バックナンバー 2012年 4月

 人間ドッグから無事帰還。体を調べていただいたのにかえって体が悪くなったみたいだ。案の定、胃カメラはとっても苦しく大変だった。家内にその旨話すと「あんなん簡単やんか。スッと入るやんか」とか言う。そりゃあんたみたいなバキュームならスルッと入るかもしれませんが、私なんぞは「うどん」でも一遍に3本ぐらいしか入らないお公家さんみたいな細い喉をしているのに、あんな讃岐うどん見たいなぶっとい管、スッと入るかいな。藤小路重麻呂(ふじのこうじ しげまろ)。ゲーゲーしながら耐えた次第。総合結果は内臓はどうもなし。血圧もどうもなし。おしっこもバッチリ。完璧。問題は血糖値とコレステロールが限界値ぎりぎりという事だ。Drから「もっと粗食にして運動を」とか言われたが、思わず「これ以上粗食にですか」と言ってしまった。Drは「あんたの家庭の食事の事は知らんがな。魚とか食べろ」と怒られた。おっしゃるままそうします。家内にそのことをいったら「そやろ。私は間違っていない」とか言う。粗食と手抜きとは違う。それで晩飯は雨降る中”かつくら”の麦飯の定食を食す。しかし、トンカツは粗食の部類に入るのかしら。
 明日は市民相談が3件も入ってきた。胃カメラの後遺症もあるので今晩はアルコールなしで早く就眠する

 明日は人間ドッグに市民病院へ行く。脳みそのシワがなくなってきている事と短足以外これといって悪いところはないと自負しているが、さてどうだろう。私が今ビビっているのは胃カメラだ。全く苦手だ。本当は胃カメラだけは受けたくないんだが、周りから胃カメラだけは受けろと勧めるので、仕方なく受けることにしたのだが今から尻ごみをしている。怖いなあ。いやだなあ。こんなんしてまで長生きしなくちゃいけないのかなあ。胃カメラの診察中、看護師さんがちゃんと手を握っていてくれるかなあ。怖いなあ。とにかく明日は人間ドッグに出征します。千人針を腹に巻いいて。
 今夜も壮年の皆様に「政治を語る」と題し45分間しゃべらせていただいた。国会が何時解散になってもすぐさま闘えるように、そして2009年のリベンジのために、公明党をお願いした。少し叫びすぎて、晩飯は喰ったのだが、又腹が減ってしまった。でも、明日は人間ドッグ。9時以降は絶食だ。つらいなあ。胃カメラ、怖いなあ。
 
 
 

咲き切ってしまった我が家のチューリップ

 近隣の桜は葉桜となり、チューリップも開き、いよいよ本格的な春到来か?かといって何か花冷えのする毎日。ひ弱な私は毎日の移り変わりで元気になったり寝込んだり。老人には体の調整がしにくい毎日である。今日はそれにしても春めいて過しやすい日であった。春眠暁を覚えず。処処啼鳥を聞く。おかげですっかり”ねね嬢”と朝寝坊してしまった。彼女も最近では布団の中に入らず、布団の上で熟睡している。その重みで悪夢を良く見てしまう。
 いよいよ民主党政権も末期症状の様相だ。これではいつなん時、政権が吹っ飛んで総選挙になるやもしれず。ただし、だらだらと任期までいったり、来年の参議院選挙まで延ばされたりしたら私の緊張感が続かず体も精神も参ってしまう。やるなら早よせぃ。老人は気が短いんだ。どちらにしても田中と前田の両大臣の問責は当然だろう。資質に欠け、ノーテンキで勉強不足な田中は当然だが、前田はヘタすると犯罪者だ。しかもなんと繕おうと確信犯だ。観念した方がいい。どちらにしても常在戦場だ。民主党の柳に2匹めのドジョウはいない。

 昨年の4月17日は大津市議会議員選挙の告示日だった。大震災のあと選挙支援活動も自粛し、そのあと、私の市会議員選挙より数段厳しい滋賀県議会選挙の公明候補2名の勝利の闘いがあって、結局は4月17日の告示日から再スタートを切らざるを得なかった文字通りの1週間の短期決戦であった。そうか。あれから1年も経ったのか、というのが率直な感想だ。おかげ様で支援して下さる支持者の皆様の岩に爪を立てるがごとくの闘いでなんとか勝利をさせていただいた。このご恩に私はなんでもってお返しをするのか。私は道路に空いたアナポコの修理や暗い道の街灯設置なども当然取り組まなければならないが、市民の幸せ実現のための政策立案こそが議員のメインであり本来の仕事と考える。皆さんの支援のお声一つ一つを政策の一つ一つとしてお返しして参りたい。自身の研鑚と行動あるのみ。次の1年も懸命にがんばります。

