような高齢者はたくさんおられるし、今後も増えると予想される。市営住宅の規則についても見直さねばならない時に来ているのかも。
 もう一軒は障害1級で要介護4の男性。65才。障害者用のお部屋に住んでおられ、ヘルパーさんが1日4回も来てくれているが、とてもさみしいとの事だった。やはり、一緒にお茶を飲んだり、TVなど見ながら話し合ったりする「つれあい」が必要である。この事もこれからの課題となるだろう。老境に差し掛かった私や家内にとっても身につまされる状況である。ちょっと真剣に考えてみるか。
 なかなか進まなかった別件の市民相談数件がうまくいきそうなので、私は最近機嫌がいい。

 今日は麗らかなポカポカ陽気であった。午前中のアルミ缶回収のボランティアもうっすらと汗ばむようで、今日は全く私のためにあるような日であった。
 夕方からの党の打ち合わせは夜10時すぎまでかかり、腹は減るし、早朝の街頭もあって眠くて眠くてウトウトと。この状況はまるで春ではないかと思った次第、しかしながら、一旦外に出ればやはり真冬の冷たさ。寒風に胸を張り、次なる勝利に向かって怒涛の前進。

 先月19日に亡くなった地域猫の通称「おっさん」のベッドは、せめて49日まではそのままにして、その間お線香をあげ続けようとお世話をしてくださっていたお方と決めていたのだが、今日「おっさん」のベッドの前にお花が飾ってあるのを発見した。その方に「お花まで飾ってくれてありがとう」とお声をかけたのだが、その方から「猫ちゃんが亡くなったと藤井さんから聞いたのでお花を届けに来ました」とボランティアの方が来てくださったとの事。私はそのお話を聞いて心から感動した。ただ単にヒューマ二ズムというのではなく、生きとし生ける者すべてをいくつしむその心に大いに心を打たれた。ボランティアのお方だって大変忙しい中にもかかわらず、こうして一匹の猫ちゃんのためにお花を届けてくれるその心根が嬉しい。
 私とお世話くださったお方とで「今度生まれ変わってくる時は、愛情いっぱいの環境の中で生まれるんだよ」と今は亡き「おっさん」のベッドの前で二人して合掌した次第。

合掌

 成人式に参加させていただいた。大津市では3453人の方が今年成人を迎えられ、そのうち会場となった大津プリンスホテルには2000人ぐらいの方が詰めかけ盛大な成人式となった。しかし今日は夜来からの雨で女性たちも晴れ着が濡れるのか、例年に比べ若干女性陣が少ないように思われ、例年、晴れ着の女性たちに眼を奪われている私なんぞは少しさみしい思いをした。まさに無情の雨である。
 式典では、新成人を代表して決意を表明した看護師をめざして勉強している女性が看護師となって社会の一員として頁献をしていきたいという事をお聞きして私は心から感動し、ぜひとも夢実現に向かって頑張って欲しいとエールを送りたいと思った次第。新成人の皆さんはこれから社会の大海原にむかって船出をするわけだが、これからも大変な困難がいくつも待ち受けていると思う。どうぞ、そんな荒波にも威風堂々と夢に向かって突き進んで欲しい。また、すでに結婚したり、社会の一員としてすでに働いていらっしゃるお方も大勢いらっしゃる。その方たちはすでに社会の荒波を経験済みである。大変だろうが元気にこれからも頑張っていただきたい。政治の力がすこしでも君たちのお役にたてば良いのだが。これからの未来は君たちのものだ。新成人たちに幸多かれと祈る。

若さ一杯、会場一杯の成人式

 今日は晴嵐学区恒例の「新春マラソン大会」に来賓として参加させていただいた。このマラソン大会は今年で28回目を向かえる学区の伝統行事で、今年の大会には4才から65才まで参加したランナーが715名。役員・関係者・保護者の皆さんを合わせると総勢1300人にもなる年頭の一大行事である。
 今朝は底冷えして冷たい朝であったが、風はなく絶好のマラソン日和。琵琶湖岸の素晴らしい景色を見ながら、参加者全員がコミニケーションを図ることができたのではないかと思うし、ランナーの皆さんはオープニングセレモニーもそこそこにして、早く走らせろとの熱意が感じられる素晴らしい大会になったと思った次第。
 私はといえば、3Kmの距離はおろか、300mでさえ走るのはおぼつかず、ただ、学区女性会の皆さんが作ってくださった温かいおうどんを賞味しただけで応援三昧。関係者からの食い逃げ同様ではないかというご批判を甘んじて受けねばならぬ。

