3党合意について、特にブログ愛読者の若い奥様たちから「子育て」分野がどうなるのか、何件も連絡いただいたので、私が理解した限りにおいて、ここに記す。
 子育て関連法案については基本的に公明党が提案していた考え方を基にした修正となっている。
 まず、問題点の多い「総合こども園法案」を撤回して現行の「認定こども園」を拡充すること。また文部科学省と厚生労働省によるニ重行政をやめ、単一の施設として認可、指導監督を一本化。そして財政的支援も拡充する。
 次に子育て関連で懸念していた市町の保育の実施義務は外す事なく、そのまま義務を担う事。幼稚園教諭免許と保育士資格の一本化や人材確保のための処遇改善の検討。さらに2年後をめどに総合的な子育て支援を実施するための行政組織の在り方の検討する事。などが3党間で合意された。
 連絡いただいたメールの中には「消費税増税」だけを合意したのか、公明党はなにか合意と引き換えにおいしいエサをもらったのか、なんて話があったが、全く見当違いです。公明党が3党合意に参加しなければ、それこそ民・自の間でなんでも決まってしまうので、公明党はそれらに歯止めをかけ、そして、すぐに増税に走らないようにカギ付きにしたのである。
 はなはだしくは「ストップ消費税10%」のポスターに偽りあり、なんてメールをいただいたが、それは共産党のポスターだ。よく見て頂戴ね。
 公明党は消費税増税だけを合意したのではなく、年金制度も含めて「社会保障改革を置き去りにした増税先行は許さない」という公明党の意志を盛り込んだ合意であったという事を皆さんにご理解いただきたいと思います。
 今日はそんな話を「語る会」でさせていただいた。皆さんは私の話より、お茶受けに出た京都製の和菓子に興味しんしんで、私の話は上の空。あわれ、話下手の講師。

 明日から水曜日くらいまでホームページメンテナンスのため、しばらく中断します。 See You Again!

コメントは受付けていません。

Twitter
サイト管理者