 民主党ビラでは「国家公務員総人件費の削減」をあたかも民主党政権が力一杯取り組んでいるように記載されているが、はたしてそうだろうか。民主党政権実現に大きな力を発揮した公務員の組合の構成員である公務員さんの人件費削減にブレーキをかけているのは何を隠そう、民主党政権ではないか。民主党政権は公務員に遠慮しているのか、チビリチビリと削減額を出すのではなく、本気でやるになら、しっかりとした法案を出すべきだ。国家公務員宿舎の建設中止を覆し、国民の反発が強いと見るや、やっぱり建設しませんと公務員施策が二転三転し、挙句は今度は公務員宿舎の家賃値下げを画策しているとか。公務員対策に手をつけらていないのが民主党政権ではないか。出来もしないこと、出来てもいないことに大口をたたくのは慎まれた方がよろしい。むしろ、決められた人件費枠でいかに国民の皆様に最大限働くかを検討すべきではないか。
 私なんぞは、決められたこずかいの中でいかに無駄使いをせず、一日一日を効率よく過すかで汲々としているんだぞ。プンプン。

 家内が通販で”かつら”を買うという。今はオシャレにウィッグとか言うらしい。別に家内は髪の毛が薄くなったわけじゃないのに、どうも欲しいらしい。理由は旅行に行った時に便利だという。おやおや、さらに旅行にも行くってことか。
 家内は若いときから欲しいものがあるとガマン出来なくなるたちだ。なんの思慮もなく盲目的に買ってしまう。そのため、結局は使わなくなってしまったグッズが結構ある。その際たるものは”ヘルストロン”だろう。メチャメチャ高かったが結局買ってしまった。半年ほどチョコチョコと使って、今では取り込んだ洗濯物置きとなっている。あと”お鍋5点のシリーズ”とか、”穴あき包丁3本セット”とか、体系的に無理のある”Otto”の服とか通販ファンだ。そのくせ、まだまだ寒いのに灯油はもういらんとか贅沢は敵だとか言っている。どうも買い物のバランスが狂っている。私は通販ではなく、近くの商店街で買い物したら地域経済のためにもいいのにと思うが、家内は少し違うらしい。商店街では「藤井議員の嫁さん」と言う事で知らない人にまで挨拶されるので、少しナーバスになるという。それで食品はマックスバリューや業務スーパー、私のビールはリカマン。耐久財は通販となるらしい。通販は他のいらないものまで買い込んでしまうので家内みたいな性格の人物は美味しいお客様だ。商店街でも通販をやるべきだ。市民の需要を根こそぎ取ってしまえ。
 民主ビラ内容の粉砕はまたまたこの次になるが、社会福祉分野の各種ワクチン公費助成や保育サービスまで民主党が実施したとか、高速道路の無料化も大震災で東北道の限定的無料にしたというのは、少し違うのではないかと思う。民主党政権に功はなく罪のみ付きまとう。

 今日、車に給油したのだがメッチャ高い!しかも値上がり続けている。滋賀県は交通の要所でもあり、全国平均よりは安く設定されているが、それでも高い。セルフでも高い。店員さんも「すみませんねえ」とか言っている。先日の党首討論でも公明党の山口代表が原油の高騰問題をあげて政府の無策ぶりを追及していた。「石油製品の原材料や製品の値上げが見込まれるし、運送業界も悲鳴をあげている。こう言う事をほったらかしていては大変な事になる」と早急な対策を講じるよう野田総理を追及した。さらに山口代表は「被災者の生活や送り迎え、訪問介護や訪問看護の出張サービスのコストも膨らむ。しかもサービス料金は固定されている。全国から悲鳴があがりつつある」と指摘した。そして被災地の復興に水をさす原油高騰に政府の無策ぶりを糾弾した。備蓄原油の放出とか国際メジャーへの規制とか方策はあるはずだ。野田総理も対応を約束したが、すべからく民主党政権は国民のくるしみ、なげき、怒りに鈍感だ。
 民主党号外(滋賀1区総支部版)に対する反論・論破は次回以降順次行う予定だが一点だけ。民主党ビラにはまだ「子ども手当」を充実した旨、掲載されているが、「子ども手当」はすでに破たんして、今期からの施策は「児童手当」である。似て異なるものである。各党間で「子ども手当」を廃止して「児童手当」の改正で行くと決まったはずである。総務大臣たるものが認識をしていない。政府の統一が全く取れていない。川端氏は野党からだけではなく政府からも叱責されると思う。チョットは考えて執筆すべきだ。乞う反省。