たくさんの参加者で熱気ムンムンのマラソン大会

 今日は家内も参加しているNPO法人「境界問題を考える会」の新年会に参加させていただいた。浜大津の「日本海庄屋」に10人ほどがお集まりになって開催。会費は飲み放題で4000円。新年会は和気あいあいと和やかに進行したのであるが、主催者や顧問の弁護士さんは別にして、参加されている皆さん全員が、隣人との土地境界問題を抱えていらしゃったり、土地相続の問題で兄弟で争っていらしゃったりと、なにかしら問題を抱えておられた。戦後の農地改革時の不確かな境界設定や明治維新時の土地の測量のずさんさが原因と思われる。私なんぞは1坪の土地問題の紛争もなく、三重の実家にしたって猫の額ほどの土地しかないため紛争の起きるはずもない。そういう意味で言うと、持てる者にも悩みはあるんだなあという印象であった。どちらにしても、先祖から、もしくは自分が汗水たらして購入した土地であるから法や行政の力を借りてでも境界は明確にしておかねばならないのではないかと感じた次第。
 本当は明治の遥か昔からこの土地の問題はあったのだろう。なんせ我が国日本は皇紀2673年になんなんとする超古い歴史を持つ国だもの。

 あの大震災から1年10ヶ月。ということは私の市会議員の4期目も1年と9ヶ月経つわけだ。あの日は自分の選挙中でご挨拶に回っており、震災が起きたことすら知らなかった。ご訪問の待ち合わせ場所にきてくださった方から「大地震が東北で起こった」とお聞きし、その方の車に搭載してあるTVでその惨状を知った。さっそく、ご挨拶を中止し、公明党県本部に向かった事を思い出す。その後は選挙戦どころではなく、東北、関東の友人の消息の確認に電話をしまくった。あれから1年と10ヶ月。被災された方にお気の毒であったのは、その時の政府が民主党であった事だ。「決められない」「政策がない」「人材がいない」「心がない」など、まったく被災者の皆さんに寄り添う事ができなかった。
 新政権の太田国土交通大臣は就任後ただちに東北を視察し、その距離は300Kmを超えたという。「復興を少しでも前へ」を新政権は合言葉にしているという。この思いだけでも民主党とは大きく違う。今月17日には阪神淡路大震災も18年目を迎える。誰がなんといっても「減災・防災」に対する施策と予算は断固必要である。私たちにできる事はすべてやらねばならない。

 今日の日中は、2月に開催予定の集いの件で市内をウロウロと。夕方からは市民相談のためチョット遠くへ。帰ってきてふと夜空を見上げたら、星がたくさん出ていた。へぇ~、大津でもこんなにたくさん星が見えるんや~と思ってしばらく家にも入らず星と雲のコントラストを見上げていた。キンッとした冷たい空気が、いままで隠れていた本来見えるはずの星たちを登場させてくれたんだなあと冬の寒気の贈り物にチョットだけ感謝。ズッと見ていたので体はめっちゃ冷えて、この星たちの量から察すると明日も又晴れだが、とっても寒いんだと思った次第。
 市民相談をいただいたお方から「生活が貧しく、もう私の未来はない」と言われましたが、そのセリフは、小沢=生活に苦しめられ、自分が作った未来も存亡の危機にある嘉田知事にズバリ当てはまったので、思わず苦笑。真剣な市民相談なのに全く不謹慎な私めでござりました。

 今日は梅村県会議員と恒例の石山駅前早朝街頭。曇りがちの空模様であったが、山端から大きな太陽が曇り空をついて顔を出し眩しいぐらいで、まさに極彩色の絵巻物を見るがごとくであった。相変わらず石山駅は、駅から仕事場や学校に向かう人々、また同様に駅に向かう人々で大いに混雑し、まったくいつもの光景であった。お正月の閑散とした状況から、世の中は日常の生活に戻っている事を実感した次第。
 今朝は、昨年の総選挙で公明党にいただいた力強いご支援に感謝しつつ、なんとしてもその声にお応えするには、国政はもちろんであるが私たち地方議員が、この地域でしっかりと使命を果たす事が大切であるや、3年3ヶ月の民主党政権の体たらくの徹を踏まないためにも、新政権が以前の自公政権とは大きく変わった事をアピールする施策、一つには大震災の復興支援、そして、景気・経済対策にすぐさま切れ目のない対策にとりくんでいっている事などを訴えさせていただいた。しかし、公明党の「ひとりの人をどこまでも大切にする」という結党の精神は絶対に変わらない事もアピールさせていただいた。
 家に帰ってからの熱いコーヒーはまさに至福のひと時。
 夜は党員さんたちとの会合。次なる大きな闘いに向け、勝利の因を共有した。

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