平成30年5月10日、会派の代表で京都市の「こどもみらい館」へ伺い、同センターの取り組みついて学ばせていただきました。

 

≪事業概要≫

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 京都市では、平成16年に第1次「京都市子ども読書活動推進計画」、次いで平成21年に第2次計画を策定。平成26年3月には「第3次京都市子ども読書活動推進計画」が策定されました。これに基づき、家庭・地域・学校等の連携で「本」大好きな子どもを社会全体で育むための取り組みを推進しています。

 これまでの成果として、家庭では、子どもが1歳未満の段階か読み聞かせをする家庭が増加するなど、乳幼児期から本に触れあうことが大切との認識が浸透するなどの成果を上げています。また、学校においては魅力ある学校図書館づくりが進み、学校図書館に足を運び読書を楽しむ多くの子どもの姿が見られるようになったとの事。

 また市立図書館においても様々なメニューを企画し、市内の小・中・高校生が本に興味を見出せる取組みを進めています。

               

≪京都市子育て支援総合センター「こどもみらい館」≫

 こどもみらい館は、少子化、核家族化、地域コミュニティーの希薄化など、子どもたちを取り巻く環境が著しく変化する中、子育てに不安や悩みを持つ保護者の子育てを支援し、安心して子どもを産み育てることのできる環境整備の一環として平成11年12月に開園。当初は教育委員会の所管であったが、平成28年からは新設の「子ども若者はぐくみ局」へ移管され、就学前の子どもの生活環境全般を支援する拠点として運用されています。

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 前述の社会環境の変化により、親から「子育ての知恵の受け継ぎ」が不十分なため、家庭保育や教育力の弱体化が進み、過保護・放任・育児ノイローゼからの虐待などに繋がるケースの対策が求められているなか、この「こどもみらい館」では保育園(所)・幼稚園・私立・市立・国立の垣根を越えた『共同機構』による総合支援の取り組みが行われています。

 特筆すべきはその運営で、教育・福祉・医療の3分野の協力とともに、様々な支援活動に一般ボランティアが大分に配置されていることです。

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 育児支援の電話相談ボランティアや、元気ランド・読み聞かせなどの子育て支援ボランティアが約225名登録されており、1日あたり21名程度のボランティアが日常的に活動をサポートしているとの事。

 「こどもみらい館」には…

①子育てに不安や悩みを持つ若い親やこれから結婚する人が安心して子育てができるための相談機能

②幼児教育関係者の指導力の向上を目指した研修機能

③望ましい幼児教育の在り方についての実質的な調査・研究機能

④家庭・地域の教育力の向上を図るための、保護者や地域を対象にした情報提供・啓発機能

…という4つの機能が求められており、今回の視察では、この機能の拡充に向けて取り組む様々なプログラムを紹介していただきました。

               

≪考察≫

 こどもみらい館での相談件数は減少する傾向にあるが、これは、京都市内の各区役所に平成29年5月から設置された「子どもはぐくみ室」が機能し始めているからとありました。この「子どもはぐくみ室」の設置により京都市は、社会全体で子育てを支援する体制を充実させました。

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 私たち大田区における子育て・教育の環境整備も重要な課題と認識しています。京都市のような多角的な事業展開をもって、次代を担う子供たちや若者へのサポートを拡充していく政策は大変勉強になりました。今後の大田区政に反映できるよう、さらに研鑽を深めてまいりたいと考えます。

 

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