 朝から少し雨が降ってました。春雨です。家内はカットに美容室。私は溜まっている資料に目を通しながら窓の外を見ています。昨日までのセミナーの資料も有意義だし、ついでに今まで参加したセミナーの資料に目を通しています。受講した時の思いは今は薄れているけれど、資料の端に書きこんだメモを見ながら整理をしています。
 そうこうしているうちに家内が帰ってきた。お迎えするのは”ねね嬢”。「どうかしら今月のヘヤースタイル」。家内は月1美容室に行く。「はい。OKです」そう答えるとおかずは一品増える仕組みだ。私は2カ月に1回散髪屋行ければいいほうだ。ワカメを食べているが毛は増えない。髪の毛一本当たりコストは毎年高くなっている。ワカメを頭に乗せた方が早い。アワレなり。
 今日ポストインされていた民主党の号外を粉砕するコメントは次回に。

 1泊2日で議員セミナーに参加した。1日目は「「これからの子育て支援」と題し、早大の増山教授。それに「ユニバーサル社会の実現を目指して」と題し(社福)プロップ・ステーション理事長の竹中ナミ氏の講演であった。結論からいえば1日めは、研修ではなく「お話を聞く会」ならまあまあなんだろうけど、議員研修会としては得るべきサジェッション、施策もなし。むしろ、講演終了後の全員交流会で全国から来られた議員諸氏と打ち解けて話し合った内容のほうが今後の活動に役に立った。
 2日目ははじめに「児童虐待の現状と対策の必要性」と題し、子どもの虹研修センターの川崎二三彦氏の講演。たくさんの資料と児童虐待防止法に基づく現状分析を話され、私としては大いに参考になった。次に島根県邑南町の石橋良治町長から「日本一の子育て村を目指して」と題しご講演を賜った。人口12、000人の小さな町(私が住む晴嵐学区より小さい!)が町長を先頭に「子育て日本一」を目指して奮闘している様子をお話いただいた。しかも一般会計に占める民生費の割合が25%程度に抑えられている事にびっくりした次第だ。もちろん過疎の町であるが故に人口減が続いていることを考えるとやむを得ない面もあるが、この町の高齢者対策も合わせて頑張っている事に敬意を表する次第だ。特ににシングルマザー対策、中学生までの医療費無料化、予防歯科費用(フッ素塗布など)助成、二人目からの保育料の無料化、小学5年生と赤ちゃんとの交流を図る「赤ちゃん登校日」なども素晴らしい施策であると思えた。
 セミナー終了後は市内で「地域ネコ」実現に頑張っているお方にその後の状況確認と夜には生活保護受給の相談が1件。生活保護申請には相談者の身辺にチョット問題があり、私は「ウソをついてまで申請はできない」と申し上げ、不法なものには手を貸すわけにはいかないので、状況が変わったら又相談に乗ることにした。せちがらい世の中だ。

 午前中は会派間の打ち合わせ。各会派協力して大津市発展のため、また議会改革前進のための打ち合わせを行った。いつもスムースな議会運営にさおさす某会派にも議会運営について申し入れを行った。誠心誠意応える事を望む。
 そのあと大急ぎで書きかけの「訴状」の完成に向け相談者宅へ。乏しい知恵を振り絞って書き上げた。まるで弁護士みたい。明日に相談者が簡易裁判所に提出する予定である。受け取ってほしいなあ。もうコリゴリだ。立て替え金返還訴訟でもメッチャ難しいやんか。弁護士が高い報酬をとるのもしかたないか。これで相手から答弁書が来たら、第1準備書面をまた作らなきゃいけない。私の限度を超えている。相談者によると「負けてもかまわない。ただ、騙された事に対し、泣き寝入りしたくないだけ」と言ってくれているので少し気が楽だが、なんでも思い通りになったらいいのになあ。
 今日もまた家に帰ったらヘロヘロに疲れていて、なんにもやる気が起こらない。明日からのセミナーの用意は明日早く起きてやろう。やったという充実感はあるが今後の進展に気が重く、複雑な面持ちである。

 今日も幼稚園の入園式。見知ったヤングママもちらほらといらっしゃる。へ~、あの子の子どもが幼稚園かってな感じだ。今日のママさん達が幼稚園の頃から知っているので、私も年をとったなとの思いで一杯だった。これで保・幼・小・中の入園、入学式に参加した事になるが、やはり、付き添いのママさん達の年代がそれぞれ段階的に違う。保育園児のママさんなんかはまるでギャルだ。私の娘より若いんだから当たり前か。
 どちらにしても、期待と不安で一杯の子ども達を温かく見守るのは教育現場とともに家庭にあることは間違いない。入園・入学式は子ども達の未来、ひいては日本の未来を決定づける大切な瞬間であり、ここですんなり行くのか、つまずくのかでは子ども達の未来は大きく違ったものとなる。学校現場や家庭での温かい励ましが欠かせない。なにとぞお願いする次第である。子ども達の未来が幸多きものにするため、今を生きる私たちが汗を流してがんばらねばならない。母と子が涙しない世界を作るためにも。

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