9月6~7日の日程で、大田区議会議会運営委員会にて行政視察を行いました。
◆沖縄県うるま市(株式会社アイセック・ジャパン)
㈱アイセック・ジャパンが取り扱う「e-ミミ」は、現在、大田区議会の一部の委員会でも試験導入されているシステムで、実際にどのような場所・方法・タイムスケジュール・人員などで運用しているかを議会運営委員会として視察させていただいた。
「e-ミミ」は、聴覚に障害のある方々へ文字情報による通訳を届けるサービスの事で、パソコンやスマートフォン・タブレット端末を介して、いままでサポートが難しかったシーンでの情報保障までをも手軽に実現できることが特徴。
㈱アイセック・ジャパンでは、佐賀県武雄市議会・福井県議会、南城市議会、沖縄県議会、大田区議会の他、高校・大学、2015年国際防災世界会議、2016年リオオリンピック(ボランティア)など多くの部門へサービスの提供を行っている。
iPhoneを経由して音声を収集しパソコンを使って文字入力を行う。一般的な話し言葉は1分間で250~300文字を数えるが、会議や特に議会の場合だと1分間に350文字前後となる。一方でパソコンによる文字入力では、1分間で200文字前後とされているため、同社では入力について1組2名の体制で行っているとの事。
この作業は、リアルタムの文字起こし⇒4時間後の修正版⇒会議終了7日以内の提供とすることで精度を高めている。
大田区議会として現在、議会運営委員会での運用を行っているが、今後は各常任・特別委員会での運用も含めて試行を継続していきます。
◆沖縄県議会~議会改革について~
沖縄県議会基本条例の前文では、太平洋戦争後27年間における米国施政権下に置かれてきた歴史を鑑み、再び戦争の惨禍が繰り返されぬよう恒久平和の実現を目指すとし、立法院からの伝統である自由闊達な議論を尊重し、県民を代表する県議会としての役割を明確にしている。
その伝統ある県議会において平成24年に議会改革推進会議が設置され、以降、監視機能等の充実・開かれた議会・適切かつ効果的な議会運営など多岐にわたる議論を深めてきた。今年度は、タブレットの貸与等によるペーパーレス化への対応や、子ども議会・高校生議会の開催なとについて検討を進めていると伺う。この高校生議会では、通常の選挙と同様に各選挙区にある高校から選挙を行い、教育委員会より選任されるとのこと。
沖縄県の歴史、県民の信頼に全力で応えるべく、この会議も含めて県議会が日々議論を深めていることを学び、大田区議会でも議会改革に向けた新たな取組みの必要性を感じた。





